五山送り火
「大文字」、「妙法」、「船形」、「左大文字」、「鳥居形」の5つの文字が夜の京都に浮かび上がります。
これら5つの送り火はすべて京都市登録無形民俗文化財に指定されています。
時 | 2025年8月16日 |
点火時間 | ・大文字:20:00 ・妙法:20:05 ・船形:20:10 ・左大文字:20:15 ・鳥居形:20:20 |
料金 | 無料 |

五山送り火点火の順番について
東山の大文字から順番に点火するのは冥府へお帰りになる魂への道しるべ。

西方浄土へ魂を送るという意味があります。
・亡くなった人が向かう「西方浄土」へ向いている東山の『大文字』が最初に点火。
・次に点火される「妙法」の読経によって死者の魂は鴨川を渡られる。
・鴨川を渡るのには船がいるから、その次の船形に火が点いて鴨川を渡るための「船」がお出迎え。
・最後の鳥居形に火が点り、西方浄土へ向かわれる魂の道しるべの門が開く。



五山送り火の点火の順番には意味があるんですね。
左大文字はその起源に関する伝承等は不明。
御所の池に写った東山の大文字の姿を映した等の俗説が伝わるのみ。
ちなみに、関東では「強羅の大文字焼き」があるから、五山送り火のことも大文字焼きという人がいるけど、京都で「五山送り火」を『大文字焼き』と言うと、京都人に心の中で冷笑されます(^^)



京都では「五山送り火」か「大文字」と言いましょう(^^)
大文字焼き(だいもんじやき)とは、「大」の字を象った文字を松明の炎で描く行事に対し一部で使用される俗称である。
いわゆるお盆(旧暦の7月15日頃)の時期に彼岸へ祖先の霊を送る送り火として行われることが多く、代表格である京都の五山送り火(ござんのおくりび)をはじめとして、実際には「〜焼き」という呼称は使われていない。[1]
現在、催しの名称として「大文字焼き」を採用しているのは、関東周辺の一部地域に限られる。
Wikipedia
混雑と無縁で五山送り火を鑑賞してみたいという人は下記を参考にしてください。






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