「 東寺 終い弘法 」
北野天満宮の「 天神さん 」と並び、 毎月21日に東寺で行われている京都を代表する縁日。
一年を締めくくる「 弘法さん 」
12月21日に行われる「 終い弘法 」は、 一年の中でも最大の賑わい。
1200 ~ 1300店の露天がひしめき合い、 買い物客が品定めをしています。
「 弘法さん 」の起源
平安遷都後の延暦十五年 ( 796 )、 羅城門の東に東国 ( 左京 ) の鎮護のために建てられたのが「 東寺 」の起こり。
そして、 弘仁十四年 ( 823 ) 、空海 ( 弘法大師 ) に与えられ、 教王護国寺( 東寺 )と改めて真言密教の根本道場となりました。
空海の命日が3月21日であることから、 毎月21日に供養の法会が行われるようになったそう。
多くの参拝客を目当てにしたお店が出るようになったのが、「 弘法さん 」の起源といわれています。
4つの入口
南大門( 正門 )
正門なので、 沢山の人が入ってきます。
東門
京都駅から歩いてくる人や、 市バスの停留所がそばにあるため東門が一番混み合います。
できれば、 東門は避けた方が無難。
北門
東門ほど混み合っていません。
西入口
大きな門はありませんが、 地元の人が出入りする入口があり。 ここが一番空いています。
露天
この日は雲一つない晴天。「 終い弘法 」日和。
元々の目的は空海の供養の法会ですが、 現在は縁日の露天目的の人が増加。
「 弘法さん 」では、 骨董関係の露天ってイメージですが、 洋服や和服の店もかなり目立ちます。
柄が目を引きますね。
インバウンドの外人さんも沢山「 終い弘法 」に来ています。
日本土産で着物は定番。 「 サッと 」羽織るガウンとして利用するようです。
「 終い弘法 」では、 迎春準備品も売られています。
京都ならではの露天。
食べ物の露天も数多く出店。
境内北側には植木関係の露天が多い。
要らない人にはただの「 ガラクタ 」
ほしい人には「 掘り出し物 」
めっちゃ懐かしい !!!!
骨董の露天で、「 龍の置物 」を 500円で買いました。
まとめ
年の最後の「 終い弘法 」は、 多くの人で賑わいます。 この日は快晴で気温も高く、「 年の瀬 」という感じは全く無し。 迎春準備の露天もありましたが、 客の購買意欲も低そうでした。
とにかく人が多く、 東門の辺りは人の流れに押され、 品物をゆっくり見られません。
じっくり買い物をしたいのであれば「 終い弘法 」以外に行く方が無難。 オススメなのは、 11月21日。 紅葉と弘法さんを楽しめます。
京都 神社仏閣 関連リンク
所在地 | 京都府 京都市 南区 九条町1 上ル 下ル 西入 東入について |
---|---|
電話 | 0 7 5 - 6 9 1-3 3 2 5 |
開門 | 5 : 0 0~1 7 : 0 0 |
拝観時間 | 金堂, 講堂 8 : 0 0 〜 1 7 : 0 0 ( 1 6 : 3 0 受付終了 ) 但し, 3月29日 ( 日 ) から4月5日 ( 日 ) までは, 8 : 3 0 からの拝観。 宝物館, 観智院は, 9 : 0 0 〜 1 7 : 0 0 ( 1 6 : 3 0 受付終了 ) |
拝観料 | 通年公開やライトアップで異なるので, 東寺ホームページ で確認が必要。 |
※ 拝観時間 ・ 拝観料等は変更されることがありますので, 寺院にご確認ください。 万が一, 間違っていたとしても, 責任は負いかねます。 予めご了承ください。
コメント