都七福神めぐり【日本最古の巡拝】色紙の種類&購入や効率的な廻り方も説明
「 都七福神 」
七福神は昔から縁起が良く「福」をもたらす神様として広く人々に知られています。
古来より民衆の間で信仰の厚い七福神は、京都が発祥の地とされています。
私が実際に都七福神を巡拝してみた感想や都七福神めぐりの効率的な廻り方、色紙の種類や色紙をどこで買うのか等の説明も記載しています。
都七福神めぐりをするときの参考にしてもらえれば幸いです。
都七福神 MAP
北は京都市北区の「赤山禅院」から南は宇治の「萬福寺」と京都市の広範囲にわたっています。
都七福神 幸福もたらす日本最古の巡拝
特に新春に巡拝すると七難即滅、七福即生極まりなしといわれ、功徳が大きいといわれています。
私は混み合うのが嫌だから6月に都七福神 めぐりしました (笑)
都七福神 宝印帖
私は都七福神を電車+折畳自転車でまわったから、色紙ではなく「宝印帖」に書いてもらいました。
都七福神めぐり宝印帖 1600円
ちょうど、漫画の単行本位の大きさ。
色紙のように飾ることはできないけど、持ち運びには便利。
都七福神の七つの社寺をまわり「宝印帖」に書いてもらいます。
都七福神めぐり授印料 各300円。
都七福神 色紙 種類&購入について
都七福神めぐりの色紙はサインの色紙位の大きさと思っていたけど、想像よりはるかに大きく、カバンに入りそうにもなかったから「宝印帖」にしました。
部屋に飾るなら色紙の方がいいでしょう。
色紙を入れて持ち歩くためのビニールの袋を購入時にもらえます。
ちなみに、都七福神めぐりの完成品も販売しています。 時間のない人にはいいかも。
ただ、都七福神めぐりは、七つの社寺をまわることに意味があると思うけど。
※各社寺で大護符 ( 色紙 )・軸・宝印帖購入可能
※料金は値上げされている場合もあり
【ゑびす神】ゑびす神社
「商売繁盛」の神様として、1月の十日ゑびすは、たくさんの人で賑わいます。
都七福神めぐりの中で唯一の日本の神様。
商売繁盛・旅行安全・豊漁の守護神で庶民救済の神様といわれています。
【大黒天】松ヶ崎大黒天 ( 妙円寺 )
妙円寺が正式な名称だけど、地元では「松ヶ崎の大黒さん」として親しまれています。
打ち出の小槌を持ち笑みを浮かべる姿から、福財の神様ともいわれています。
元々は軍神でした。
【毘沙門天】東寺
平安京遷都の際に、国家鎮護のために創建されました。
東寺の五重塔は現存する我が国最高の木造建築のひとつです。
毎月21日には「弘法さん」として親しまれている縁日が開かれます。
※都七福神の授印は毘沙門堂ではなく、東寺の納経所で授印。
北方の守護神、仏教を守護する神様で、毘沙門天を信仰すると十種の福を得るとされています。
【弁財天】六波羅蜜寺
天歴五年 ( 951 ) 、醍醐天皇の第二皇子である空也上人によって創建されました。
空也上人立像や平清盛像をはじめ、多数の重要文化財が納められています。
※都七福神の授印は売店ではなく、授印場所は本堂の北側。
都七福神で唯一の女神で、言語や音楽の神様です。
金運・財運の神様として信仰されています。
【福禄寿神】赤山禅院
本尊の赤山明神は御所の表鬼門の祀られ、方位の守護神として信仰を集めています。
洛北の豊かな自然に囲まれた境内は紅葉の名所としても有名。
※都七福神の授印は赤山禅院寺務所ではなく、福禄寿殿で授印。
南極星の精・泰山府君を人格化した神様で、商売繁盛・延寿・健康・除災を祈願します。
【寿老神】革堂 ( 行願寺 )
西国三十三所の十九番札所。
