錦市場と伊藤若冲 切っても切り離せない間柄

錦市場と伊藤若冲 / 京都 ブログ ガイド

錦市場と伊藤若冲

 

「 錦市場と伊藤若冲 」

錦市場の西の端, 高倉通錦下ルに伊藤若冲 ( いとうじゃくちゅう ) の生家がありました。

若冲の生家は, 錦市場の青物問屋「 枡源 (ますげん) 」といい, 野菜を販売。 若冲の絵に, 野菜や果物も描かれているのは, 青物問屋の息子として生まれた境遇が関係しています。

切っても切り離せない間柄

伊藤若冲の生家

錦市場と伊藤若冲 / 京都 ブログ ガイド

現存はしていませんが, 間口は三間 ( 約五メートル ) 上の写真のお店の区画くらいです。

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奥行が十五間 ( 約25メートル ) 画像右端のビルから, 道路の先の白い”止まれ”の辺りまでをお店が占めていました。

25Mプールが造れます (笑)

典型的な「 うなぎの寝床 」だけど, 規模が半端じゃない ! そして, さらにその先に住居があったそうです。

お店と住居を合わせると, 錦市場の西の入口から現在の大丸駐車場辺りまでありました ( 下の地図参照 ) 。錦通から四条通までの, ほぼ半分くらいを占めていたことになります。 こんな街中で, 恐ろしく長いです。

緑の囲みが, 青物問屋「 枡源 」で, オレンジの囲みが伊藤家の住居。 いかに大店だったのかが, よくわかります。 なので, 若冲は生活には全く困らなかったよう。

ちなみに, 若冲の実家は特別だけど, 京都の古くからの住宅「 京町家 」は, 間口が狭く, 奥へ長い造りになっています。 俗に「 うなぎの寝床 」などと揶揄されますが, なぜなんでしょうか ?

これは当時の税金対策のためで, 間口が狭いほど税金が安かったようです。

若冲の実家は, めっちゃ節税 (笑)

伊藤若冲, 錦市場を救う ! !

若冲と錦市場とのつながりは, 生家があっただけではありません。

23才で青物問屋「 枡源 」の主人を務めますが, あまり仕事をせず, 絵を描いてばかりいたそうで, 40才で家督を弟に譲り, その後は大好きな絵に没頭するようになったそう。

ただ, 仕事には身が入らなかった若仲だけど, 錦市場が営業停止の危機に陥ったとき, 町衆として農民の協力も得ながら, 錦市場の営業許可の再開にこぎ着けた立役者であったそう。

もし, 若仲がいなかったら, 錦市場が今日無かったかもしれません。

錦市場の成り立ち

錦市場ホームページ

約400年前に, 徳川幕府公認の魚市場として始まりました。

この辺りは, 豊富な地下水に恵まれ, 魚市場を営んでいくのに適していたようです。

豊臣秀吉の伏見桃山時代にこの辺りに遷ってきた 錦天満宮 には, 現在も「 錦の水 」という地下水が湧き出ています。

まるで, 伊藤若冲 美術館。

錦市場と伊藤若冲 / 京都 ブログ ガイド 錦市場と伊藤若冲 / 京都 ブログ ガイド

錦市場の通りの天井には, 伊藤若仲の絵が掛けられています。

錦市場と伊藤若冲 / 京都 ブログ ガイド

2016年, 伊藤若冲の生誕300周年を記念して, 店のシャッターに若冲の作品が描かれました。

なので, お店の閉店後に錦市場を歩くと, 若冲の絵を間近で楽しむことができます。

錦市場と伊藤若冲 / 京都 ブログ ガイド

シャッターに描かれている絵は, 麩屋町通 ~ 柳馬場通の間に多く見られます。

錦市場と伊藤若冲 / 京都 ブログ ガイド

閉店後の夜に行くのもいいけど, オススメは朝。

7 : 0 0 ~ 8 : 0 0 位であれば, 魚屋さん以外は, ほとんどの店がまだ開店していないので, 夜よりは明るい状態で絵を見ることができます。

錦市場と伊藤若冲 / 京都 ブログ ガイド

他にもたくさんのお店のシャッターに, 伊藤若冲の絵が描かれています。

錦市場 伊藤若冲 ゆかりの品々

桝俉 ( ますご )

桝俉(ますご) / 京都 ブログ ガイド 若冲漬 / 京都 ブログ ガイド

若冲漬を販売しています。

当時の調味料「 ※煎酒 」を使い, 野菜品来の味を最大限に引き出し, 現代風にアレンジした創作漬物。

※ 純米酒にしそ漬梅干 ・ 鰹節 ・ 昆布を加えて煮詰めたもの

若冲漬 / 京都 ブログ ガイド

若冲漬のしば漬( 324円 )

早速, 炊き立てのご飯でいただきました。

普通のしば漬よりしその風味が強くなく, まろやかな味わい。 味がしつこくないので, いくらでも食べられます。

しその風味が強くないので, お茶漬けで食べるより, 白ご飯が合いますね。

桝俉ホームページ

京都市 中京区 錦小路通富小路西入 東魚屋町 178 - 2
TEL : 0 7 5 - 2 1 1 - 5 3 4 6

津之喜酒舗

津之喜酒舗 / 京都 ブログ ガイド 月の桂 / 京都 ブログ ガイド

伊藤若冲が描いた髑髏絵がビンに直接プリントされています。

めっちゃインパクトあり ! !

月の桂 / 京都 ブログ ガイド

月の桂 純米酒( 600円 )

ビール党だけど, 髑髏絵のプリントが気に入ったので買いました。

味の方は, あまり期待してなかったけど, なかなかいけます。 伏見の酒なので, いわゆる女酒で, 甘口。 とても飲みやすく, まろやかで後味がいい。 お米本来の味わいが楽しめます。

これは, オススメです。

180ml の小瓶なので, 京土産としてもいいですね。 若冲好きには, 喜ばれると思います。


津之喜酒舗ホームページ

京都市 中京区 錦小路通富小路東入 東魚屋町 194

TEL : 0 7 5 - 2 2 1 - 2 4 4 1

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