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【仁和寺】御室桜や御所庭園,五重塔,金堂など見どころ満載のお寺

仁和寺五重塔 / 京都ブログガイド

「 仁和寺 」

遅咲きの御室桜で有名なお寺が「仁和寺」。

御室桜だけではなく御所庭園や五重塔・金堂・観音堂など見どころ満載のお寺です。

目次

仁和寺 境内 見どころ

五重塔周辺

仁和寺 桜 / 京都ブログガイド

御室桜の咲くころに仁和寺を訪れると、御室桜以外にも紅枝垂桜やミツバツツジの共演が楽しめます。

仁和寺五重塔 / 京都ブログガイド

綺麗な花々に彩られた五重塔はめっちゃ華やか。

仁和寺五重塔 / 京都ブログガイド

近くから見る五重塔は迫力満点。

仁和寺の五重塔は上層から下層まで各層の幅にあまり差がみられないのが特徴。 柱や壁面には真言八祖や仏をはじめ菊花文様などが描かれています。

二王門

仁和寺二王門 / 京都ブログガイド

仁王門じゃなくて「二王門」。

平安時代の伝統である和様で統一された建築様式。

めちゃめちゃ壮麗で豪華。

平安京の大内裏にあった朝堂院の正門 ( 今の平安神宮 應天門 ) に似ています。

阿吽の二王像 / 京都ブログガイド

二王門の表側には阿吽の二王像が睨みをきかせています。

近くで見ると迫力満点 ! !

金堂

金堂 / 京都ブログガイド

仁和寺の本堂。

慶長十八年(1613)に造営された御所の紫宸殿を移築したもの。

本尊は阿弥陀三尊。仏師は運節で、寛永二十一年(1644)作。

観音堂

観音堂 / 京都ブログガイド

本尊は千手観音、脇侍は降三世明王と不動明王。

修業の場であるため通常は非公開。

御影堂

御影堂 / 京都ブログガイド

鐘楼の西にあり弘法大師像、宇多法皇像、仁和寺第2世性信親王像を安置。

経堂

経堂 / 京都ブログガイド

金堂の東にあるのが経堂。

内部は釈迦如来・文殊菩薩・普賢菩薩など六躯を安置し、壁面には八大菩薩や十六羅漢が描かれています。

不動明王

不動明王 / 京都ブログガイド

石仏の不動明王に水をかけて、一つだけ願い事をすると叶うとされています。

台座の石は菅原道真が座ったと伝えられています。

鐘楼

鐘楼 / 京都ブログガイド

通常鐘は外から見ることが出来るけど、この鐘は周囲を板で覆われていて見ることが出来ません。

御所庭園 見どころ

仁和寺御所庭園は江戸時代と明治時代以降の庭園技術の融合、さらに宸殿などの御殿群建造物とも調和のとれた庭。

令和三年に「仁和寺御所庭園」として国指定名勝になりました。

本坊前の庭園

本坊前庭 / 京都ブログガイド

本坊表門をくぐった右側にあります。

皇族門の向こうに見えるのが、御所南庭の「左近の桜」。

本坊表門をくぐった右側にある松に驚いた ! !

仁和寺松 / 京都ブログガイド

地を這うような枝振り。

こんな松は今まで見たこともない。

仁和寺松 / 京都ブログガイド

私が尋ねたお寺の人は樹齢が何年か知らなかったけど、明治二十年(1887)にに宸殿は火事になったそう。

被災した後に植えられたのであれば、100年以上は経っていることになりますね。

御所南庭

広い空間一面に白砂が敷き詰められた贅沢な庭が御所南庭(YouTube)。

左近の桜・右近の橘、白砂と松で構成されています。

宸殿南庭 / 京都ブログガイド

必要最小限の限られたものしか配置されておらず、北側の庭と対照的な庭園です。

御所北庭

御所北庭(YouTube)は石橋が架けられた池を前面に配し、後ろに飛濤亭、庭園外にある中門、五重塔を望むことができます。

また、池には滝石組が設けられていて、優美な池泉式庭園。

南側の庭園とはうって変わって複雑な造り。

宸殿を囲むようにL字形に作庭されています。

宸殿北庭 / 京都ブログガイド

真ん中に池を配置し、斜面を効果的に使って奥行を造り出している。

宸殿北庭 / 京都ブログガイド

一番の見所は借景の五重塔だけど、訪問したときは中門工事中のカバーが被ってしまっていた。

宸殿北庭 / 京都ブログガイド

庭が見事なだけに、めっちゃ残念。

仁和寺 御室桜

仁和寺 桜 / 京都ブログガイド

中門をくぐってすぐ左に仁和寺の御室桜(YouTube)。

仁和寺御所庭園(800円)と御室花まつり特別入山料(500円 御室桜)の拝観がセットになった割引拝観券(1100円)を購入。※料金・内容は変わっている場合あり

仁和寺 桜 / 京都ブログガイド

御室桜は樹高が低く白い花びらが豪華で華やか。

目の高さに御室桜の花びらがあるから、その華やかさが条件反射で脳に伝わってくる(^^)

