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京都 桜 洛東 哲学の道 2018 地元では、関雪桜。

京都 桜 洛東 哲学の道 5 / 京都 ブログ ガイド

「 京都 桜 洛東 哲学の道 」

大正時代、哲学者の西田幾多郎 ( きたろう ) が好んで散策したことから

「 哲学の道 」と呼ばれるようになりました。

若王子橋から銀閣寺橋の約2kmの間に琵琶湖疎水の分線沿いに遊歩道が整備されています。

目次

地元では、 関雪桜と呼ばれています。

京都 桜 洛東 哲学の道2 / 京都 ブログ ガイド

この 哲学の道 沿いに咲く桜は、「 関雪桜 」とも呼ばれています。

橋本関雪

橋本関雪 ( 1883 ~ 1945 ) は、明治時代後半から昭和20年まで数多くの名作を残した近代日本画の巨匠です。

哲学の道の西側に建つ「 白沙村荘 ( はくさそんそう ) 」は、庭園や建物も関雪自らが手掛けた邸宅で橋本関雪記念館として公開されています。

なぜ 、関雪桜と呼ばれているのか ?

橋本関雪が画家として大成するまで、かなり苦労をしたようです。

そのため妻の ” よね  ” が少しずつ「 へそくり 」をしていました。但し思っていたよりも早く画家として身を立てられるようになってきたので、貯めていた「 へそくり 」が必要なくなってきたそうです。

その使い道を考えていたところ、何かの記念に使うべきでは、ということになりました。

京都 桜 洛東 哲学の道3 / 京都 ブログ ガイド

だったら、 そのへそくりで哲学の道に桜を植えようということになりました。

その後も関東大震災の慰霊のためや妻の ” よね  ” が亡くなってしまったためになど、ことあるごとに哲学の道に桜を植えていきました。

夫婦の思いが入った哲学の道の桜は、いつの頃からか「 関雪桜 」と呼ばれるようになりました。

今、私たちが哲学の道で桜を楽しめるのも、橋本関雪と妻の ” よね  ” のお陰ですね。

哲学の道を散策

清流亭の桜 」を見た後に、住宅街の中をすり抜け、永観堂の前を通って「 哲学の道 」へ向かいます。

京都 桜 洛東 哲学の道1 / 京都 ブログ ガイド

「 哲学の道 」の南の端から( 若王子橋の方から )入っていきます。

満開の桜が出迎えてくれます。哲学の道は横に琵琶湖疎水の分線が流れ桜の雰囲気を一層引き立ててくれます。

京都 桜 洛東 哲学の道4 / 京都 ブログ ガイド

余談ですが、6月頃にはこの小川には蛍が舞います。

銀閣寺が近づいて来るにつれ、人が増えてきます。「 哲学の道 」は銀閣寺の方から入るのが一般的なので、仕方がないですね。

人の少ないオススメスポット

この辺りは人が多いんですが、オススメスポットもあります。

白川通を渡って、西 ( 鴨川 ) の方へ行きましょう。

白川通から向こうへも疏水が続き、桜も同じように続いています。

疎水沿いの桜 / 京都 ブログ ガイド

でも観光客は白川通を渡ってまで桜を見に来ないので、人はかなり少なくなります。

ラーメンの「 ますたに 」に来る観光客くらいじゃないでしょうか。人は少ないですが、桜はちゃんと咲いているので心配ありません。ゆったり歩きながら楽しむことができますよ。

もし、 もう少し余裕があるとしたら、疏水に沿って歩いて行ってください。

疎水沿いの桜 / 京都 ブログ ガイド

その先疎水は住宅街の中を流れていて、疏水沿いに桜が咲いているので、私たちを楽しませてくれます。

そして地元の人だけなので、観光客は皆無です !

北白川伊織町の枝垂れ桜

めぞん一刻の桜2 / 京都 ブログ ガイド

住宅街の桜を楽しみながら進んでいくと、北白川伊織町の枝垂れ桜の場所にたどり着きます。

疎水沿いの桜が途切れるのがこの辺りです。「 哲学の道 」の桜を楽しんでいて、「この桜はどこまで続いているんやろ?」と思って進んでいくと見つけたのが、この枝垂れ桜です。

今年は、少し早かったようです。満開とはいきませんでした。

めぞん一刻の桜1 / 京都 ブログ ガイド

まるでめぞん一刻のようなアパートに咲いているので、「 めぞん一刻の桜 」って、勝手に命名しています。

とにかく迫力があり、見事な枝垂れ桜です。初めて見つけてから毎年見に訪れています。

オススメの桜めぐりコース

自転車や足に自信があれば、岡崎琵琶湖疎水⇒インクライン⇒南禅寺⇒哲学の道とめぐる南禅寺 桜モデルコースがオススメ。

全行程約4,5km, ちょっと歩く距離は長いけど、普通に歩いて約1時間。

桜を楽しみながらだったら、1時間30分~2時間もあれば廻れると思います。

市バス「銀閣寺道」バス停から哲学の道⇒南禅寺⇒インクライン⇒岡崎琵琶湖疎水という上のルートと逆をたどってもOK。

哲学の道 アクセス

哲学の道 の地図

・白川今出川辺りから南下する場合は市バス「銀閣寺道」バス停から徒歩約2分。
・若王子橋から北上する場合は市バス「東天王町」バス停から徒歩約10分。

詳しいアクセスを見る

哲学の道を南下する場合 市バス「銀閣寺道」バス停へ

京都駅前バスターミナル ( JR中央口前 ) から

JR京都駅の中央口 ( 京都タワー側 ) の前にあるのが京都駅前バスターミナル

A1乗場5号系統 四条烏丸・平安神宮・銀閣寺・岩倉 行き
A2乗場17号系統 四条河原町・銀閣寺 行き
下車銀閣寺道バス停下車, 徒歩約2分で「哲学の道」

四条河原町から

四条河原町バス停は、A~Hの合計8か所。 行先によって乗車する停留所は違います。

C乗場17号系統 出町柳駅・百万遍・銀閣寺 行き
E乗場203号系統 祇園・熊野・銀閣寺 行き
H乗場5号系統 岡崎公園・平安神宮・銀閣寺・岩倉 行き
32号系統 平安神宮・銀閣寺 行き ( 32号系統は銀閣寺前バス停の方が哲学の道に近い )
下車銀閣寺道バス停下車, 徒歩約2分で「哲学の道」

哲学の道を北上する場合 市バス「東天王町」バス停へ

京都駅前バスターミナル ( JR中央口前 ) から

JR京都駅の中央口 ( 京都タワー側 ) の前にあるのが京都駅前バスターミナル

A1乗場5号系統 四条烏丸・平安神宮・銀閣寺・岩倉 行き
下車東天王町バス停下車, 徒歩約10分で「哲学の道」

四条河原町から

四条河原町バス停は、A~Hの合計8か所。 行先によって乗車する停留所は違います。

E乗場203号系統 祇園・熊野・銀閣寺 行き
H乗場5号系統 岡崎公園・平安神宮・銀閣寺・岩倉 行き
32号系統 平安神宮・銀閣寺 行き
下車東天王町バス停下車, 徒歩約10分で「哲学の道」

※京都市バスの掲載内容は京都市バス時刻表で確認してください。万が一、間違っていたとしても責任は負いかねます。予めご了承ください。

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