【京都で除夜の鐘】お寺で108の煩悩を一つずつ払い清々しい新年を迎える
大晦日といえば、「除夜の鐘」。
一般的に108回撞かれ、人間の持つ108の煩悩を一つずつ払うという仏教行事。
この鐘の音を聞きながら、旧年の煩悩を取り除き、清々しい気持ちで新年を迎えるという風習です。
京都でも大晦日に多くのお寺で除夜の鐘が行われます。

一般の人も除夜の鐘に参加できるお寺もあるんです。
今回は、京都で除夜の鐘を行う寺院を大晦日に終夜運転をしている京阪沿線を中心にピックアップしてお届けします。
大晦日の終夜運転について
最近は終夜運転を行わない電鉄会社が増えてきた。
そんな中でも、大晦日から元日にかけて終夜運転をしているのが「京阪電車」。
※京阪電車は大晦日の終夜運転を行います(京阪電車公式WebのPDF)
京都では沿線に「石清水八幡宮」や「伏見稲荷大社」、「八坂神社」、「平安神宮」、「下鴨神社」などがあるのが大きい。
京都で除夜の鐘をついてから京阪電車で帰ってもいいし、そのまま上の神社へ初詣へ行ってもOK。
ちなみに、大阪環状線(内回り・外回り)は3時頃まで約10分間隔で運転しています。
⇒大晦日 臨時列車運転のお知らせ(JR西日本公式WebのPDF)



時間配分を間違えなければ、京都で除夜の鐘をうって、初詣をしてからでも帰宅できると思います。
京都で除夜の鐘を行うお寺
知恩院
京都の除夜の鐘といって、一番最初に思い浮かべるのは「知恩院」。
テレビの中継などで全国的にも有名です。
一般参加はできないけれど、僧侶17人が呼吸を合わせて行う除夜の鐘はダイナミックで大迫力。
✓知恩院 除夜の鐘の見どころやアクセス等は下記を参照してください。


高台寺
豊臣秀吉の正室である北政所が秀吉の冥福を祈るため建立した寺院が京都東山にある「高台寺」。
その高台寺で12月31日の大晦日に、除夜の鐘をつく体験ができるんです。



豊臣秀吉の妻・ねねが建立した由緒ある高台寺でつく鐘の音は格別。
高台寺では「元日夜間拝観」も行っています。
夜間拝観・ライトアップを楽しみ、除夜の鐘をついて、境内にある「高台寺天満宮」で初詣も可能。


✓高台寺 除夜の鐘の整理券やアクセス等は下記を参照してください。


智積院
七条通の東の突き当たりにあるのが「智積院」。真言宗智山派三千ヵ寺の総本山です。
百八煩悩を滅除し、除災招福を祈るもので、一般人も鐘を撞くことができます。
✓智積院 除夜の鐘の参拝方法やアクセス等は下記を参照してください。


百万遍知恩寺
京都の百万遍(東大路今出川)の北東すぐ、京大の今出川通を挟んだ北側にあるのが「百万遍知恩寺」。
京都の人々からは「百萬遍さん」として親しまれています。
✓百万遍知恩寺 除夜の鐘の整理券やアクセス等は下記を参照してください。


天龍寺
天龍寺は京阪沿線ではないけど、宿泊や車で行ける人は参考にしてみてください。
格式のある禅寺である京都 五山に数えられる天龍寺でつく除夜の鐘は格別。



清々しい気持ちで新年を迎えられる良い体験になると思います。
✓天龍寺 除夜の鐘の整理券や駐車場等は下記を参照してください。


京都で除夜の鐘を行うお寺 まとめ
どうでしたか。京都で除夜の鐘を行うお寺を5つあげてみました。
知恩院以外は、一般人も参加できるのが嬉しいところ。
除夜の鐘を終えて、帰りのことも考えて計画を立ててみてください。




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