西明寺 2019
「 西明寺 2019 」
神護寺の紅葉を見終わり参道を降りて、 高雄橋まで戻ってきました。 ここから清滝川沿いを紅葉を楽しみながら上流へ向かって徒歩約5分で西明寺。
神護寺のような広大な境内ではありませんが、 そこかしこに紅葉が散りばめられ、 コンパクトに楽しむことができます。
清滝川沿いの紅葉

神護寺までの登りもあって、 これまでの行程でかなり歩いているけど、 清滝川沿いの紅葉を見ながら歩いていると、 5分はあっという間に過ぎてしまいます。
西明寺 2019 紅葉
入口辺り

清滝川に架かる橋を渡ると、 拝観料金所。 この橋からの紅葉も綺麗。

拝観料金所

上流の眺め。

下流の眺め。
鐘楼付近の紅葉

表門を左側へ行くとあるのが鐘楼。 この辺りは美しい紅葉が見られます。

苔庭 ( 本堂西側庭園 )

こじんまりしているけど、 綺麗に手入れされていて、 苔の緑に紅葉が映えて美しい。 丁度私が行ったときも、 お寺の人が掃除をされていました。
苔庭後ろの借景の紅葉も美しい。

本堂内部の撮影はできないけど、 内部から庭を撮るのはOK。
客殿

本堂横の客殿から見る紅葉も綺麗。

本堂と客殿の間に、 ” 水たまり ” 。
裏山の紅葉が映り込んで、 絵になります。
裏門辺り

この辺りの紅葉も綺麗。 裏門を出て、 清滝川沿いにも紅葉がいっぱい。
ちなみに、 西明寺から神護寺へ向かうには、 こっちから出た方が便利。 ここから約15 ~ 20分で神護寺楼門。
逆に、 神護寺から西明寺へ向かうときも、 裏門から入って、 表門から出るのが効率的。
苔エリア
西明寺はもちろん紅葉が綺麗ですが、 苔の緑も楽しめます。
本堂横の苔庭だけではありません。
表門辺り

西明寺 表門
門の前も苔の緑が広がります。

表門を入って右側。
2019年の紅葉は、 ここの楓が一番赤く色付いていました。 この真赤な落葉が苔の上に横たわると、 さぞ綺麗でしょう。

表門を入って左側。 燈籠付近の苔。
この辺りの苔の風景が一番好き !
本堂横

本堂横から苔庭へ通じる道にも苔がいっぱい。
客殿横の庭

ここも広範囲に、 苔が拡がっています。
紅葉は綺麗。 でも少し残念。
鐘楼付近の苔
2017年までは、 鐘楼横のベンチの回りは美しい苔で覆われていました。 まるで、緑の絨毯のよう。
2018年、 2019年と紅葉シーズンに訪れていますが、 苔エリアが徐々に消滅していっています。

2017年11月撮影

2018年11月撮影

2019年11月18日撮影
初めて西明寺を訪れた人はわからないと思いますが、 以前を知っている ” 苔好き人間 ” としては、 悲しい気持ちになりました。
ベンチがあるからなー。
西明寺について

西明寺は、 真言宗大覚寺派の準別格本山。
天長年間 ( 824 ~ 834) に、 空海 ( 弘法大師 ) の弟子智泉が、 神護寺の別院として創建し、 鎌倉時代の建治年間 ( 1275 ~ 1278 ) 和泉国 ( 現在の大阪府南西部 ) 槇尾山の自性上人が中興したと伝えられます。
その後、 正応三年 ( 1290 ) に、 後宇多天皇より名前を賜り、 神護寺から独立しました。
本堂

現在の本堂は、 徳川五代将軍の生母、 桂昌院が、 元禄十三年 ( 1700 ) に寄進したものと伝えられ、 正面の須弥壇に本尊の釈迦如来立像 ( 重要文化財 ) が祀られています。
この像は、 高さ51センチの小像で、 清涼寺 ( 嵯峨釈迦堂 ) の釈迦如来像を模して、 鎌倉時代に運慶によって造られたもの。
ちょっと、 寄り道。
神護寺
広大な寺域で雄大な紅葉を楽しむことができるのが、「 神護寺 」。 特にオススメは、 金堂への石段。
広い石段の両側にカエデがあり、 そこを金堂へと登って行くと、 まるで両側の紅葉に祝福されているような感じ (^^)
神護寺のある高雄は京都の北の山間部にあり、 市内中心部より紅葉シーズンの始まりが早いです。
西明寺 2019 まとめ

神護寺のようにダイナミックな紅葉ではないけど、 境内の所々に楓があり、 見所いっぱいのお寺。
西側庭園、 鐘楼周りの紅葉が特に綺麗。
苔がいっぱいなので、 苔好きにもオススメ。
所在地 : 京都府 京都市 右京区 梅ケ畑槇尾町 1
電話 : 0 7 5 - 8 6 1 - 1 7 7 0
拝観時間 : 9 : 0 0 ~ 1 7 : 0 0
※ 拝観時間 ・ 拝観料等は変更されることがありますので、 寺院にご確認ください。 万が一、 間違っていたとしても、 責任は負いかねます。 予めご了承ください。
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