「 三明院 2018 」
実相院の紅葉を見た後に自転車で帰る途中に偶然見つけたのが三明院。
京都 紅葉の穴場中の穴場
三明院は, 京都の紅葉スポットの中でも穴場中の穴場。
観光客は, ほぼ皆無。 それでいて紅葉も美しく, たくさんの観光客で”うんざり”している人にはオススメの紅葉スポットです。
※ 私が訪れたのは平日のみ, 休日は保証できません。
三明院の行き方
最寄駅は叡山電鉄鞍馬線の 「 八幡前駅 」。
そこから直線距離にするとそんなに遠くないんですがすんなり行けないんです (笑)
かなり迂回しないと辿り着けません。 一番わかりやすいのは, まず, 駅名にもなっている 「 三宅八幡宮 」 を目指してください。
三宅八幡宮 本殿前鳥居
本殿前鳥居に向かって右側に噴水のある小さな池があります。
この辺りの紅葉も綺麗。
「 犬の散歩お断り 」って書いてある池の横の小道を進んでいきます。
本当にこの先にあるんかな ? っていう感じだけど, 林の中の細い道を進んでいくと, 三明院へたどり着けます。
延壽山 ( えんじゅざん ) 三明院
三明院は魅力的な紅葉スポットだけど, 残念ながら, 私が行った11月21日は, すでに, 最盛期の見頃は過ぎていました。
三明院の魅力
静けさ
今は平日でも紅葉スポットは観光客で一杯。 三明院の一番の魅力は、穏やかに紅葉を楽しめるところ。
門をくぐると本堂へと続く階段。 誰もいない階段を下から眺めると, 紅葉が降り注いで来るように感じます。
鳥のさえずりだけを聞きながら, 一段一段登っていきます。
落葉に覆われた苔の絨毯がお出迎え。
多宝塔
2017年11月 撮影
京都 紅葉が魅力的な理由のひとつは, 歴史的建造物と紅葉とのコラボ。 下から見上げると, 赤い紅葉に浮かび上がるようそびえ立つ姿は, 三明院のシンボルタワー。
洛北の眺め
多宝塔をぐるっと囲むように配された小さな回廊。 靴を脱いで歩くことができます。 そこから見えてくるのは, 京都 洛北の原風景。
眼下に家々は見えるけど, のどかな京都が広がります。
拝観料なし
無料で綺麗な紅葉を楽しめます。
三明院について
三明院は、※1真言宗醍醐派のお寺。
本尊は, 弘法大師 ( 空海 ) で, ※2 脇佛は, 不動明王と歓喜天尊。
※1 平安時代初頭に空海が開いた日本仏教のひとつ。 醍醐派の本山は醍醐寺。
※2 本尊の両脇にひかえる仏像
三明院 アクセス
叡山電鉄 「 八幡前駅 」 下車, 徒歩約8分。
まずは, 駅名にもなっている三宅八幡宮を目指します。 駅の東を通っている道を北へ歩いていくと, 三宅八幡宮の鳥居があるので, そこを東 ( 右折 ) へ。
三宅八幡宮に着いたら, 境内の中を通って, 真直ぐ行くと, 綺麗な紅葉に囲まれている噴水があります。
「 犬の散歩お断り 」 って書いてある池の横の小道を進んでいきます。
「 こんな道で大丈夫かな ? 」 って思うけど, 1分も歩くと紅葉に包まれた三明院の多宝塔が見えてきます。
三宅八幡宮 境内の中の小径だから, Google Mapにも表示されていない。
近くの観光スポット
三宅八幡宮
三明院から徒歩約1分にあるのが, 「 三宅八幡宮 」。
三明院へ向かうときの目印にもなっている三宅八幡宮。 噴水周りの紅葉は綺麗です。
子供の “守り神” として, かん虫封じ ・ 子供の病気平癒 ・ 夜なき ・ 学業成就にご利益があるとされています。 また, 小さなハトの置物の中に入っている「 おみくじ 」も有名。
まとめ
三明院は, シンボル的な多宝塔はありますがこじんまりとした趣のあるお寺。 別世界のような静かな空気が漂います。
何度も京都を訪れている人や, 訪れた紅葉スポットでの人混みに困った人には, 特にオススメです。
ゆったり静かに紅葉を楽しむことができるでしょう。
※ 私が訪れたのは平日のみ, 休日は保証できません。
京都 神社仏閣 関連リンク
京都 紅葉スポット
所在地 | 京都市 左京区 上高野 西明寺山 28 |
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三明院ホームページ |
※ 拝観時間 ・ 拝観料等は変更されることがありますので, 寺院にご確認ください。 万が一, 間違っていたとしても, 責任は負いかねます。 予めご了承ください。
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