「 石塀小路 ( いしべこうじ ) 」
八坂神社の南楼門から下河原通を約250m歩くと, 左手に石塀小路の西の入口。
ここから「 ねねの道 」までの約100mの間に細い石畳の道が続いています。
京情緒溢れる通りで, 私も機会があれば必ず通るようにしています。
石塀小路 由来
石塀小路とはその名の通り, 石の塀に囲まれた細い通りが由来。
明治末期から大正時代にかけて形成され, 国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されています。
現在の石塀小路の両側には石の塀だけではなく, 木造住宅の壁や石塀小路の雰囲気に溶け込んだ旅館や飲食店が軒を連ねています。
先斗町や祇園にある路地 & 辻子 ( ずし ) とも違う, ここだけでしか感じることの出来ない「 味わい 」があります。
綺麗で規則性のある石畳風の道じゃなくて, 本物の石が使われた京風情溢れる造り。
これぞ本当の石畳。
それもそのはず, 石畳の一部は廃止された京都市電の敷石を移設したものを使用しています。
ここを通るだけで京都に浸ることができます。
四条河原町の裏エリアにある「 柳小路 」も京風情ある小路だけど, やや真っ直ぐ。
石塀小路は, 直角に曲がるところが何ヵ所かあって, 道の先がどうなっているのかがわからないワクワク感があり (笑)
個人的にも大好きな通りです。
ねねの道側の入口そばには石塀小路の街燈があるから, ここが石塀小路だとわかりやすい (笑)
石塀小路 アクセス
・京阪 「祇園四条駅」 1番出口から徒歩約8分
・市バス 「東山安井」 バス停から徒歩約1分30秒
京都市東山区下河原町
八坂神社の南門から延びる下河原通を約250m行くと左手に石塀小路の西の入口があるんだけど, 細い通りだから, 注意していないと通り過ぎて, 八坂庚申堂 ( やさかこうしんどう ) まで行ってしまうかも (笑)
四条河原町方面から来るのであれば, 花見小路通を観光がてら南下して, 建仁寺の北門前のところを左折 ( 東へ ) 。
東山安井の交差点を渡って, 突き当りのT字路を右折。
40m先の左手にある最初の細い通りが石塀小路の西端。
石塀小路 まとめ
距離は短いけど, 京都らしさを味わうにはもってこいの小路。
そして, 高台寺や圓徳院, 「 ねねの道 」へ行くときにもとても便利。
一石二鳥ですね (^^)
コメント