置屋 お茶屋 、そして一見さんお断り

置屋 お茶屋2/京都 ブログガイド

 

置屋 お茶屋

 

置屋(おきや)

 

置屋とは、

※京都の花街で、

舞妓や芸妓が所属している

派遣事務所のようなものです。

※京都には、祇園甲部、宮川町、先斗町、上七軒、祇園東の5つの花街があります。

 

タレントが所属している芸能プロダクションとも

似ているかもしれません。

 

ただ、会社のような事務所ではなくて

家(京町家)に住み込みで生活しています。

お母さんと呼ばれる女将さんがいて、

舞妓の衣食住すべての面倒を見ます。

置屋で舞妓は、

芸妓になるための修行を積みます。

 

置屋は、舞妓にとって

京都の家みたいなものです。

 

お茶屋

 

置屋 お茶屋 一力亭/京都 ブログガイド

 

舞妓や芸妓が派遣されていくのがお茶屋です。

お客さんが舞妓や芸妓と遊ぶお座敷を提供しています。

京都 四条花見小路にある有名な「一力亭」はお茶屋です。

 

最近は、

京都の5花街でも置屋とお茶屋を

兼業している家が増えています。

 

祇園や先斗町などのお茶屋の玄関に、

名札があげられている光景を

よく目にすることができます。

 

置屋 お茶屋1/京都 ブログガイド

 

仕出し屋

 

お茶屋は、

料亭などとは違って、料理は提供しません。

お茶屋で出される料理は、仕出し屋が提供しています。

 

京都5花街は、

この3つの置屋・お茶屋・仕出し屋が

互いに連携し合って発展してきました。

 

リスク回避と最高のサービス、そして長ーいお付き合い。

 

京都には 色々な風習 やしきたりがありますが、

その代表が「一見さんお断り」ではないでしょうか?

 

京都以外の人からすると、

「一見さんお断り」と聞くと

敷居が高い・お高くとまってる

っていうイメージがあると思いますが、

 

1.リスク回避

 

2.最高のサービス提供

 

3.長―いお付き合い

 

のためにしています。

 

リスク回避

 

お茶屋さんでは、

女将さんがすべての差配をします。

最高のおもてなしをするコンシェルジュ

のような役割でしょうか。

 

お客さんの好みの料理や酒から、

お茶屋を出た後のお店の紹介や、

接待先へのお土産など、

帰りのタクシーの手配から

すべてに及びます。

 

その代金すべてをお茶屋さんが立替えて支払います。

 

最高のサービスを提供するために

後払いなってしまいます。

お客さんへは“つけ”で請求することになります。

 

なので、必然的に

支払いの信用のおける人しか

受け入れることができません。

 

紹介されてお茶屋で遊ぶお客さんも

なにかトラブルがあれば、

紹介してくれた人の顔に

泥を塗ることになりますし、

紹介する方も

トラブルを起こしそうな人は

紹介できません。

 

紹介された人が料金を払わなかったら、

その人を紹介した人に

請求することもあるようです。

 

最高のサービス提供

 

サービス面でも「一見さんお断り」は理にかなっています。

 

お茶屋に来るお客さんのことを

よく知ることができるからこそ

そのお客さんに対して

最高のおもてなしをすることができます。

 

スポーツでも、

対戦相手の情報収集をして、

十分な対策や作戦を練って初めて、

良い試合を行うことができるのと似ています。

 

勝負事はやってみないとわかりませんが、

試合前の情報収集や準備で、

あらかた勝敗は見えている可能性が高いですよね。

 

京都のお茶屋さんは、

お客さんが来店する前に

良い情報収集や準備をすることで、

最高のおもてなしを提供しています。

 

長ーいお付き合い

 

最高のおもてなしをすることで、

お客さんもお茶屋への信頼が生まれ、

支払をきっちり重ねることで、

お茶屋もお客さんへの信頼を持つことができます。

 

その結果、

お互いに信頼関係が生まれ、

長く付き合って行けるのではないでしょうか。




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