「 平安神宮 桜 2021 」
今までは観光客が多いから敬遠していた桜の平安神宮。
新型コロナの影響で京都へ来る人が少なくなってきていることもあって、2020年に初めて桜の時期に平安神宮の神苑を訪問。
そして、その美しさに魅了されました。
2021年も再び美しい光景を観たいがために平安神宮の神苑へ。
平安神宮 桜 2021 紅枝垂桜が彩る神苑。
四季を通して美しい光景が観られる名園。

桜の時期は、ひときわ華やぎます。
平安神宮 桜 南神苑


神苑に入ってすぐにあるのが、南神苑。



いきなり紅枝垂桜が咲き誇る。


南神苑の中を通る小径の上には、棚が設えられています。


平安神宮で観ているから、厳かで雅な雰囲気が倍増。
自由奔放に伸びた枝から、濃いピンクの花びらが枝垂れる様は本当に美しい。
西神苑
創建時に作庭された庭園で、白虎池を中心とした庭は池の西側に出島, 北側には神苑唯一の滝があります。
白虎池を囲むように花菖蒲の群落があり、池の外側を歩きながら花菖蒲を観賞できます。
中神苑
創建時に作庭された庭園で、中央に蒼龍池。
6月頃には睡蓮が咲き誇ります。
平安神宮 桜 東神苑
明治末期から大正初期にかけて造園で、御所から移築された泰平閣(橋殿)、尚美館(貴賓館)が存在感を誇ります。
大きな栖鳳池(せいほういけ)には鶴島・亀島の2つの島があり、その周囲に八重紅枝垂桜やさつき・つばきなどが植栽されて、水面に映る花の風景も美しい。
東山を借景とした庭園は明治時代を代表する名園です。
春の柔らかな日差しの中で、紅枝垂桜が咲き誇る。


写真は泰平閣(橋殿)。栖鳳池(せいほういけ)に浮かぶように横たわっている。
この辺りから見る泰平閣の眺めが一番美しい。


泰平閣(橋殿)からの眺め。
この風景を観たいがために来ています。


2021年は去年と比べると、少し尚美館横の紅枝垂桜のボリュームが少ないけど、やっぱり美しい。
東神苑自体が広々として開放感があり、その上、優雅。
この景色の中では、季節の花々は”おまけ“ですね。
あった方がより華やかにはなるけど、なくても十分楽しめる価値ある光景。



しばらく欄干に座って眺めています。



もし平安時代にこんな庭園があったなら、この栖鳳池(せいほういけ)で舟遊びをするんやろな(^^)


鶴島・亀島の2つの島もいい味を出しています。



水面に映る光景もまた美しい。
神苑ではないけど、是非見てもらいたい桜。


應天門をくぐって右側に、盆栽を大きくしたような見事で趣のある桜が植栽されています。



應天門をくぐるときに目の前の大極殿に目を奪われがちだけど、忘れずに見てください(^^)
平安神宮について
明治28年(1895)4月1日に平安遷都1100年を記念して創建。
広大な境内と本殿を囲むように広がる神苑が美しい神社です。
京都三大祭りの「時代祭」でも有名。
平安神宮 アクセス
・市バス「岡崎公園 美術館・平安神宮前」バス停下車徒歩約3分
・地下鉄「東山駅」1番出入口から徒歩約12分
・京阪「神宮丸太町駅」2番出入口から徒歩約18分
詳しいアクセスを見る
市バス「岡崎公園 美術館・平安神宮前」バス停へ
京都駅前バスターミナル(JR中央口前)から
JR京都駅の中央口(京都タワー側)の前にあるのが京都駅前バスターミナル
A1乗場 | 5号系統 四条烏丸・平安神宮・銀閣寺 ・ 岩倉 行き |
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下車 | 岡崎公園 美術館・平安神宮前バス停下車、徒歩約3分で「平安神宮」 |
四条河原町から
四条河原町バス停は、A~Hの合計8か所。 行先によって乗車する停留所は違います。
E乗場 | 46号系統 祇園 ・ 平安神宮 行き |
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H乗場 | 5号系統 岡崎公園・平安神宮・銀閣寺 ・ 岩倉 行き |
下車 | 岡崎公園 美術館・平安神宮前バス停下車、徒歩約3分で「平安神宮」 |
※京都市バスの掲載内容は京都市バス時刻表で確認してください。万が一、間違っていたとしても責任は負いかねます。予めご了承ください。
JR「京都駅」から地下鉄 東西線「東山駅」へ
JR「京都駅」下車後、京都市営地下鉄 烏丸線「京都駅」で、国際会館行きに乗車⇒「烏丸御池駅」下車、東西線へ乗換。六地蔵行きか浜大津行きに乗車⇒「東山駅」で下車、1番出口から徒歩約12分
JR「京都駅」から京阪「神宮丸太町駅」へ
「JR京都駅」で、JR奈良線に乗車(JR京都駅が始発)
⇒ひと駅目の「東福寺駅」下車後、京阪本線に乗換 [出町柳 行き] に乗車
⇒「神宮丸太町駅」下車、2番出入口から徒歩約18分
平安神宮 近くの桜スポット
平安神宮 近くの観光スポット
平安神宮 桜 2021 まとめ
紅枝垂桜は十分見頃だったけど、南神苑の紅枝垂桜は棚から藤のように垂れ下がる花びらが、2020年に比べると少し物足りないなかった。



もうちょっと、咲き乱れ感が欲しかったなー。
東神苑の泰平閣(橋殿)から眺める尚美館の景色は、相変わらず美しいの一言。
ただ、こっちも去年よりは、ボリュームが少なめ。
こればっかりは、自然任せだから仕方がない。
ともあれ、青空のもとで優雅で清々しい眺めを観られたのは良かった。



これを観るために再び来たようなものだから(^^)
所在地:京都市左京区岡崎西天王町97
電話:075-761-0221
拝観時間:8:30~17:00 (季節によって終了時間は変更、詳細はHPで確認)
神苑拝観料金:大人 600円, 中学生以下 300円 平安神宮ホームページ
※参拝時間・受付時間等は変更されることがありますので、神社にご確認ください。万が一、間違っていたとしても責任は負いかねます。予めご了承ください。
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