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仁和寺 桜 圧巻の御室桜

仁和寺 桜 / 京都ブログガイド

「 仁和寺 桜 」

いつかは行こう。 いつかは行こう。 と思っていた仁和寺の遅咲きの御室桜。

やっと観に行ってきた (^^)

いつも仁和寺 ( にんなじ ) の遅咲きの御室桜が見頃になっても, それまで観た桜で完全に満足してしまい

「 もー, 仁和寺の御室桜はエエか。 」ってなってしまってた (^^)

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  • 学生時代から京都大好き
  • 20年以上京都・大阪で観光関係の仕事
  • 今は家族の理由で大阪在住。
  • その前は祇園祭の鉾町在住。
  • 一児の父さん。
目次

仁和寺 桜 見どころ

仁和寺御所庭園 ( 800円 ) と御室花まつり特別入山料 ( 500円 御室桜 ) の拝観がセットになった割引拝観券 ( 1100円 ) を購入。

まずは, ズーッと観たかった仁和寺の御室桜へ。

現在工事中の中門前で拝観券にスタンプを押してもらって, いざ仁和寺の御室桜へ。

仁和寺 桜 / 京都ブログガイド

中門をくぐってすぐ左に仁和寺の御室桜。

御室桜は樹高が低く白い花びらが豪華で華やか。

かなり広いスペースにところ狭しと御室桜が植えられています。

広く解放感のある場所に御室桜が咲き誇る光景は「圧巻」の一言。

ちょっと感動もの。

仁和寺 桜 / 京都ブログガイド

木で設えられた足場を通って仁和寺の御室桜を散策。

目の高さに御室桜の花びらがあるから, その華やかさが条件反射で脳に伝わってくる (^^)

仁和寺 桜 / 京都ブログガイド

見渡す限りの御室桜。

めっちゃ, 綺麗 ! !

仁和寺 桜 / 京都ブログガイド

御室桜の植えられているエリアの西端に足場で組まれた展望台。

御室桜と五重塔が観られるベストポイント。

展望台からは仁和寺の御室桜が一望できます。

かなり広範囲に植えられているのが良くわかる。

仁和寺 桜 / 京都ブログガイド

御室桜の雲海に五重塔が浮かんでいるような錯覚に陥ります。

仁和寺 桜 / 京都ブログガイド

御室桜と五重塔の織り成す光景に見惚れる。

撮影のワンポイント

西から東にある五重塔を観るから, 午前中は逆光になる。

逆光を避けたいのなら, 午後の訪問がベスト。

ただ, 観光客は多いけど。

混雑回避のワンポイント

仁和寺の御室桜の時期は, 二王門をくぐった先にある拝観受付はたくさんの人。

並ぶのが嫌なら駐車場そばの東門の先にある拝観受付がオススメ。

こっちは空いています。

仁和寺 境内 見どころ

五重塔周辺

たっぷりと仁和寺の御室桜を楽しんだ後はもうひとつの主役, 「五重塔」へ。

ここでは紅枝垂桜やミツバツツジの共演が楽しめます。

特にミツバツツジの鮮やかな彩りがめっちゃ印象的。

仁和寺 桜 / 京都ブログガイド

御室桜以外にも綺麗な花が観られて, 得した気分 (^^)

近くから見る五重塔は迫力満点。

この時期は花に囲まれた光景が美しい。

仁和寺の五重塔は上層から下層まで各層の幅にあまり差がみられないのが特徴。 柱や壁面には真言八祖や仏をはじめ菊花文様などが描かれています。

二王門

仁和寺二王門 / 京都ブログガイド

仁王門じゃなくて, 「二王門」。

平安時代の伝統である和様で統一された建築様式。

めちゃめちゃ壮麗で豪華。

平安京の大内裏にあった朝堂院の正門 ( 今の平安神宮 應天門 ) に似ています。

阿吽の二王像 / 京都ブログガイド

二王門の表側には, 阿吽の二王像が睨みをきかせています。

近くで見ると, 迫力満点 ! !

