「 嵐山 桜 2020 」
残念ながら, あいにくの花曇。 阪急電車に乗って嵐山まで来ました。 いつもならたくさんの人が渡月橋方面へと向かうけど, 今年は新型コロナウイルスの影響でやはり少なめ。
嵐山の桜 2020
嵐山公園 中之島地区
阪急嵐山駅近くの公園の入口辺りにも桜がたくさんあって, シートをひいて花見を楽しめるエリア。 今年はとにかく人が少ない。
桂川にできた中洲のエリア。 川沿いに桜が植えられていて雰囲気が良いところ。 残念ながら今年は工事をしていて, 広々とした雰囲気は感じられませんでした。
渡月橋
嵐山のシンボル的な橋。 橋を入れた風景も橋から見る嵐山も綺麗。 渡月橋の上流 ( 右側 ) は大堰川, 下流 ( 左側 ) は桂川と呼び方も変化。
天気が悪かったのが残念。 良ければ下のような景色。
渡月橋について
承和三年 ( 836 ) に弘法大師の弟子の道昌 ( どうしょう ) によって大堰川の修築が行われたときに, 橋が架けられたのが始まり。
千年以上の歴史を持ち, 橋の南に法輪寺があったため当時は,「法輪寺橋」と呼ばれていました。 後に, 亀山上皇が橋の上を月が渡る様子を見て「 渡月橋 」と名付けることに。
現在の場所より, 100mほど上流にありましたが, 保津川の開削工事の際に, 高瀬川も開削した角倉了以によって現在の場所に架け替えられました。
嵐山公園 亀山地区
渡月橋東詰から大堰川沿いに上流へ。 徒歩約3分で「 嵐山公園 亀山地区 」。
今年は時間がなかったので行かなかったけど, 登り口から約10分で展望台。 登る途中にも桜が咲いていて, 鳥の鳴き声とともに, 爽やかな雰囲気を楽しむことが出来ます。
展望台
画像は2019年4月9日 撮影。
向こうに見えるのが嵐山。 山全体に桜がちりばめられていて美しい。
北側にも展望台がるけど, こちらの方が良い眺め。
アクセス
・JR京都駅 嵯峨野 ( 山陰 ) 線 ( 31 ~ 33番線 ) から乗車。 「嵯峨嵐山駅」下車。 ( 乗車18分 )
・阪急「 京都河原町駅 」から桂駅で乗換し「 嵐山駅 」下車。 約25分。 ( 乗車17分 )
・嵐電四条大宮駅から「 嵐山駅 」下車。( 乗車24分 )
ちょっと, 寄り道。
天龍寺
暦応二年 ( 1339 ) , 後醍醐天皇の冥福を祈るために, 夢窓疎石 ( むそうそせき ) を初代住職として足利尊氏によって創建されました。
史跡 ・ 特別名勝 天龍寺庭園「 曹源池 ( そうげんち ) 」は嵐山を借景とした池泉回遊式庭園で夢窓疎石が晩年に造った庭として随一を誇るもの。 平成六年 ( 1994 ) 世界文化遺産に登録。
野宮神社
嵐山 ・ 嵯峨野には広範囲に観光スポットが点在していますが, 比較的駅から近いのでアクセスしやすいのが野宮神社。 縁結びや子宝安産にご利益があります。
訪れるまでに, 竹林に囲まれた小道を歩いていくので, 雰囲気の良さもオススメ。 その分, 多くの観光客が訪れるスポットの為, 混雑を避けたいのなら, 午前中の訪問が必須です !
常寂光寺
嵯峨野では「 宝筐院 」と共に絶対外せない紅葉スポット。 趣のある仁王門と華やかな紅葉との取り合わせが非常に魅力的。
平日の開門と同時に入っても観光客の多さは覚悟だけど, その人混みを忘れるくらいの感動が存在します。
二尊院
総門くぐり, すぐの紅葉の馬場。 参道に覆うような紅葉のトンネル。 二尊院で一番印象深い勅使門の紅葉。 本堂前から勅使門越しに見える紅葉はまさに門を額縁にした絵画のよう。
御薗亭の獅子脅しの音が響き渡る静かな空間に浸る。 二尊院もオススメです。
宝筐院
宝筐院は, 臨済宗のお寺。 平安時代に, 白河天皇のよって創建され, 当時は, 善入寺といいました。
境内に入ってすぐに訪れる光景は美しいの一言。 宝筐院でしか感じることができない体験。
嵐山 2020 まとめ
2020年は, 新型コロナウイルスの影響で, さすがの嵐山でも観光客が少ない状況でした。 桜のシーズンなら平日でもかなり多いけど, 渡月橋もそれほどでもなかったですね。
ただ, 人間が右往左往しているときでも, 自然は同じように美しい姿を見せてくれていることを改めて実感。
今年は中之島公園や嵐山の対岸で洪水予防の工事があったけど, 相変わらず綺麗な風景を見ることが出来ました。 もうちょっと天気が良かったらなー。
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