
退蔵院 観月茶会
中秋の名月辺りに妙心寺塔頭「退蔵院」で、お茶会と名月鑑賞の特別イベントを2日間限定で開催。
【内容】
・通常非公開の書院でお茶席
・隠れ茶室「囲い席」を特別拝観
・退蔵院の由緒や見所の解説を聞きながらの特別拝観
・ライトアップされた庭園にある「大休庵」にて邦楽演奏を聴きながら特別精進料理
日時 | 2025年10月4日・5日 |
時間 | 17:00~ 受付 17:30~ 茶席・特別拝観 18:30~ 食事 (特別精進) 20:00~ 余香苑にてお月見鑑賞 |
場所 | 退蔵院 |
料金 | 16,500円税込(予約制) 予約・詳細 (京料理 花ごころ) |
電話 | 075-467-1666 (京料理 花ごころ) |
退蔵院について
越前 (現在の福井県) の豪族・波多野重道 (はたのしげみち) が妙心寺三世の無因禅師 (むいんぜんじ) を初代住職として、応永二年 (1395) に創建。
現在の方丈 (本堂 重要文化財) は慶長年間 (1596~1615) の建築。
退蔵院は庭好きには、特にオススメ。
いつ来ても変わらぬ美しさが見ることができる不変の庭である「元信の庭」。
変わりゆく四季の美しさを感じる可変の庭である「余香苑 (よこうえん)」。

2つの違ったタイプの庭園を見ることができます。


瓢鮎図 (ひょうねんず)


この絵は山水画の始祖といわれている如拙が足利義持の命により描いた作品で、日本最古の水墨画。
中心に描かれているのは瓢箪を持った一人の男。
川には鯰 (なまず) が描かれていて、男が鯰を捕まえようとしているように見えます。
もちろん、網でもないと捕まえるのは無理!ましてや瓢箪より鯰の方がでかいときている。
こうした無理難題をどうやって解くのか ? というのが禅問答。
将軍 足利義持は当時の京都五山の禅僧31人に答えを問うたといわれています。
そして、この難題に対してのそれぞれの答えが絵の上に記されています。
退蔵院 アクセス
・市バス「妙心寺前」バス停下車徒歩約5分
・市バス「妙心寺北門前」バス停下車徒歩約6分
・JR花園駅から徒歩約7分
詳しいアクセスをみる
大阪方面から
JR
JR「大阪駅」で新快速[京都方面 行き] に乗車
⇒「京都駅」下車後、JR山陰本線に乗換(JR京都駅が始発)
⇒「花園駅」下車、徒歩約7分
JR+市バス
JR「大阪駅」で新快速[京都方面 行き] に乗車
⇒「京都駅」下車後、京都駅前バスターミナル(京都タワー側)へ
D3乗場 | 26号系統 北野白梅町 御室仁和寺・山越 行き |
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下車 | 「妙心寺北門前」下車徒歩約6分 |
阪急+市バス
阪急「大阪梅田駅」で特急[京都河原町 行き] に乗車
⇒「烏丸駅」下車後、四条烏丸バス停へ
乗場は四条烏丸バス停(GoogleMAP)を参照してください。
E乗場(橙) | 91号系統 太秦映画村 大覚寺 行き |
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下車 | 「妙心寺前」バス停下車徒歩約5分 |
京阪+市バス
京阪「淀屋橋駅」・「北浜駅」・「天満橋駅」・「京橋駅」で特急[出町柳 行き] に乗車
⇒「三条駅」下車後、三条京阪前バス停へ
乗場は三条京阪前バス停(GoogleMAP)を参照してください。
A1乗場(青) | 10号系統 北野天満宮・御室・仁和寺 行き |
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下車 | 「妙心寺北門前」下車徒歩約6分 |
京都駅から
JR
JR「大阪駅」で新快速[京都方面 行き] に乗車
⇒「京都駅」下車後、JR山陰本線に乗換(JR京都駅が始発)
⇒「花園駅」下車、徒歩約7分
市バス
JR京都駅の中央口 ( 京都タワー側 ) の前にあるのが京都駅前バスターミナル
D3乗場 | 26号系統 北野白梅町 御室仁和寺・山越 行き |
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下車 | 「妙心寺北門前」下車徒歩約6分 |
四条河原町から
四条河原町から退蔵院へ行く市バスはありません。
阪急「京都河原町駅」で[大阪梅田 行き] に乗車「烏丸駅」下車後、四条烏丸バス停へ
乗場は四条烏丸バス停(GoogleMAP)を参照してください。
E乗場(橙) | 91号系統 太秦映画村 大覚寺 行き |
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下車 | 「妙心寺前」バス停下車徒歩約5分 |
※京都市バスの掲載内容は経年と共に変更される可能性もあるので、京都市バス時刻表で確認してください。万が一、間違っていたとしても責任は負いかねます。予めご了承ください。
退蔵院 近くの観光スポット
近くの観光スポットを見る
妙心寺
妙心寺は大好きなお寺の中の一つ。禅寺らしく必要最小限で無駄なものがなく、簡素な中に完成された美しさがあります。
甲子園球場8個分 (約十万坪) の広大な寺域で、妙心寺の境内には40近くの妙心寺派の寺院があります。境外にも多くの塔頭を持ち、石庭で有名な「龍安寺」も妙心寺の塔頭。厳かな雰囲気が漂う妙心寺は,時代劇の撮影にも度々利用されます。
妙心寺 (退蔵院は妙心寺の境内にあります)
大心院
阿吽 (あうん) 庭、正式には方丈東庭。十七の石が配置され,これらの石は仏・菩薩を表し、「そっと」手を合わせる第二の本堂としての意味が込められています。白砂と苔とで描く緩やかで優しい曲線が見るものに「安らぎ」と「平安」を与えてくれます。
そして、樹齢360年を超える霧島ツツジも春には真っ赤な色づきを見せてくれる。
大心院 (退蔵院から徒歩約3分)
桂春院
苔好き&緑好きは訪れるべきお寺。
そして、桂春院の良さがあまり伝わってないのか、集客に積極的ではないのかはわからないけど、本当に観光客が少ない!!
桂春院 (退蔵院から徒歩約7分)
法金剛院
退蔵院から徒歩約7分にあるのが「法金剛院」。
京都では数少ない律宗寺院で、五位山といいます。平安末期の姿をとどめた庭園は極楽浄土に見立てられ、極楽浄土を象徴する蓮の花の名所として特に有名で「花の寺」として知られています。
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