京都へ旅行に来て、
最初に目にするランドマークと言えば、
「京都タワー」ではないでしょうか。
泊まるホテルが十条側(京都駅の南側)にある場合は別ですが、
ほとんどの場合は、
JR京都駅に着くと京都タワー側(烏丸口側)に向かいます。
烏丸口の改札口を出て京都駅ビルの外に出ると、
「京都タワー」が旅人を迎えてくれます。
その京都タワーの地下1階~地上2階部分が、
2017年の4月にリニューアルされ、
旅人を迎える「KYOTO TOWER SANDO」
として新しく生まれ変わりました。
地元京都人だけではなく、
京都へ何度も訪れている大人の女性観光客、
そして増え続けている外国人観光客をメインターゲットにし、
京都駅周辺にはなかった地元京都のお店を集めています。
KYOTO TOWER SANDO 由来
施設名称の”SANDO”とは、
京都駅と京都の街を繋ぐ「参道」のような場所でありたいということ、
「集う・憩う」、「買う・探す」、「学ぶ・遊ぶ」
という三つの要素が楽しめる場所、
さらに自宅でも職場でもない3つ目の場所としての
「Third place(サードプレイス)」でありたい
という意味があるようです。
地下1階 美食 FOOD HALL
フードコート風になっているので、
気軽に注文できて、
色んなお店の味を試すことができます。
地元京都で有名な店が多く出店しているので、
旅行客だけでなくて
地元の京都人も楽しめると思います。
ターゲットにしているのが、
京都へ何度も訪れている大人の女性観光客
ということなので、
FOOD HALLもおしゃれな雰囲気です。
お店のカウンターでも食べることができますが、
買ったものをテーブルに持って行って
食べることもできます。
地上1階 お土産マーケット
こちらは旅行客の為のフロア。
この階だけで、
代表的な京都土産は全て揃うと言っても
過言ではないでしょう。
JR京都駅まですぐなので、
ここでお土産を買って、帰りの列車に乗る
というパターンが増えると思います。
京都タワーの展望券売り場もあります。
地上2階 体験 WORK SHOP
私は京都タワーサンドの一番の「ポイント」は、
この階にあると思っています。
度々このブログでも言っていますが、
京都のインバウンド (外国からの観光客)は
増え続けていきます。
よほどのマイナス要因がない限りは。
一時、中国人観光客の爆買いが話題になりましたが、
今は日本旅行をするときに
何を重視するのかと言えば「体験」です。
これは中国人に限らず、
西洋人にも同じことが言えます。
日本に来る目的が、買い物だけではなく、
日本の料理(懐石料理などだけでなくて庶民的な料理も)や
日本文化の体験へ移ってきています。
その意味で、この駅近で、
さまざまな日本文化の体験ができるのは、
インバウンド客にとってめっちゃ便利だと思います。
実際に、
食品サンプル体験の店員さんに聞いたんですが、
お客さんの半分以上は、外国人だそうです。
大阪のミナミにある道具屋筋でも
商品サンプルを買って帰る外国人が多いようですが、
その作り方を体験できて、
自分で作ったものを形として
持って帰れるのが人気なのでしょう。
小さいし、かさ張らないですからね。
所在地 : 京都府 京都市 下京区 烏丸通七条下る 東塩小路町 721 – 1
営業時間 : 1F ・ 2F : 9:00 ~ 21:00、 B1F : 11:00 ~ 23:00
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