三千院は、
境内にある3つの庭園が美しいです。
紅葉の時期に訪れると、
緑と紅葉のコラボレーションが楽しめます。
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撮影日2017年11月16日
この石段を登ると、
御殿門へと続く桜の馬場です。
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桜の馬場の左側には、
お土産や飲食店がずらり。
みたらし団子など
美味しいものがいっぱいです。
紅葉と緑の庭のコラボレーション
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御殿門
三千院は、
※1最澄が比叡山延暦寺建立の時、
草庵を結んだのが始まりです。
※平安時代の僧で、日本の天台宗の開祖。
別名、
梶井門跡・梨本門跡とも呼ばれ、
※2天台宗五箇室※3門跡のひとつです。
※2 三千院、青蓮院、妙法院、毘沙門堂、曼殊院の五寺院のこと。
※3 皇族・貴族が住職を務める寺院
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拝観受付を済ませます。
この紅葉ですから、
期待が高まります。
聚碧園(しゅうへきえん)
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聚碧園(しゅうへきえん)は、
客殿から眺めることのできる
※1池泉(ちせん)観賞式庭園。
※1 自然の中の山や川の景色を表現した庭園を、庭に下りず、座敷から観賞します。
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丁寧に、
いきとどいた仕事が
感じられる庭園です。
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緑で、
心が「すーと」満たされ
落ち着いた気持ちになります。
有清園(ゆうせいえん)
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※池泉(ちせん)回遊式庭園。
※自然の中の山や川の景色を表現した庭園を、庭に下りて、歩きながら観賞します。
宸殿(しんでん)からの眺めは、
苔の緑と紅葉の赤のコラボレーション、
そして、
主役は杉木立の中に
静かに佇む往生極楽院。
とても美しい景色です。
しばし見とれてしまいます。
人の手が加えられた庭園なんですが、
なぜか自然なものも感じられる
不思議さがここにはあります。
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宸殿から右を眺めると
苔の緑の上に
落ち葉が積もり、
「敷き紅葉」が楽しめます。
緑とオレンジのグラデーションが
美しく、もの悲しさを誘います。
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有清園から宸殿を眺める。
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往生極楽院
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金色不動堂は、
金色不動明王を本尊として、
平成元年に建立された
根本道場です。
観音堂
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身の丈3メートルの
立像の観音様が
お祀りされています。
慧眼の庭
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観音堂の横に広がる慧眼の庭。
この庭の風景も美しいです。
まっすぐ伸びる杉木立の中に
よく手入れされた庭。
その後ろで華を添える紅葉。
この時期ならではの
美しい光景が
目の前に広がります。
貴船口から
京都バスで25分。
鞍馬・貴船を観光した後で
大原三千院へ訪れることが
できるとは思いませんでした。
三千院を拝観したのは
初めてでしたが、
素晴らしい経験をしました。
紫陽花園もあるので、
6月か7月の緑映える季節に
行ってもいいですね。
この紅葉の時期より
はるかに観光客が
少ないでしょうから、
落ち着いて庭園を
楽しむことができそうです。
京都 神社仏閣 関連リンク
今度京都へ来るときの参考に
所在地 | 京都市左京区大原来迎院町540 上ル 下ル 西入 東入について |
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電話 | 075-744-2531 三千院ホームページ |
※ 拝観時間 ・ 拝観料等は変更されることがありますので, 寺院にご確認ください。 万が一, 間違っていたとしても, 責任は負いかねます。 予めご了承ください。
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