京都【平等院 午年】冬期企画展「馬描(か)ける春」2026年2月1日まで
平等院 馬描(か)ける春
2026年の干支である「午(うま)」にちなんだ展示。
初公開資料を中心に、新春を祝う華やかな内容となっています。
| 期間 | 2025年12月16日~2026年2月1日 |
| 場所 | 平等院 鳳翔館ミュージアム |
| 時間 | 9:00~17:00(受付終了 16:45) |
| 拝観料 | 大学生以上700円、中高生400円、小学生300円 |
| 連絡先 | 0774-21-2861 |
平等院「馬描(か)ける春」見どころ
干支「午」にちなんだ馬の展示物
古来より馬は神の乗り物(神馬)や、力強さ・躍動感の象徴として描かれてきました。
平等院が保管してきた馬にまつわる絵画や工芸品が展示。
特に「馬描ける春」というタイトル通り、新年の幕開けにふさわしい勢いのある作品が選ばれています。
迎春を彩る所蔵作品
馬だけでなく、新春を寿ぐための吉祥文様や、おめでたい主題の作品もあわせて展示。日本の伝統的な正月の空気感を楽しむことができます。
また鳳翔館ミュージアムでは、数々の国宝や重要文化財を拝観することができます。

国宝の梵鐘・雲中供養菩薩・鳳凰1対など。これらだけを目にするだけでも値打ちがある。
平等院 見どころ
鳳凰堂


鳳凰堂の内部は追加料金300円で拝観可能。案内の人が中で5分くらい説明してくれます。
本尊は平安時代後期の仏師 定朝(じょうちょう)が彫った高さ2M80CMの「阿弥陀如来坐像 (国宝)」。



私も拝観したことがあるけど、自然と手を合わせてしまうほど圧倒的な存在感があります。一度は拝観しておいて損はないと思います。
また、鳳凰堂内部の白壁にあるのは52体の「雲中供養菩薩(国宝)」。
全て雲に乗った菩薩様で、色々な楽器を演奏していたり、舞を踊っておられます。鳳凰堂内部の半分は本物で、もう半分はミュージアムで展示されています。
平等院 阿字池 ( あじいけ )


鳳凰堂の前に広がるのは池と建物が一体となった「浄土式庭園」。
阿字池は極楽にある「宝池(ほうち)」を表し、鳳凰堂と池を含む庭園全体が一体となって「 極楽浄土 」の風景を表現しています。
この眺めを昔の人が見たなら、本当に「極楽浄土」はこんなところなんだろうと、おぼろげに想像できたのかもしれませんね。
その他の平等院の見どころは下記を参照してください。


平等院について
平等院は元々源氏物語の主人公「光源氏」のモデルといわれる源融(みなもと の とおる)の別荘。
平安時代に政治の実権を独占した藤原道長(966~1027)が譲り受けました。
その道長に唯一足りなかったもの。どうしても避けられなかったことが「死」。
唯一自分でどうしようもないことへの恐れが「極楽往生」を求めることとなりました。



平等院の鳳凰堂は「極楽浄土」を表しています。
平等院 アクセス
・京阪「宇治駅」から徒歩約10分
・JR「宇治駅」から徒歩約10分
近くの観光スポット
宇治公園
平等院から徒歩約1分のところにあるのが「宇治公園」。
宇治川に浮かぶ中洲が公園になっています。 ベンチもあり平等院を観光した後でゆっくり休むことができます。
紫式部が「 源氏物語 」の十帖の舞台にこの辺りを選んだことはあまりにも有名。 また源義経と木曽義仲による戦いもありました。
宇治公園と左岸に挟まれた川は宇治川本流とはうって変わって穏やかな流れ。夏は鵜飼が行われます。
宇治神社
平等院から徒歩約5分にあるのが「宇治神社」。
平安時代に平等院ができる遥か前からある宇治の産土神(うぶすながみ)の神社。 祭神の菟道稚郎子命(うじのわき いらつこの みこと)が “宇治” の由来となりました。
兄弟でお互いに天皇の座を譲り合い、ある悲劇によって天皇になったのが仁徳天皇。大阪 堺にある世界遺産の「百舌鳥(もず)・古市(ふるいち)古墳群 」の仁徳天皇陵で有名です。
宇治上神社
平等院から徒歩約7分にあるのが「宇治上神社」。
明治維新までは宇治上神社から徒歩約2分にある『宇治神社』と二社でひとつの神社として扱われていました。宇治上神社が「離宮上社(かみしゃ)」、宇治神社が「離宮下社(しもしゃ)」 と呼ばれていました。
本殿 (国宝)は、現存する日本最古の神社建築で、平安時代後期に伐採された木材を使用していることが確認されています。そして「年輪年代測定法」によって康平三年(1060)に建立されたと推測されます。
京都にある神社は応仁の乱などで被災してしまい、ほとんど江戸時代以降のものが多いから、平安時代に建築された宇治上神社の本殿や拝殿(国宝 鎌倉時代)は本当に貴重。一見の価値ありです。








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