聖徳太子 没後1400年
「 聖徳太子 没後1400年 」
2021年が, 聖徳太子 ( しょうとくたいし ) の没後1400年にあたります。 勘違いして2022年が, 没後1400年と思っていた (笑)
せっかく, 記事を書いたのでアップします。 ちょっと遅めだけど, ご了承ください m(_ _)m
聖徳太子といえば, 奈良や大阪の四天王寺建立のイメージが強いけど, 実は, 京都にも聖徳太子のゆかりのスポットがあります。
聖徳太子
昭和生まれの人間としては, 1万円札ですごく馴染みが深い。 やっぱり1万円には聖徳太子が一番似合う ! ! と思っています (^^)
聖徳太子は飛鳥時代の皇族で, 政治家。 遣隋使の派遣で,大陸の文化や制度をとりいれて, 天皇を中心とした国造りを目指しました。 仏教を厚く信仰していたことでも有名。
聖徳太子といえば, 昔の1万円札のイメージだけど, もうひとつは, 一度に何人もの話を聞いて, 聞き直すことなく, 全ての人に的確に返答したという故事。 子供の頃に, その話を聞いて, ほんまにそんなことが出きるんかいな ! ? って思っていた。
聖徳太子 ゆかりのスポット 【六角堂】
京都で聖徳太子ゆかりのスポットで, 一番初めに思い出したのが, 「 六角堂 」。
聖徳太子が, 四天王寺建立のために, 材料を探しにこの場所へ訪れたときに, お告げがあったために, 御堂を建てて観音像を安置したのが六角堂の始まり。
本堂には, 聖徳太子の持仏と伝えられる本尊 如意輪観音像, 親鸞像, 毘沙門天立像 ( 重要文化財 ) などを安置しています。
境内の北側ににある池に浮かぶように『 太子堂 』が佇んでいます。 聖徳太子を祀っています。
六角堂の正式名称は, 紫雲山 頂法寺といいます。
本堂が, 六角形であることから, 一般には, 「 六角堂 」の名前で親しまれています。
六角堂 アクセス
地下鉄 「 四条駅 」 , 阪急 「 烏丸駅 」 21番出入口から徒歩約5分, 地下鉄「 烏丸御池駅 」5番出入口から徒歩約3分。 六角通烏丸東入ルにあります。
所在地 | 京都市中京区六角通東洞院西入ル堂之前町 ※クリックでGoogleマップ 上ル下ル西入東入について |
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電話 | 0 7 5 - 2 2 1 - 2 6 8 6 |
拝観時間 | 6 : 0 0 〜 1 7 : 0 0 ( 納経時間 8 : 0 0 〜 1 7 : 0 0 ) |
拝観自由 |
聖徳太子 ゆかりのスポット 【上品蓮台寺】
上品蓮台寺 ( じょうぼんれんだいじ ) は, 聖徳太子の創建と伝えられ, 当時は香隆寺といっていましたが, 天徳四年 ( 960 ) に, 宇多法皇の祈願により, 寛空 ( かんくう ) 僧正が再建し, 寺号を上品蓮台寺と改めたといわれています。
当時は, 広大な寺域を誇っていましたが, 応仁の乱によって焼失。 文禄年間 ( 1592 ~ 96 ) に, 性盛上人が復興し, この付近の蓮台野一帯に, 十二の子院を建立したことから「 十二坊 」の名で知られるようになりました。
春は, 門をくぐってすぐにある綺麗な枝垂桜が迎えてくれます。
上品蓮台寺 アクセス
京都市バス「 千本鞍馬口 」バス停下車徒歩約1分。 千本通鞍馬口上ルにあります。
上品蓮台寺 ( 京都市観光協会 )
所在地 | 京都市北区千本通鞍馬口上ル 紫野十二坊町33−1 ※クリックでGoogleマップ 上ル下ル西入東入について |
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電話 | 0 7 5 - 4 6 1 - 2 2 3 9 |
聖徳太子 ゆかりのスポット 【寂光院】
寂光院は, 推古2年 ( 594 ) に, 聖徳太子が父である用明天皇の菩提を弔うために建てられたといわれています。 本尊の六万躰地蔵菩薩 ( 重要文化財 ) は, 用明天皇の弔いと万民平和安穏のために造られました。