創建当時は一条通にありましたが「天下太平福寿円満」を祈る豊臣秀吉により、現在の場所に移されました。
※都七福神の授印は寿老神堂ではなく、革堂寺務所で授印。
老子が天に昇ってなったという仙人の姿。
福財・子宝・諸病平癒・長寿の功徳があるといわれています。
【布袋尊】萬福寺
黄檗宗の大本山。
伽藍や仏像の配置など、ほぼすべてが中国明代の様式で、異国情緒が漂います。
※都七福神の授印は天王殿ではなく、萬福寺売店で授印。
唐の時代に実在した僧契此がルーツとされ、笑門来福・夫婦円満・子宝の神として信仰されています。
都七福神めぐり まわり方
「都七福神めぐり」のまわり方でポイントとなるのは「赤山禅院」と「松ヶ崎大黒天」、そして「萬福寺」。
「松ヶ崎大黒天」は地下鉄烏丸線で「北大路駅」下車。
北大路バスターミナルから「北8」バス乗車で、「松ヶ崎大黒天」下車徒歩約5分で着きます。
または、電車利用で叡山電鉄「修学院駅」から徒歩約15分、もしくは、地下鉄「松ヶ崎駅」下車、徒歩約20分。
赤山禅院と松ヶ崎大黒天の間のアクセスが問題
「赤山禅院」と「松ヶ崎大黒天」は直線距離にするとそれほど離れていないけど、直接結ぶ交通機関がありません。
「赤山禅院」は最寄駅の叡山電鉄「修学院駅」からはかなり離れているので徒歩は辛い。
かといって、バスは直接近くまで行っていないから、タクシー位しか手段がありません。
修学院離宮行のバスに乗って、途中下車して歩くという方法もあるけど、15分以上は歩く必要があると思います。
とにかく、アクセスは良くないからタクシーの利用が無難かも。
私が赤山禅院にいるときも、実際にタクシーでやってきた人がいました。
もうひとつの方法としては自転車
私は折畳自転車で行ったけど、京都市内中心部でレンタサイクルを借りて、※東寺(可能なら)・六波羅蜜寺・ゑびす神社・革堂をまわってから「赤山禅院」と「松ヶ崎大黒天」をまわる方法。
1日あれば十分にまわれます。
※ 東寺は萬福寺と一緒にまわった方が良いかも。
どこともつながりのないのが宇治の「萬福寺」
ここだけ距離的に離れているから、最初か最後にまわっていた方が良いと思います。
私の場合は、一日目の最初に「萬福寺」へ行き、「萬福寺」の後に「東寺」へ行きました。
萬福寺から東寺へは京阪&近鉄利用で約35分。
黄檗駅(京阪宇治線)⇒中書島駅(京阪本線乗換)⇒丹波橋駅(近鉄乗換)⇒東寺駅
ちなみに、都七福神のバスツアー もあるようだから、車で都七福神の巡拝ができない人は利用しても良いかもしれません。
都七福神 まとめ
都七福神めぐりは南は宇治の「萬福寺」、北は京都市北区の「赤山禅院」と京都の広範囲にわたっているから、車でなければ1日ですべてをお詣りするのはかなり厳しいと思います。
ちなみに、私は電車と折畳自転車で2日かけて「都七福神めぐり」をしました。
京都旅行で「都七福神めぐり」を車やタクシー以外でするのなら、余裕を持って、2泊3日を予定しておいた方がいいですね。
1泊2日でもどちらかの日に朝9時から始めれば可能です。
都七福神めぐりで神社仏閣の宝印受付時間は、基本 9:00~16:30位なので食事の時間を差し引くと7時間くらい。
都七福神の神社仏閣をお詣りして福運を授かりましょう (^^)
※ 参拝・拝観時間・宝印受付時間・宝印帖・色紙の料金等は変更されることがありますので、神社・寺院にご確認ください。万が一、間違っていたとしても責任は負いかねます。予めご了承ください。
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