京都【石清水八幡宮 鬼やらい神事2026】2026年2月1日
天下分け目の「天王山の戦い」があった辺り、ちょうど桂川・宇治川・木津川の合流するところの南にあるのが「男山」。
この標高143mの男山の山上にあるのが石清水八幡宮。
その石清水八幡宮で2026年2月1日に行われるのが「鬼やらい神事」です。
2026年の開催予定と、この神事ならではの特徴を詳しくまとめました。
節分とは
節分とは暦 (こよみ) での季節の始まりの日 (立春・立夏・立秋・立冬 ) の前日のこと。

豆まきを立春の前日しかしないから、節分って2月の立春の前日だけかと思っていたけど、年に4回もあるんですね。
京都でも「節分祭」は多くの神社で行われるけど、旧暦では2月の立春が新年だったから、立春の前日の節分は今の大晦日のようなもの。
現在でも日本の伝統行事では旧暦を使う場合が多いから、その年の最後の日 (立春の前日の節分) に、厄除けなどでお詣りする習慣ができました。
石清水八幡宮 鬼やらい神事2026
毎年、節分直前の日曜日に石清水八幡宮で節分行事「鬼やらい神事」が行われます。
この「鬼やらい神事」は、平安時代の宮中行事の追儺の古式を色濃く残す、非常に勇壮な節分行事。
※追儺(ついな)とは、大晦日(旧暦12月30日)に疫鬼や疫神を払う儀式(Wikipedia)
同日の12時からは、男山に涌き出る霊泉「石清水」から汲み上げた御神水で沸かしたお湯を浴びて無病息災を祈る「湯立神事(ゆたてしんじ)」も行われます。
| 日程 | 2026年2月1日(日) ※毎年、節分直前の日曜日 |
| 時間 | 15:00~ |
| 場所 | 石清水八幡宮の本殿前 |
| 連絡 | 075-981-3001 |
石清水八幡宮 鬼やらい神事の見どころ
古式ゆかしい儀式
まず「鬼やらい人」が登場し、邪気を祓うとされる桃の枝で作られた弓(桃弓)と剣(桃剣)を使い、四方(東北・東南・西南・西北)と今年の恵方に向かって儀式を行います。
弓を射抜き、剣で空を打つ際に響く「鬼やろうー!」という独特の掛け声が特徴です。
鬼の登場と退散
儀式の最中、境内に赤鬼や青鬼が現れ、参拝者を威嚇しながら暴れ回ります。
「鬼やろう」の掛け声とともに、年男・年女らが一斉に豆(福豆)を投げつけます。豆に降参した鬼たちが、本殿前の階段を転げ落ちるように逃げ去る様子は見応えあり。
3. 「鬼は外」と言わない
石清水八幡宮では、豆を撒くときに「鬼は外、福は内」とは言わず、「鬼やろう!」と叫びます。これは「鬼を追い払おう」という意味の古語に由来しています。
石清水八幡宮 鬼やらい神事 混雑
標高143mの男山の山上にあるのが石清水八幡宮。



通常、石清水八幡宮の本殿へはケーブルカーで向かいます。
鬼やらい神事にはこのケーブルカーが混み合うことが予想されるから、混雑がイヤな人はなるべく早めに乗っておくことをオススメします。



空いてる方が景色の良い後方の窓側に座れる可能性が高くなる。
ケーブルを利用しない場合は、表参道か裏参道で本殿へ向かいます。
ケーブルの混雑はないけど、最寄りの京阪「石清水八幡宮駅」から約30分。



私は下山時に裏参道しか利用したことがないけど、足に自身のない人はやめておきましょう。
石清水八幡宮について
お祀りされている応神天皇は勝負の神様としても有名な八幡様。
他の祭神は、比咩大神(ひめおおかみ)・神功皇后(じんぐうこうごう) 。
石清水八幡宮のご利益は、必勝祈願・国家鎮護・厄除開運・交通安全・安産・病気平癒など。
特に、応神天皇は「八幡さま」とよばれ、勝利・必勝祈願の神様として武家からの信仰が篤く、鎌倉・室町・江戸と武家の政権が続く間に八幡信仰が日本中へ広がっていきいました。
石清水八幡宮には楠木正成が奉納した楠(樹齢約700年のご神木 京都府指定天然記念物)や織田信長が奉納した築地塀(信長塀)や黄金の雨樋(あまどい)などが現存しています。
ちなみに、鎌倉幕府初代将軍の源頼朝は石清水八幡宮から分霊して、鎌倉の鶴岡八幡宮を創建しました。
石清水八幡宮・鶴岡八幡宮を含む全国に4万社あまりある八幡様の総本宮は、大分の宇佐神宮(八幡宮)です。


石清水八幡宮の見どころ
石清水八幡宮の見どころはたくさんあるけど、主なものをあげてみました。
「八幡大神」勝利・必勝祈願・厄除開運などのご利益


上でも書いたけど、「八幡大神」は勝利・必勝祈願の神様。
石清水八幡宮の初詣時には本殿前に、めっちゃ巨大な御神矢が取り付けられます。
楠木正成 (くすのきまさしげ) の楠