平安時代に寂光院に住んでいた建礼門院が, 地元大原の人から献上された夏野菜と赤紫蘇の漬物の美味しさに感動し, 「 柴葉漬 」と名付けたそう。
寂光院 アクセス
【 京都駅から大原 】
京都バス17系統乗車で, 約60分。
【 地下鉄「 国際会館駅 」から大原 】
京都バス19系統乗車で, 約25分。
【 京阪「 出町柳駅 」から大原 】
京都バス17系統乗車で, 約30分。
京都バス「 大原 」停留所下車, 徒歩約15分で寂光院。
所在地 | 京都市左京区大原草生町676 ※クリックでGoogleマップ 上ル 下ル 西入 東入について |
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電話 | 0 7 5 - 7 4 4 - 3 3 4 1 |
拝観時間 | ・3月1日~11月30日 9 : 0 0 ~ 1 7 : 0 0 ・12月1日~12月31日 9 : 0 0 ~ 1 6 : 3 0 ・1月1日~1月3日 10 : 0 0 ~ 1 6 : 0 0 ・1月4日~2月28日 ( 29日 ) 9 : 0 0 ~ 1 6 : 3 0 |
拝観料 | 高校生以上600円, 中学生350円, 小学生100円 |
聖徳太子 ゆかりのスポット 【法観寺 八坂の塔】
東寺の五重塔と並んで, 京都 東山のシンボルが, 「 八坂の塔 」。 正式には, 法観寺 ( ほうかんじ ) の五重塔。
五重塔は, 崇峻天皇 ( すしゅんてんのう ) 5年 ( 592年 ) に, 聖徳太子が如意輪観音の夢のお告げによって建てたといわれています。
境内の太子堂に, 聖徳太子の3歳と16歳の像が安置されています。
アクセス
・市バス「 清水道 」バス停下車徒歩約3分。 市バス「 東山安井 」バス停下車徒歩約4分。
・京阪「 祇園四条駅 」1番出入口から徒歩約12分。
・阪急「 京都河原町駅 」1B出入口から徒歩約15分。
聖徳太子 ゆかりのスポット 【清凉寺 聖徳太子殿】
清凉寺のあった場所には, 一説では「 源氏物語 」の主人公である光源氏のモデルであったといわれる『 源融 ( みなもとのとおる ) 』の山荘 棲霞観 ( せいかかん ) があったといわれています。 融の没後, この地を棲霞寺としたのが清凉寺始まりとのこと。
境内にある多宝塔のすぐそば。 紅葉のアーチをくぐって行くとあるのが「 聖徳太子殿 」。 この辺りは, 楓がたくさんあり紅葉が綺麗。
アクセス
嵐電「 嵐山駅 」, JR「 嵯峨嵐山駅 」から徒歩約15分。 阪急「 嵐山駅 」から徒歩約22分。
所在地 | 京都市右京区嵯峨釈迦堂藤ノ木町46 ※クリックでGoogleマップ |
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電話 | 075 – 861 – 0343 |
拝観時間 | 9:00 ~ 16:00、 4月 ・ 5月、 10月 ・ 11月は、 9:00 ~ 17:00 |
拝観料 | 一般:400円 、中学生・高校生:300円、小学生:200円 |
霊宝館特別公開 | 月 ・ 5月、 10月 ・ 11月 |
本堂霊宝館共通券 | 一般:700円 、 中学生 ・ 高校生:500円 、 小学生:300円 |
聖徳太子 没後1400年 まとめ
聖徳太子は, 飛鳥時代の人物だから, 奈良のイメージがあるけど, 意外と京都にも聖徳太子ゆかりのスポットがあります。 聖徳太子没後1400年の機会に奈良だけじゃなくて, 京都でも聖徳太子を感じてみては。
※ 拝観時間 ・ 拝観料等は変更されることがありますので, 寺院にご確認ください。 万が一, 間違っていたとしても, 責任は負いかねます。 予めご了承ください。
参考 : Wikipedia
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