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八坂庚申堂 カラフルな「くくり猿」

八坂庚申堂 / 京都ブログガイド

「 八坂庚申堂 ( やさかこうしんどう ) 」

京都東山のシンボルといえば八坂の塔。 東寺の五重塔と共に, 京都へ訪れる人たちを魅了しています。 その八坂の塔へと続くなだらかな坂道の途中にあるのが, 「八坂庚申堂」。 境内は, 小さいカラフルな “くくり猿” で彩られています。

目次

八坂庚申堂について

八坂庚申堂 / 京都ブログガイド

正式な名称は,「 大黑山金剛寺庚申堂 」。 地元では,「 八坂の庚申さん 」で親しまれています。 本尊は, 青面金剛 ( しょうめんこんごう ) 。

お猿さんが八坂庚申堂のお使いで, カラフルな “くくり猿” が, 本堂や融通尊に奉納されています。 本当にお寺がこれでいいの ? っていうくらいに色彩豊かでカラフル (笑)

境内は, カップルや女性グループで賑わっています。 めっちゃインスタ映するしね ! !

八坂庚申堂 / 京都ブログガイド

八坂庚申堂を訪れるのなら, できれば2~3月がオススメ。 境内に梅の木が植えられているから, カラフルな “くくり猿” と共に華やかで良い香りが楽しめます。

八坂庚申堂 お猿さん

庚申の “申” は猿だから, 八坂庚申堂のお使いもお猿さん。

だから, カラフルな “くくり猿” だけじゃなくて, 境内のところどころに三猿 ( さんざる 見ざる, 言わざる, 聞かざる ) も鎮座しています。 日光東照宮が有名だけど, 三猿は, ここ八坂庚申堂が日本で最初といわれています。

八坂庚申堂 / 京都ブログガイド

山門の上の三猿 ( さんざる 見ざる, 言わざる, 聞かざる )

本堂の「 見ざる, 言わざる, 聞かざる 」

本堂の三猿 ( さんざる 見ざる, 言わざる, 聞かざる )

三猿もそうだけど, 年季が入った “くくり猿” にも時代を感じる。

八坂庚申堂 アクセス

・市バス「 清水道 」バス停下車徒歩約3分。市バス「東山安井」バス停下車徒歩約4分。
・京阪「 祇園四条駅 」1番出入口から徒歩約12分。
・阪急「 京都河原町駅 」1B出入口から徒歩約15分。

八坂庚申堂 近くの観光スポット

八坂の塔 ( 法観寺 )

京都東山のシンボル。 京都へ来たのなら一度は訪れておきたいですね。 八坂庚申堂からすぐ。

八坂神社

八坂庚申堂から徒歩約4分にあるのが, 「 八坂神社 」。

八坂神社という呼び名になったのは明治になってから。 江戸時代まで, 八坂神社は比叡山延暦寺の末寺でもあったので, 「 祇園感神院 ( かんしんいん ) 」 という寺の名前でも呼ばれていました。つまり, 神社でもありお寺でもありました。 

八坂神社のお祭なのに, “八坂祭” じゃなくて, 『 祇園祭 』 といわれるのは, 明治以前の呼び名が関係しています。

なんで八坂神社のお祭が、祇園祭?

安井金比羅宮

八坂庚申堂から徒歩約4分にあるのが, 「 安井金比羅宮 」。

縁切り ・ 縁結びにご利益があるけど, 「 縁切り 」のイメージが遥かに強い ! !

まず本殿に参拝し, 「 形代 」に切りたい縁 ・ 結びたい縁を書いて, 「 形代 」を持って願い事を念じながら, 表から裏へ穴をくぐります。 これでまず悪縁を切るよう。 その後逆に, 裏から表へくぐって, 良縁を結びます。 最後に「 形代 」を碑に貼って終わり。

京都霊山護国神社

八坂庚申堂から徒歩約5分にあるのが, 「 京都霊山護国神社 」。

幕末維新に殉じた志士と大東亜戦争にいたる京都府出身の約7万3千柱をお祀りしています。

初めは, 坂本龍馬と中岡慎太郎のお墓参りが目的だったけど, 幕末 ・ 維新や戦争で亡くなられた人達の数えきれないお墓や慰霊碑を見るにつけ, 先人への感謝と今の平和な世の中に生きていることへの感謝の気持ちが沸いてきた。 凄く意味のあるお詣りだった。

八坂庚申堂 まとめ

こじんまりとしたお寺だけど, 小さいカラフルな “くくり猿” で知名度は抜群。 八坂の塔の途中にあるのも人気の所以でしょうね。 八坂庚申堂 → 八坂の塔 → 清水寺が, 観光客のゴールデンルートになっていると思います。 京都へ来たら一度は見ておきたいお寺ですね。

※ 八坂庚申堂の “庚申” については, ややこしいから, 興味のある人だけ読んでください。 八坂庚申堂の地図の下にあります。

京都 神社仏閣 関連リンク

所在地京都府京都市 東山区下河原町八坂鳥居前下4丁金園390-1
上ル 下ル 西入 東入について
電話075-541-2565

※ 拝観時間 ・ 拝観料等は変更されることがありますので, 寺院にご確認ください。 万が一, 間違っていたとしても, 責任は負いかねます。 予めご了承ください。

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