哲学の道 2021 琵琶湖疎水沿いに続く桜並木

哲学の道 2021 / 京都ブログガイド

哲学の道 2021

 

「 哲学の道 2021 」

幕末までは日本の政治の中心だった京都。 明治になって, 天皇が東京へ行ってしまい ,経済活動も停滞することに。 そんな沈んだ京都を元気にするために行われたのが,「 琵琶湖疎水事業 」。

琵琶湖の水を京都まで引いてくるという大事業でした。 その疎水の分線沿いに横たわるのが, 『 哲学の道 』。 春の京都の主役のひとつです。

琵琶湖疎水沿いに続く桜並木

哲学の道 2021 / 京都ブログガイド

写真は, 「哲学の道」の南端の若王子橋辺り。

北は白川今出川辺りから, 南は若王子橋辺りまで2km以上にわたって, 琵琶湖疎水の分線沿いに延々と桜並木が続いています。

哲学の道桜アップ / 京都ブログガイド

満開が過ぎて, 散った花びらが疎水を流れていく様子もめっちゃ綺麗。

哲学の道の由来

哲学の道 2021 / 京都ブログガイド

大正時代, 哲学者の西田幾多郎 ( きたろう ) が好んで散策したことから「 哲学の道 」と呼ばれるようになりました。

哲学の道の桜

哲学の道 2021 / 京都ブログガイド

西田幾多郎が散歩していた時には, 今のような桜並木はまだありませんでした。 実は, 「哲学の道」に桜が植えられているのかには理由があります。

明治時代後半から昭和20年まで数多くの名作を残した近代日本画の巨匠 橋本関雪 ( 1883 ~ 1945 ) 。 ただ, 橋本関雪が画家として大成するまで, かなり苦労をしたよう。

そのため妻の ” よね ” が少しずつ「 へそくり 」をしていました。 但し思っていたよりも早く画家として身を立てられるようになってきたので, 貯めていた「 へそくり 」が必要なくなってきました。

哲学の道 2021 / 京都ブログガイド

その使い道を考えていたところ, 何かの記念に使うべきでは, ということに。 そして, そのへそくりで哲学の道に桜を植えようということになりました。へそくりは結構な額だんたんでは (笑)

その後も, 関東大震災の慰霊のためや妻の ” よね ” が亡くなってしまったためになど, ことあるごとに哲学の道に桜を植えていくことに。 夫婦の思いが入った哲学の道の桜は, いつの頃からか地元では「 関雪桜 」と呼ばれるようになりました。

今, こうして私たちが哲学の道で桜を楽しめるのも, 橋本関雪と妻の ” よね ” のお陰 (^^)

ちなみに, 哲学の道の北の端辺りに, 「 白沙村荘 橋本関雪記念館 」があります。

大島桜 / 京都ブログガイド

一番多いのは, 染井吉野。 数は少ないけど白い大島桜も薄紅色に彩を添えている。

哲学の道 2021 / 京都ブログガイド

哲学の道の北端辺り。 ちょうど, 「 白沙村荘 橋本関雪記念館 」 の北。 この辺りは疎水の両側に桜が植えられていて, 一番薄紅色の濃いところ。 歩いていても気持ちがいい。

哲学の道 2021 まとめ

哲学の道 2021 / 京都ブログガイド

8~9分咲きで, 満開まであと少し。 今年は観測史上最も早い開花だったから, いつもの年より見頃の判断が難しかった。 できれば, 疎水を覆う雲のような桜を観たかったなー。 まー贅沢か (^^)

2020年 哲学の道 桜

2019年 哲学の道 桜

2018年 哲学の道 桜

 

哲学の道 アクセス

桜アップ / 京都ブログガイド

・ 白川今出川から南下する場合
市バス5系統 ・ 17系統 ・ 32系統 ・ 100系統 ・ 102系統 ・ 203系統 ・ 204系統乗車にて, 「 銀閣寺道 」バス停下車, 徒歩約1分。

・ 若王子橋から北上する場合
市バス5系統 ・ 17系統 ・ 100系統 ・ 102系統 ・ 203系統乗車にて, 「 東天王町 」 バス停下車, 徒歩約10分。

哲学の道 散策ポイント

私は自転車で南の若王子橋から北上していくけど, 2km以上歩くのはしんどいから, 全行程を歩く必要もないです。 どちらかといえば北の方が桜の密度が濃いから, 「 銀閣寺道 」バス停で下車して, 散策するのが良いと思います。 銀閣寺や橋本関雪記念館も近くだし。

人混みをなるべく避けたいのなら, 南の若王子橋から進むのが良いでしょう。 秋は永観堂から流れてくる人が多いけど, 春は南禅寺から歩いてくる人は少ないから。

近くの観光スポット

銀閣寺

正式名称を 「 東山慈照寺 」 といい, 相国寺の塔頭寺院の一つ。 室町幕府八代将軍 足利義政によって造営されました。 銀閣 ・ 銀沙灘 ( ぎんしゃだん ) などの造形物も確かに良いものだけれど, それ以上に印象的だったのは, 庭園。素晴らしく手入れの行き届いた美しい庭園に包み込まれて, 造形物が一層輝きを増し, 見るものを感動させてくれます。

銀閣寺 ( 哲学の道の北端付近にある銀閣寺橋から徒歩約3分 )

永観堂

京都の紅葉スポットとしては指折りなのが, 永観堂。 放生池の周辺に紅葉が散りばめられ, 見るものを魅了させてくれます。 紅葉だけが注目されがちだけど, 山の斜面を利用した境内の建物も, ゆっくり時間をかけてみる価値ありです。

永観堂 ( 哲学の道の南端にあるから若王子橋から徒歩約4分 )

近くのラーメン屋

中華そば ますたに

創業が昭和23年( 1948 )

背油ちゃっちゃの京都ラーメンといえば「 中華そば ますたに 」。 昔から変わらず美味しい京都ラーメン ( 中華そば ) を提供してくれています。「 中華そば ますたに 」の前も疎水が流れていて, 綺麗な桜並木が続いています。

中華そば ますたに ( 白川今出川から徒歩約1分 )

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2 件のコメント

  • こんにちわ!
    哲学の道懐かしいです。
    京都に行く時何度か訪れたことあります。
    桜並木の由来も知りませんでした。

    機会があれば桜の時期にまた訪れたいです。
    ありがとうございます!

    • ネコシバ 様

      閲覧・コメント、ありがとうございます。

      私もブログを書くまで哲学の道に植えられている桜の由来は知りませんでした。
      すごいヘソクリですね(笑)

      これからもよろしくお願いします。

      Kei

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