生花発祥の地 六角堂 想いを花に込める。

生花発祥の地 六角堂 1/ 京都 ブログガイド

生花発祥の地 六角堂

 

「 生花発祥の地 六角堂 」

本堂の屋根の形にちなんだ六角堂。 人間には6つの角がある, 眼 ・ 耳 ・ 鼻 ・ 舌 ・ 体 ・ 心が円満に行くようにと, あえて角を作っているということのよう。

元々は, 仏様に花をお供えすることから始まった生け花。 諸説あるようだけど, 六角堂の地が生花発祥の地といわれています。

六角堂

六角堂 桜 2020 / 京都 ブログ ガイド

六角堂の創建は,「 聖徳太子 」で, 初代住職は「 小野妹子 」。

聖徳太子が, 四天王寺建立のために, 材料を探しにこの場所へ訪れたときに, お告げがあったために, 御堂を建てて観音像を安置したのが六角堂の始まり。

正式には, 紫雲山 頂法寺といいます。 本堂が, 六角形であることから, 一般には, 「 六角堂 」の名前で親しまれています。

自分の想いを花に込める。

小野妹子は遣隋使として中国の隋へ行ったときに, 仏様へのお供えの仕方も学んできました。そのひとつが「 仏前供花 」といわれています。 最初は朝夕仏前にお花をお供えするという単なる行為でした。

やがて自分自身の想いや願い事を込めて, 仏様に花を綺麗に見ていただくということへ, そして人に花を鑑賞してもらうということへと変化していきました。

命に限りのある草花を扱うことは, 「 諸行無常 」を理解する上でも助けになるということから, 六角堂では仏教の教えとして生花が代々受け継がれてきました。池坊の僧侶は花を活けることで, 悟りを開く「 華道 」を追求。

その事から、六角堂の住職は同時に華道の家元となってきました。

池坊の由来

生花発祥の地 六角堂2 / 京都 ブログガイド

太子堂

いつのころからか六角堂の僧侶は, 「 池坊 ( いけのぼう ) 」と呼ばれるように。

その名前の由来を示すものが本堂の北側にある「 太子堂 」の周りにある池。 そこには聖徳太子が沐浴をした跡が残されており, そのそばにお坊さんが住んでいる宿舎がありました。

その事から「 池坊 」と呼ばれるようになったといわれています。

生花発祥の地 六角堂3 / 京都 ブログガイド

水が湧き出ているのが, 沐浴跡。

生花の拡がり

池坊の名前を一躍天下に轟かせるきっかけを作ったのが, 華道家元三十一世 池坊専好。 前田利家の邸宅で豊臣秀吉を花でもてなした。という記録が残っています。

その立花 ( りっか ) は、「 前田邸の大砂物 」と呼ばれました。 幅が約7.5メートルもあり, メインは横に長く拡がる松を使い活けられました。

前田邸の大砂物 ( 復元 )

その立花の後ろに ” 猿 ” が描かれた掛け軸を配し, 立花を通して掛け軸を見ることによって, まるで猿達が松の枝で生き生きと活動するかのように演出し, 自然の中の営みを表現しました。

華道家元三十一世 池坊専好がきっかけを作り, 次に華道家元三十二世 池坊専好が池坊の名前を世に広く知らせる重要な役割を果たしました。

それは, 主に宮中で立てた花を記録した” 絵図 ” を残したこと。

そこには花を立てた場所や時季, 使用した花が記録されていました。 絵図なので, どのように活けたらよいのかという「 見本 」となり, 弟子たちに教えることができる教科書の役割を果たしました。

この教科書ができる事で, その後, 生花は広く普及していくことになったのです。

生花発祥の地 六角堂4 / 京都 ブログガイド

この立花モニュメントは, 華道家元三十二世 池坊専好が, 寛永七年 ( 1630 ) に立てた水仙一色の立花を再現したもの。

また, 第108代 後水尾天皇は立花をこよなく愛し, 御所の中心的な場所である紫宸殿 ( ししんでん ) で作品の発表会を催すようになりました。

実は, 約400年前に京都御所で始まった発表会が現在も続いています。

「 旧七夕会 ( きゅうたなばたえ ) 」といわれ, 毎年11月に六角堂と京都高島屋の2会場で行われています。

六角堂 アクセス

地下鉄「 四条駅 」, 阪急「 烏丸駅 」から徒歩約6分, 地下鉄「烏丸御池駅」から徒歩約5分。

六角通烏丸東入ルにあります。

ちょっと, 寄り道。

錦市場

錦市場と伊藤若冲

京の台所。 多くの観光客で賑わっています。 錦市場 は, 約400年前に, 徳川幕府公認の魚市場として始まりました。 この辺りは, 豊富な地下水に恵まれ, 魚市場を営んでいくのに適していたようです。

錦市場 ( 六角堂から徒歩約5分 )

近くのグルメ

ベトナム料理 コムゴン

ベトナム料理 コムゴン

人気のベトナム料理店。 ヘルシーなイメージがあるので店は女性客でいっぱい。 エスニックで美味しい料理がいただけます。 そして, ラーメン屋として見ても, かなりオススメのお店 ! フォーを食べるためだけに来たい ! って思うくらい旨かったです。

ベトナム料理 コムゴン ( 六角堂から徒歩約2分 )

オレノパン オクムラ 烏丸本店

オレノパン オクムラ 烏丸本店

フランス料理「 祇園おくむら 」の系列店。 美味しいパンが楽しめます。 錦小路通烏丸西入ルにあるので, めっちゃアクセス良。

ハード系パンはレベルが高いです。

オレノパン オクムラ 烏丸本店 ( 六角堂から徒歩約3分 )

近くのラーメン屋

担担 烏丸店

担担 烏丸店

担担麺もレタスチャーハンも美味しかったです。

量がもう少しあれば, さらに満足。 一番気に入ったのが充実した薬味。 これらを利用して自分好みのスープに変えられます。 辛いのが好きな人は, 唐辛子系, 山椒系のどちらでもOK。 辛いのが苦手な人も, スープが全く辛くないので, 何も入れずそのままで楽しめます。

担担 烏丸店 ( 六角堂から徒歩約30秒 )

生花発祥の地 六角堂 まとめ

文献に初めて池坊が登場したのは, 1462年, 東福寺の僧侶が書いた日記に, 武家屋敷に池坊が来て花を活けて, 多くの人が鑑賞しに来た。 と書かれています。

それから2020年で, 558年。 これからも, 花がある限り続いていくのでしょう。

ちなみに, 一般財団法人 池坊華道会 は, 日本で2番目に古い会社。

そして, 一番古い会社は, 株式会社 金剛組 (大阪府)  で, 創業はなんと飛鳥時代の578年。 六角堂も創建した聖徳太子から頼まれて, 四天王寺の建設に関わったのが「 金剛組 」といわれています。

日本で最も歴史ある会社の1,2位に, 聖徳太子が関係していますね。

出典 : 東京商工リサーチ

六角堂ホームページ

所在地:京都市 中京区 六角通東洞院西入 堂之前町

電話:0 7 5 – 2 2 1 – 2 6 8 6

拝観時間 : 6 : 0 0 〜 1 7 :0 0 (  納経時間  8 : 00  〜  17:00 )

拝観自由

上ル 下ル 西入 東入 について

※ 拝観時間 ・ 拝観料等は変更されることがありますので, 寺院にご確認ください。 万が一, 間違っていたとしても, 責任は負いかねます。 予めご了承ください。

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