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なんで八坂神社のお祭が、祇園祭?

祇園祭 / 京都 ブログ ガイド

京都では毎月色々な神事や祭が行われているけど、その中でも最大のものが「祇園祭」。

八坂神社のお祭りです。

でも、八坂神社の祭りなら、「八坂祭」なんでは?

目次

なんで八坂神社のお祭が、祇園祭 ?

八坂神社

祇園祭は八坂神社のお祭だけど、それなら 「八坂祭」 では ?

素朴な疑問ですよね。

実は、明治以前には神様と仏様が一緒に祀られていたため、慶応4年 ( 1868 ) に『八坂神社』と改称されるまで「祇園社」または「感神院」と呼ばれていました。

正式には祇園感神院 ( かんしんいん ) といって比叡山延暦寺の末寺。

八坂神社は江戸時代まで、神社でもありお寺でもありました。

MEMO

明治時代に 「 廃仏毀釈 ( はいぶつきしゃく ) 」 という仏教を排除しようとする政策や運動が実行されました。江戸時代の末までは神仏習合 ( しんぶつしゅうごう ) といい、日本独自の神をうやまう神道と仏教がいっしょになっていましたが、神道を国の宗教にするために、慶応4年1868年に神仏分離令 ( しんぶつぶんりれい ) が出され、神道と仏教がわけられました。八坂神社も江戸時代までは「祇園社」または「感神院」 と呼ばれ、神社でもありお寺でもありました。

Wikipedia

“祇園”の由来

かつてお寺でもあった祇園社に祀られていたのは、仏教の神様である牛頭 ( ごず ) 天王

仏教を開いた御釈迦様がインドで説法を行った場所「祇園精舎」の守護神です。

「祇園」 の由来は、この”祇園精舎”から来ています。

祇園社のお祭

「祇園精舎」の守護神を祀っているから、明治以前の八坂神社は「祇園社」と呼ばれていました。

八坂神社と名前が変わった後でも、元々は祇園社のお祭りなので「祇園祭」という呼び方はそのままになりました。

なぜ、”八坂”という名前になった

ちなみに、なぜ八坂神社と改称されたのかというと、今の八坂神社のある一帯が元々山城国 ( 現在の京都府中南部 ) 愛宕 ( おたぎ ) 郡の八坂郷に属していたからなんだそう。

ただ、今でも地元の京都人は”祇園さん”と呼んでいる人もいるし、「祇園神社」の方が良かったような気がするけどなー。

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祇園祭は, 長ーいお祭。

2014年からは山鉾巡行が, 7月17日の前 ( さき ) 祭 ( 23基 ) と7月24日の後祭 ( 10基 ) に別れて行われるようになりました。

山鉾巡行や宵宮等がTVで放送されるから祇園祭=山鉾巡行・宵宮と思われがち。

確かに山鉾巡行はハイライトだけど、祭の一部。

祇園祭は7月の1ヶ月間に渡って行われる長ーいお祭なんです。

八坂神社 アクセス

八坂神社は四条通の東の端にあります。

・市バス「祇園」バス停から八坂神社の西門まではすぐ。
・京阪 「祇園四条駅」 6, 7番出入口から八坂神社の西門まで徒歩約5分
・阪急 「京都河原町駅」 1A, 1B出入口から八坂神社の西門まで徒歩約7分
・四条河原町交差点から八坂神社の西門まで徒歩約9分

所在地京都市東山区祇園町北側625番地
上ル下 西入東入について
電話075-561-6155 八坂神社 ホームページ
詳しいアクセスを見る

市バス「 祇園 」バス停へ

京都駅前バスターミナル ( JR中央口前 ) から

JR京都駅の中央口 ( 京都タワー側 ) の前にあるのが, 京都駅前バスターミナル ( pdf )。

D2乗場86号系統 清水寺・祇園・平安神宮 行き
206号系統 三十三間堂 清水寺 祇園・北大路バスターミナル行き
下車祇園」バス停下車すぐで『八坂神社の西門』

四条烏丸 ( 地下鉄四条駅 ) から

四条烏丸バス停は, A~Gの合計7か所あります。 行先によって乗車する停留所は違います。

F乗場(茶)46号系統 祇園・平安神宮 行き
58・207号系統 清水寺・東福寺 行き
201号系統 祇園・百万遍 行き
203号系統 熊野・銀閣寺 行き
下車祇園」バス停下車すぐで『八坂神社の西門』

※ 京都市バスの掲載内容は経年と共に変更される可能性もあるので、京都市バス時刻表でご確認ください。万が一、間違っていたとしても責任は負いかねます。予めご了承ください。

地下鉄 + 阪急

JR「京都駅」から

JR「京都駅」下車後、京都市営地下鉄 烏丸線「京都駅」で[国際会館] 行きに乗車
⇒「四条駅」下車、阪急京都線線へ乗換。[京都河原町] 行きに乗車
⇒ひと駅目の「京都河原町駅」で下車。1A・1B出入口から八坂神社の西門まで徒歩約7分

近くの観光スポット

近くの観光スポットを見る

円山公園

八坂神社のすぐ東に広がるのが, 「 円山公園 」。

円山公園といえば, 『 祇園枝垂桜 』。 左右に新しい枝垂桜も従えて一層華やかになりました。 以前は祇園枝垂桜だけだったけど, 左右に新しい枝垂桜が植えられたことで, いろんな角度から楽しめるようになりました。

この2本が大きく育って, さらに華やかになるのが楽しみ ! !

花見小路通

八坂神社の西門から徒歩約3分にあるのが, 祇園の真ん中に横たわる「 花見小路通 」。 花見小路通の四条通から南は石畳風に整備され, 道の両側には京風情溢れる街並みが続きます。

祇園甲部 」 と呼ばれる※京都 五花街の中でも一番舞妓さんの在籍数が多く, 最大規模の花街の中を通り, お茶屋で有名な一力亭があるのも花見小路通。 これぞ京都という知名度が高い通りです。

京都 五花街 : 祇園甲部, 祇園東, 宮川町, 先斗町, 上七軒の五つ。

大和大路通 ・ 繩手通

八坂神社の西門から徒歩約4分にあるのが, 「 大和大路通・繩手通 」。 四条通 ~ 五条通からの間の大和大路通の周辺には, 神社仏閣や観光スポットもたくさんあって見所満載。 私もよく通ります (^^)

仲源寺 ( めやみじぞう )

八坂神社の西門から徒歩約4分にあるのが, 「 仲源寺 目疾地蔵 」。

本堂に安置されているとても大きな地蔵様の右目が、なぜか赤くなっています。人々の目の病を引き受けて赤くなっているのだといわれています。現在も、眼病治療にご利益があるとして広く信仰されています。

祇園 新橋

八坂神社の西門から徒歩約5分にあるのが, 「 祇園 新橋 」。 京都らしい街並みと白川, 石畳が美しいエリアで, 京都市の歴史的景観保全修景地区に指定。 巽橋や辰巳神社も祇園 新橋に花を添えています。

参考:Wikipedia

※ 参拝時間・受付時間等は変更されることがありますので、神社にご確認ください。万が一、間違っていたとしても責任は負いかねます。予めご了承ください。




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