「 伏見 幕末めぐり 」
伏見桃山エリアは鳥羽伏見の戦いの激戦地となったこともあり、幕末関係の史跡が多く残っています。
また幕末史跡めぐりを楽しみながら、近くにある「伏見の名水」や「伏見の名酒」も一緒に楽しめる。
伏見 幕末 史跡めぐり MAP
「新選組 近藤勇 遭難の地」 以外は、京阪 「伏見桃山駅」 と近鉄 「桃山御陵前駅」 の周辺にあります。
新選組 近藤勇 遭難の地

慶応三年(1867)12月18日、伏見奉行所に陣を移していた新選組隊長 近藤勇は二条城からの軍議の帰り道、この辺りで狙撃されました。弾は左肩に命中したけど、致命傷にはならず、馬を飛ばして伏見奉行所へ逃れ、近藤は治療のために大坂へ赴きました。


清和荘さんの門をくぐって少し先に、伏見 名水の 「清和の井」 が湧き出ています。




【新選組モデルコース】
御香宮神社


御香宮神社は鳥羽・伏見の戦いで薩摩藩の本営となり、大砲を設置し、伏見奉行所を攻撃しました。
今から1100年前の平安時代に境内から水が湧き出し、辺りに良い香りが辺りに漂い、この水を飲むとたちまち病気が治ったことから、清和天皇から「御香宮」の名前を賜ったそう。
「御香水」は全国名水百選に選ばれています。
伏見奉行所跡





現在は団地となっています。
鳥羽・伏見の戦いでは薩摩藩の本営となった御香宮神社から大砲が打ち込まれ、伏見奉行所は焼け落ちてしまいました。
実際に伏見奉行所跡と御香宮神社を訪ねてみるとわかるけど、直線距離で200M位。距離的に近いうえに、地形的には伏見奉行所より御香宮神社の方が高い位置にあり、ここから薩摩藩などが大砲を打ち込めば、伏見奉行所はひとたまりもなかったことがよくわかります。
魚三楼 (うおさぶろう) 弾痕あと


創業250年、京都 伏見の京料理で有名な料亭。
入口に向かって、右側に弾痕あとがあります。





めちゃめちゃ生々しい。
御所の「蛤御門の弾痕あと」も生々しいけど、魚三楼の弾痕あとは「斜め」に当たっているところが鉄砲の威力を表している。
会津藩駐屯地跡 (伏見御堂)


伏見御堂は慶長年間に東本願寺 第十二代法主 教如(きょうにょ)が創建したもので、本堂は向島城の遺構を改築したと伝えられています。
慶応四年(1868)1月2日に会津藩の先方隊約200名が伏見御堂に陣を張りました。翌日の1月3日に鳥羽・伏見の戦いが始まり、伏見御堂でも本堂の畳を盾にして鉄砲の打ち合いがあったそう。この時に建物にも大きな損害が出たため、明治十八年(1885)に建て替えられました。
平成二年(1990)に建物は老朽化のため取り壊され、現在は大銀杏・鐘楼・山門が往時を偲ばせています。





現在は幼稚園になっています。
寺田屋





寺田屋では2つの大きな事件がありました。
1.薩摩藩志士粛清事件:薩摩藩尊皇派が島津久光の命で粛清された事件
2.坂本龍馬襲撃事件:薩長同盟の首謀者として恨まれていた坂本龍馬を伏見奉行所が襲撃した事件
坂本竜馬 避難の木材小屋跡


ちょうど、伏見 名酒めぐりで紹介した(株)北川本家の斜め前に位置しています。
慶応二年(1866)1月24日未明、薩長同盟の締結を仲立ちした坂本龍馬が長州藩の三吉慎蔵(みよししんぞう)と寺田屋に潜んでいたところを伏見奉行所の役人に取り囲まれました。
風呂場にいたお龍(おりょう)が、ただならぬ気配を察して二階にいた龍馬たちに急報。龍馬はピストルで応戦、慎蔵は槍で戦い、乱戦になりました。龍馬が手首に深手を負ってしまったために、寺田屋を脱出し、逃走中にこの木材屋を見つけて身を隠すことに。
慎蔵はとりあえず龍馬を木材屋に残して伏見の薩摩藩邸へ逃げ込み、その後薩摩藩の旗印を掲げた船を出して、龍馬を無事救出しました。
伏見観光
せっかく伏見で幕末史跡めぐりをするなら、「伏見名水めぐり」と「伏見名酒めぐり」をすることをオススメします。



「伏見幕末史跡」と「伏見名水」&「伏見名酒」はすぐ近くにあって一緒にまわれます。
新選組の近藤勇 遭難の地には清和の井、会津藩駐屯地跡の近くには「鳥せい本店」の白菊水(しらぎくすい)や黄桜記念館の中にも伏水(ふしみず)という名水があります。
坂本龍馬が襲撃された「寺田屋」の近くには黄桜カッパカントリー、寺田屋襲撃時に一時避難した「木材小屋跡」の川の斜め向かいには(株) 北川本家などの名酒・蔵元があります。
伏見 名水 めぐり
伏見は昔「伏水」呼ばれていたように、湧き水が豊富な土地柄。街中に多くの名水があり、伏見では生活の中に名水が密着しています。



伏見区民が気軽に伏見の名水を汲みに来ています。


伏見 名酒めぐり
良い水のある所には、良い酒が。京都 伏見にはたくさんの酒蔵・蔵元があります。そして街並みに溶け込む風景は伏見ならでは。


伏見は豊富な湧き水を使った「酒造り」が昔から盛ん。伏見にある酒蔵をめぐるモデルコース


伏見十石舟
白壁の酒蔵や柳の並木が続く、伏見ならではの景観を眺めながらゆったり進みます。



陸上を歩くのとはまた違った視点で、伏見の風情あふれる景色を楽しめる。


伏見 幕末史跡めぐり まとめ
どうでしたか。伏見の幕末史跡めぐり。
「伏見 幕末史跡めぐり」は「伏見 名水めぐり」、「伏見 名酒めぐり」の近くにある。



3つ同時に楽しめるのが伏見観光の良いところ。
魚三楼の「弾痕あと」はめっちゃ生々しくて、「鳥羽・伏見の戦い」の激戦の様子を今に伝えています。