仁和寺 桜 / 京都ブログガイド

展望台からは仁和寺の御室桜(YouTube)が一望できます。

仁和寺 歴史

仁和寺は仁和四年(888)第五十九代宇多天皇によって建立された寺院。

宇多天皇自身も譲位後に出家、仁和寺に入寺し、宇多法皇となりました。

応仁の乱で衰退しましたが、寛永十八年から正保三年(1641~46)にかけて再興され、現在の寺観になりました。

この時、御所や庭園も整えられましたが、元禄年間(1688~1704)に白井童松による作庭の記録が「御室御記」に記されています。

後に第百十九代 光格天皇が愛した「飛濤亭(重要文化財)」が建立、尾形邸から「遼廓亭(重要文化財)」も移築されました。

明治二十年(1887)に宸殿などが焼失してしまいましたが、同二十三年から大正三年(1890~1914)ににかけて亀岡末吉の設計で宸殿・勅使門など6棟が新築、安田時秀によって安井門跡蓮華光院の建物を移築、改築したものが黒書院となりました。

その際に小川治兵衛(七代目 植治)によって庭園も改修されました。

仁和寺 アクセス

仁和寺の地図

・市バス「御室仁和寺」バス停下車すぐ
・嵐電 北野線「御室仁和寺駅」から徒歩約2分

・駐車場: 9:00~17:00(受付終了 16:30)、500円/日(100台)
・駐輪場:100円/日

詳しいアクセスを見る

大阪方面から

JR+市バス

JR「大阪駅」で新快速[京都方面 行き] に乗車
⇒「京都駅」下車後、京都駅前バスターミナル(京都タワー側)へ

D3乗場26号系統 北野白梅町・御室仁和寺・山越 行き
下車御室仁和寺」バス停下車すぐ

JR+JRバス

JR「大阪駅」で新快速[京都方面 行き] に乗車
⇒「京都駅」下車後、京都駅前バスターミナル(京都タワー側)へ

JRバス乗り場高雄京北線」に乗車
下車「御室仁和寺」バス停下車すぐ

京阪+市バス

京阪「淀屋橋駅」・「北浜駅」・「天満橋駅」・「京橋駅」で特急[出町柳 行き] に乗車
⇒「三条駅」下車後、三条京阪前バス停へ

A1乗場10号系統 北野天満宮・御室・仁和寺 行き
下車「御室仁和寺」バス停下車すぐ

阪急+嵐電

阪急「大阪梅田駅」で特急[京都河原町 行き] に乗車
⇒「桂駅」で各駅停車か準急に乗換、「西院(さいいん)駅」下車後、北改札口からへ嵐電「西院(さい)駅」へ
⇒ [嵐山 行き] に乗車後、「帷子ノ辻駅 (かたびらのつじえき)」で北野本線に乗換
⇒「御室仁和寺駅」下車徒歩約2分で仁和寺の二王門

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京都駅から

JR京都駅の中央口(京都タワー側)の前にあるのが京都駅前バスターミナル

市バス

D3乗場26号系統 北野白梅町・御室仁和寺・山越 行き
下車御室仁和寺」バス停下車すぐ

JRバス

JRバス乗り場高雄京北線」に乗車
下車「御室仁和寺」バス停下車すぐ

四条河原町から

四条河原町バス停(GoogleMAP)は、A~Hの合計8か所。 行先によって乗車する停留所は違います。

A乗場(青)10号系統 北野天満宮・御室仁和寺・山越 行き
59号系統 金閣寺・竜安寺・山越 行き
下車御室仁和寺」バス停下車すぐ

※京都市バスの掲載内容は京都市バス時刻表で確認してください。万が一、間違っていたとしても責任は負いかねます。予めご了承ください。

その他の行き方は、仁和寺アクセス参照

仁和寺 まとめ

確かに仁和寺の御室桜は圧巻。

でも、仁和寺は御室桜以外にも見どころ満載のお寺です。

仁和寺は御室桜の時期以外でも十分楽しめるお寺。

もちろん、仁和寺の御室桜は良いけど、五重塔や御所庭園、門をくぐった先の地を這うような枝振りの松も素晴らしかった。

所在地京都市右京区御室大内33
電話075-461-1155
拝観時間3月~11月 : 9時~17時, 12月~2月 : 9時~16時30分 ( 受付は30分前まで ) 
仁和寺ホームページ
拝観料金・仁和寺御所庭園 : 800円, 高校生以下は無料
・御室花まつり 特別入山料 : 500円, 高校生以下は無料
仁和寺御所庭園 ( 800円 ) と御室花まつり特別入山料 ( 500円 御室桜 ) の拝観がセットになった割引拝観券は1100円

※ 拝観時間・拝観料等は変更されることがありますので、寺院にご確認ください。万が一、間違っていたとしても責任は負いかねます。予めご了承ください。

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