法金剛院
「 法金剛院 」
JR「 花園駅 」から徒歩約2分の丸太町通沿いにあります。
京都では数少ない律宗寺院で、 五位山といいます。 平安末期の姿をとどめた庭園は極楽浄土に見立てられ、 極楽浄土を象徴する蓮の花の名所として特に有名で、「 花の寺 」として知られています。
関西花の寺で愛でる蓮

2019年7月9日撮影
法金剛院は関西花の寺として有名で、紫陽花、枝垂桜 ( 待賢門院桜 )、 花菖蒲、 菩提樹等が境内や庭園で見ることができます。 特に「 蓮 」は有名で、 「 蓮の寺 」とも云われています。

境内のあちこちに蓮の水鉢が置かれています。

池は蓮で覆われていますが、 緑の葉が目立ち蓮の花は少なめ。

帰りに受付の人に、「 8月になればもっと咲いていますかね? 」と聞くと、 池の蓮は例年より背丈が高く、 上の画像のように葉の下の方で咲いているかも、 とのこと。
それと、 蓮はソメイヨシノのように、 ほぼ同時に咲くわけではなく、 その上、 蓮の花の命はたったの4日。 なかなか桜のようにはいきまでんね。
法金剛院の蓮の花

上の画像の花が、 さらに開いたら下のようになるのかな?
まるで、 別の種類みたい。

これが昼になると、 閉じてしまうとは、 めっちゃ神秘的!!




拝観時間
蓮は早朝から咲き始め、 午後には花びらは閉じてしまいます。 なので蓮の時期の7月上旬 ~ 8月中旬は、 7:00 ~ 拝観を受付ています。 私も7:40位に行きました。 早起きは大変ですが、 朝なので涼しく、 観光客も少なめ。 一石二鳥です。
関西花の寺

まだ紫陽花も楽しめます。

桔梗も苔の上で可憐に咲いています。
法金剛院について

平安時代初期に、 右大臣 清原夏野( きよはらのなつの )がこの地で営んだ山荘を、 彼の没後に、双丘寺( そうきゅうじ )としたのが法金剛院の始まり。
大治( だいじ )五年( 1130 )に鳥羽上皇の中宮( 妻 )待賢門院( たいけんもんいん )が再興して、 法金剛院と名前を改めました。
四季折々の美しい景観は、 待賢門院を慕ったといわれる西行の歌にも詠まれ、 弘安二年( 1279 )に円覚によって再興され、 律宗に改められました。

青女( せいじょ )の滝
庭園は、 昭和四十五年( 1970 )に発掘、復元されたもので、 池の北側にある巨石を並べて造られた「青女( せいじょ )の滝」は、 五位山と呼ばれる背後の山と共に、 国の特別名勝に指定されています。
まとめ

天龍寺 方生池の蓮 を見た後だったので、 池の蓮があまり咲いていなかったのが少し残念でした。
その代わり、 法金剛院では蓮の花のアップ写真を思う存分撮影できます。

蓮の花は、 一騎当千。 一輪でも存在感は他を寄せ付けない美しさと気高さがあります。
早朝から美しい花を見て、 清々しい気持ちになれました。オススメです ! !
また、「 法金剛院 」はJR「 花園駅 」から徒歩約2分のアクセスなので非常に便利なロケーション。 一度訪ねてみてください。
所在地:京都府 京都市 右京区 花園扇野町49
電話:075 - 461 - 9428
拝観時間:9:00 ~ 16:00 ※ 蓮の時期 7月上旬 ~ 8月中旬は、 7:00~ 拝観受付
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