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岩倉具視幽棲旧宅 実相院とセットで観光のすすめ

岩倉具視幽棲旧宅3 / 京都 ブログ ガイド
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実相院へ行くときは、

自転車で行っています。

京都市中心部から

ぼちぼち自転車をこいで

1時間くらいです。

実相院の紅葉を見て

満足した後は、白川通か一乗寺で

ラーメンを食べて帰るのが

楽しみの一つです(笑)

いつも通り、自転車で

実相院の前の道を

東へ向かって、岩倉川沿いを

南に下って行こうと思ったんですが、

なんか、ふと、一本南の通りから

行ってみようと思いました。

目次

実相院とセットで観光のすすめ

岩倉具視幽棲旧宅1 / 京都 ブログ ガイド

すると、

「岩倉具視幽棲旧宅」という

石碑の建った門を見つけました。

そして、写真でわかるように、

白壁の中から外にせり出している

カエデの紅葉がとても綺麗だったので、

「これは、入ってみなアカン」

ということになりました(笑)

岩倉具視幽棲旧宅2 / 京都 ブログ ガイド

入ってすぐに、

見事なカエデが迎えてくれます。

それでは、

岩倉具視が住んでいた住居へ

行ってみましょう。

主屋

岩倉具視幽棲旧宅3 / 京都 ブログ ガイド

元治元年(1864)に、

大工藤吉の家を購入して、

主屋を増築したのがこの旧宅です。

昭和三年(1928)10月の

建物の修復の際、七代目小川治兵衛が

かかわっていたことが明らかになりました。

岩倉具視幽棲旧宅4 / 京都 ブログ ガイド

岩倉具視は、幕末に、

※公武合体を進めていましたが、

幕府を倒そうとする勢力によって

失脚させられてしまいました。

※朝廷と幕府が協力していくという考えで、尊皇攘夷とは相反する。

そのため、

文久二年(1862)九月から

慶応三年(1867)までの五年間、

岩倉具視は、ここで幽棲していました。

後に、維新後に活躍し、

明治新政府の右大臣になりました。

ちなみに、

今は五百円玉が一般的ですが、

昔は五百円札があり、

岩倉具視が印刷されていました。

岩倉具視幽棲旧宅5 / 京都 ブログ ガイド

メインの庭に面した部屋です。

6畳の部屋が2つあります。

岩倉具視幽棲旧宅6 / 京都 ブログ ガイド

ゆったり部屋に座って、

庭を楽しむことができました。

岩倉具視幽棲旧宅7 / 京都 ブログ ガイド

庭を挟んで、向こう側にも

2部屋あります。

岩倉具視幽棲旧宅8 / 京都 ブログ ガイド

左側が、

紅葉の庭に面している部屋です。

右側にも2部屋ありますが、

入室することはできません。

この主屋には全部で4室あります。

岩倉具視幽棲旧宅9 / 京都 ブログ ガイド

炊事場も展示されています。

岩倉具視幽棲旧宅14 / 京都 ブログ ガイド

岩倉具視が幽棲している間、

この場所に、

坂本竜馬や中岡慎太郎、大久保利通らが

訪ねてきて、相談を重ねていたそうです。

岩倉具視遺髪碑

岩倉具視幽棲旧宅10 / 京都 ブログ ガイド

対岳文庫

岩倉具視幽棲旧宅11 / 京都 ブログ ガイド

岩倉具視や幕末・維新の歴史、岩倉地域の歴史

についての書籍があります。


実相院で

石庭は、まだ見頃ではなかったんですが、

山水庭園の紅葉は綺麗だったので、

おおかた、満足はしていたんですが、

塀の中から見える紅葉が綺麗だったので、

頭の中はラーメンになっていましたが、

少し寄ってみよう、ということになりました。

結果は・・・・、

大正解でした。

岩倉具視幽棲旧宅12 / 京都 ブログ ガイド

まず、

1.観光客が少ないということ

2.紅葉が綺麗であること

1.は、去年までの私のように

実相院へ行った後は

ほとんどの人が、

実相院の前から出ている

バスかタクシー(自転車)で

帰ってしまうからでしょう。

岩倉具視幽棲旧宅13 / 京都 ブログ ガイド

そして、

岩倉具視幽棲旧宅が、

国指定史跡で京都市が

管理しているからかもしれません。

あんまり、

一生懸命アピールしていないような感じです。

もうちょっと頑張って、

実相院のバス停なんかにも

コマーシャルでもすれば、

人は訪れると思いますが・・・・。

ともかく、

観光客が少なく、

ゆったり紅葉を楽しめるのは、

大変ありがたいことです。

岩倉具視幽棲旧宅ホームページ

京都市左京区岩倉上蔵町100

TEL & FAX: 075-781-7984

開館時間:9:00~17:00(入場は16:30まで)

大人300円,中高生200円,小学生100円

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