金堂

金堂 / 京都ブログガイド

仁和寺の本堂。

慶長十八年 ( 1613 ) に造営された御所の紫宸殿を移築したもの。

本尊は阿弥陀三尊。 仏師は運節で, 寛永二十一年 ( 1644 ) 作。

観音堂

観音堂 / 京都ブログガイド

本尊は千手観音, 脇侍は降三世明王と不動明王。

修業の場であるため通常は非公開。

御影堂

御影堂 / 京都ブログガイド

鐘楼の西にあり弘法大師像, 宇多法皇像, 仁和寺第2世性信親王像を安置。

経堂

経堂 / 京都ブログガイド

金堂の東にあるのが経堂。

内部は釈迦如来・文殊菩薩・普賢菩薩など六躯を安置し, 壁面には八大菩薩や十六羅漢が描かれています。

不動明王

不動明王 / 京都ブログガイド

石仏の不動明王に水をかけて, 一つだけ願い事をすると叶うとされています。

菅公腰掛石 / 京都ブログガイド

台座の石は菅原道真が座ったと伝えられています。

鐘楼

鐘楼 / 京都ブログガイド

通常鐘は外から見ることが出来るけど, この鐘は周囲を板で覆われていて見ることが出来ません。


御室桜と五重塔, 伽藍をひと通り観た後で, 次は「御殿」へ。

御所庭園 見どころ

仁和寺御所庭園は江戸時代と明治時代以降の庭園技術の融合, さらに宸殿などの御殿群建造物とも調和のとれた庭。

令和三年に「仁和寺御所庭園」として国指定名勝になりました。

本坊前の庭園

本坊前庭 / 京都ブログガイド

本坊表門をくぐった右側にあります。

皇族門の向こうに見えるのが, 御所南庭の「左近の桜」。

本坊表門をくぐった右側にある松に驚いた ! !

地を這うような枝振り。

こんな松は今まで見たこともない。

私が尋ねたお寺の人は樹齢が何年か知らなかったけど, 明治二十年 ( 1887 ) にに宸殿は火事になったそう。

被災した後に植えられたのであれば, 100年以上は経っていることになりますね。

御所南庭

広い空間一面に白砂が敷き詰められた贅沢な庭。

左近の桜・右近の橘, 白砂と松で構成されています。

宸殿南庭 / 京都ブログガイド

必要最小限の限られたものしか配置されておらず, 北側の庭と対照的な庭園です。

御所北庭

北庭は石橋が架けられた池を前面に配し, 後ろに飛濤亭, 庭園外にある中門, 五重塔を望むことができます。

また, 池には滝石組が設けられていて, 優美な池泉式庭園。

南側の庭園とはうって変わって複雑な造り。

宸殿を囲むようにL字形に作庭されています。

真ん中に池を配置し, 斜面を効果的に使って奥行を造り出している。

一番の見所は借景の五重塔だけど, 訪問したときは中門工事中のカバーが被ってしまっていた。

庭が見事なだけに, めっちゃ残念。

仁和寺 歴史

金堂 / 京都ブログガイド

仁和寺は仁和四年 ( 888 ) 第五十九代宇多天皇によって建立された寺院。

宇多天皇自身も譲位後に出家, 仁和寺に入寺し, 宇多法皇となりました。

応仁の乱で衰退しましたが, 寛永十八年から正保三年 ( 1641~46 ) にかけて再興され, 現在の寺観になりました。

この時, 御所や庭園も整えられましたが, 元禄年間 ( 1688~1704 ) に白井童松による作庭の記録が「御室御記」に記されています。

後に第百十九代 光格天皇が愛した「 飛濤亭 ( 重要文化財 ) 」が建立, 尾形邸から「 遼廓亭 ( 重要文化財 ) 」も移築されました。

明治二十年 ( 1887 ) に宸殿などが焼失してしまいましたが, 同二十三年から大正三年 ( 1890~1914 ) ににかけて亀岡末吉の設計で宸殿・勅使門など6棟が新築, 安田時秀によって安井門跡蓮華光院の建物を移築, 改築したものが黒書院となりました。

その際に小川治兵衛 ( 七代目 植治 ) によって庭園も改修されました。

仁和寺 アクセス

  • 市バス「御室仁和寺」バス停 ( 青マーク ) 下車すぐ
  • 嵐電 北野線「御室仁和寺駅」 ( 緑マーク ) から徒歩約2分

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