本殿から見て右手にあるのが楠木正成の楠。
建武元年(1334)に楠木正成が必勝祈願参拝の際に、奉納したと伝わる樹齢約700年のご神木。 (京都府指定天然記念物)
織田信長奉納の築地塀 (信長塀)


本殿を囲むように設置されています。
天正八年に織田信長が寄進したと伝えられています。 瓦と土を幾重にも重ねることによって、銃撃や耐火性、耐久力に優れている塀。また金色に輝く「黄金の雨樋(あまどい)」も寄進されました。※通常非公開
石清水八幡宮 (男山)とエジソン


ケーブル八幡宮山上駅から本殿へ向かう参道近くに「 エジソン記念碑 」があります。
トーマス・エジソン
傑出した発明家として知られ、生涯におよそ1,300もの発明と技術革新を行った人物。 たとえば蓄音器、白熱電球、活動写真など。 ( Wikipedia )
1879年、発明されて間もない白熱電球を、さらに長時間輝かせたいと研究していたエジソンはフィラメントの素材として「竹」に注目。 試行錯誤の末、電球の寿命を飛躍的に伸ばすことに成功しました。
そして、究極の竹を求めて探した結果、最も電球が長持ちする最高の竹を発見します。それが石清水八幡宮のある京都 男山周辺の「真竹」 だったんです!!
男山展望台
男山から京都市内が一望できます。 晴れていれば遠く比叡山や京都タワーも見えます。



めちゃめちゃ眺めが良い。


ちょうど正面の雲が山頂にかかっている山が比叡山。



その下の白い爪楊枝みたいなのが京都タワー。
石清水八幡宮の雑学
松下幸之助
現Panasonicの創業者(松下電器)で、石清水八幡宮を深く信仰していました。
松下電器(Panasonic)の初期の社章は「M」の文字を横から矢→が貫くものを採用。 この矢は石清水八幡宮の「八幡御神矢」を表したものだといわれています。
神鳩
鳩は石清水八幡宮のお使いとされています。一の鳥居など、いたるところに神鳩が。麓を走る京阪電車の先頭エンブレムの鳩マークも石清水八幡宮の神鳩が由来。
石清水八幡宮 都の裏鬼門守護
平安時代の陰陽道によれば北東の方角は鬼などの悪霊が侵入してくる方角。
そこに神社仏閣を置いて鬼などの侵入を防御しようと試みました。
平安京の大内裏 から北東へ延びる線には上京区にある「幸神社」、「赤山禅院」、「比叡山 延暦寺」、「日吉大社(滋賀県大津市)」。
そして陰陽道では北東(鬼門)と反対の南西(裏鬼門)も同じように嫌われるから、裏鬼門の守護は「石清水八幡宮」とされました。


石清水八幡宮 アクセス
京阪「石清水八幡宮駅」下車の後、ケーブルと徒歩の2つの参拝方法があります。
詳しいアクセスを見る
京都方面から
京阪+ケーブルカー
京阪「出町柳駅」・「三条駅」・「祇園四条駅」・「七条駅」で特急[淀屋橋 行き] に乗車
⇒「中書島駅」で下車後、各駅停車へ乗換
⇒「石清水八幡宮駅」下車後、ケーブルへ
⇒ケーブル八幡宮口駅~ケーブル八幡宮山上駅下車後、石清水八幡宮の本殿までは徒歩約7分
JR+京阪+ケーブルカー
「京都駅」でJR奈良線に乗車(JR京都駅が始発)
⇒ひと駅目の「東福寺駅」下車後、京阪本線に乗換、 [淀屋橋 行き] に乗車
⇒「石清水八幡宮駅」下車後、ケーブルへ
⇒ケーブル八幡宮口駅~ケーブル八幡宮山上駅 下車後、石清水八幡宮の本殿までは徒歩約7分
大阪方面から
京阪+ケーブルカー
京阪「淀屋橋駅」・「北浜駅」・「天満橋駅」・「京橋駅」で特急[出町柳 行き] に乗車
⇒「樟葉駅」で下車後、各駅停車へ乗換
⇒「石清水八幡宮駅」下車後、ケーブルへ
⇒ケーブル八幡宮口駅~ケーブル八幡宮山上駅 下車後、石清水八幡宮の本殿までは徒歩約7分
その他の行き方は、石清水八幡宮Web参照
ケーブル
京阪「石清水八幡宮駅」下車、徒歩約30秒の石清水八幡宮参道ケーブルへ。
ケーブル八幡宮口駅~ケーブル八幡宮山上駅 (3分 片道300円)
下車後、石清水八幡宮の本殿までは徒歩約7分
徒歩
表参道と裏参道があります。 本殿が南面しているから、電車が通っていないときには南にある大阪側から参拝するのには「表参道」。 北から来る京都側から参拝するのには「裏参道」が便利でした。
裏参道
京阪 石清水八幡宮駅から徒歩で参拝するのには「裏参道」が便利。
約30分で山上の本殿に到着。
ただし、結構急な石段が続くから足に自信のない人や子供連れはケーブルを利用することをオススメ。
表参道
「裏参道」よりさらに南側にあります。
駐車場
本殿まで徒歩約3分のところに駐車場もあります。
・ 普通車 終日 (8 : 30~16 : 00) 500円
・ 大型バス 終日(8 : 30~16:00) 1000円
※石清水八幡宮の初詣期間中は利用制限あり




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