江戸時代の初め、宮本武蔵が吉岡一門の数十人と決闘した一乗寺下り松(さがりまつ)からさらに山の方へ。
狸谷山不動院の入山口で迎えてくれるのは参拝者が奉納していった「狸の置物」。
狸谷山不動院は、険しい谷の斜面を切り開いて造られました。
狸谷山不動院の境内には宮本武蔵が修行したと伝わる「武蔵之滝」もあり。
狸谷山不動院 火渡り祭
荒行を積んだ狸谷山山伏が家内安全・無病息災を願う行事。
護摩壇の残り火で火床を作り、狸谷山山伏を先頭に火渡りが始まります。続いて参詣者が火渡りおふだを手に次々と火渡りに挑む。
日時 | 2025年7月26日 毎年7月第4土曜日 |
時間 | 19:00~ 詳しくは狸谷不動明王公式WEBサイト |
料金 | 夜間特別入山料1000円(17:00より入場可) 通常10:00~15:00の入山料は500円 当日限定火渡りおふだ(500円) 特別駐車料金1000円(火渡り祭当日のみ適用) |
電話 | 075-722-0025 |
狸谷山不動院について
1718年に、朋厚法師(ともあつほうし)が狸谷山修験道の本尊として、新たに自らが刻んだ不動明王座像を安置。
狸谷山不動院の本堂は急な崖に寄り添うように建てられています。
1986年に一般の人もお参りしやすいようにと建てられました。
交通安全・厄よけ・ガン封じ祈願で知られています。
狸谷山不動院 アクセス
叡山電車「一乗寺駅」下車、徒歩約30分
詳しいアクセスを見る
大阪方面から
京阪
京阪「淀屋橋駅」・「北浜駅」・「天満橋駅」・「京橋駅」で特急[出町柳 行き] に乗車
⇒終点の「出町柳駅」下車後、叡山電鉄に乗換(出町柳駅が始発)
⇒[鞍馬 行]か[八瀬比叡山口 行]に乗車で「一乗寺駅」下車、徒歩約30分
JR
JR「大阪駅」で新快速[京都方面 行き] に乗車
⇒「京都駅」下車後、JR奈良線に乗車(JR京都駅が始発)
⇒ひと駅目の「東福寺駅」下車後、京阪本線に乗換、 [出町柳 行き] に乗車
⇒終点の「出町柳駅」下車後、叡山電鉄に乗換(出町柳駅が始発)
⇒[鞍馬 行]か[八瀬比叡山口 行]に乗車で「一乗寺駅」下車、徒歩約30分
阪急
阪急「大阪梅田駅」で特急[京都河原町 行き] に乗車
⇒終点の「京都河原町駅」下車後、1A・1B出入口から徒歩約2分の京阪へ
⇒京阪「祇園四条駅」で[出町柳 行き] に乗車
⇒終点の「出町柳駅」下車後、叡山電鉄に乗換(出町柳駅が始発)
⇒[鞍馬 行]か[八瀬比叡山口 行]に乗車で「一乗寺駅」下車、徒歩約30分
四条河原町 (京阪「祇園四条駅」) から
京阪電車 + 叡山電鉄
京阪「祇園四条駅」で[出町柳 行き] に乗車
⇒終点の「出町柳駅」下車後、叡山電鉄に乗換(出町柳駅が始発)
⇒[鞍馬 行]か[八瀬比叡山口 行]に乗車で「一乗寺駅」下車、徒歩約30分
JR京都駅から
「JR京都駅」で、JR奈良線に乗車(JR京都駅が始発)
⇒ひと駅目の「東福寺駅」下車後、京阪本線に乗換、 [出町柳 行き] に乗車
⇒終点の「出町柳駅」下車後、叡山電鉄に乗換(出町柳駅が始発)
⇒[鞍馬 行]か[八瀬比叡山口 行]に乗車で「一乗寺駅」下車、徒歩約30分
その他の行き方は、狸谷山不動院Web参照

狸谷山不動院 近くの観光スポット
近くの観光スポット
詩仙堂
狸谷山不動院から徒歩約10分にあるのが「詩仙堂」。
江戸時代の文人 石川丈山 (いしかわじょうざん) が、59~90歳まで隠栖するために建てた山荘跡。中国に強い憧れを抱いていた石川丈山は中国の山水を表現した庭園を造りました。日本の庭とは違う「唐様庭園」が楽しめます。
圓光寺
狸谷山不動院から徒歩約12分にあるのが「圓光寺」。
本堂の部屋から縁側越しに眺める十牛之庭は、まさに美しい屏風。 いつまでも眺めていたい景色が目の前に拡がります。
龍が雲間から顔を出しているように見える「奔龍庭(ほんりゅうてい)」や円山応挙の雨竹風竹図屏風(重要文化財)もオススメ。
一乗寺下り松 (さがりまつ)

狸谷山不動院から徒歩約13分にあるのが「一乗寺下り松」。
平安時代からこの辺りは、近江(現在の滋賀県)から比叡山を経て京の都へ通じる交通の要衝で、この松は古くから旅人の目印となっていました。植え継がれて、現在の松で四代目なんだそう。
江戸時代の初め、宮本武蔵が吉岡一門の数十人と決闘した伝説が有名。
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