早咲きの梅は散ってしまったようですが、遅咲きの梅が満開のようなので、今年も梅宮大社へ行ってきました。
梅の名所
東側にある鳥居の傍らにある梅。まるで桜のような花つき。めちゃめちゃ見事です。
梅宮神苑
入苑券550円
去年は入らなかったんですが、今年は入ってみることに。
楼門入って左側の社務所で入苑券を購入。
社務所の向かい側にある門から入苑。
咲耶池
門をくぐると咲耶池が広がります。
回遊式庭園になっており、歩いて散策できます。
標準の梅が終わりかけでした。もう少し早く来た方が良かったです。
とはいえ、遅咲きの梅はまだ見頃。
美しい花弁を楽しませてくれます。
社務所では鯉の餌も販売。家族連れが楽しんでます。
沢山の鯉が泳いでいます。
勾玉池
勾玉の形をした池があります。
池の周りに梅。初夏には花菖蒲が楽しめます。
梅苑
出口近くにある梅苑。
おそらく早咲の梅のため。多くは散ってしまっていました。
梅宮大社について
奈良時代に、橘氏の氏神として、現在の京都府綴喜郡井手町辺りに創建したのが始まりといわれています。
平安時代の初めに、嵯峨天皇の皇后 橘嘉智子(たちばなのかちこ)によって現在の地に移されました。
檀林皇后(橘嘉智子)
嵯峨天皇の皇后 橘嘉智子は、嵯峨野に、日本最初の禅院檀林寺を創建したことから檀林皇后と呼ばれるようになりました。
檀林皇后は、すばらしい美貌の持ち主で、修行中の僧侶でさえ、目を奪われるほどであったそう。
仏教に深く帰依した檀林皇后は、自らの死に臨み、次のように遺言。
「自分の亡骸は、その辺の辻に捨て置きなさい。」
形あるものは、すべて滅び、やがては、土に帰っていく。この世に、永遠のものなど無い。という「諸行無常」の教えを自分の死を持って実践。
ちなみに、その亡骸が置かれた辻が「帷子ノ辻(かたびらのつじ)」
安産の神
祭神は、酒解神(さかとけのかみ)、大若子神(おおわくこのかみ)、酒解子神(さかとけこのかみ)小若子神(こわくこのかみ)。
またげ石
本殿から見て左側に鎮座。
子供に恵まれなかった檀林皇后(橘嘉智子)が、本殿横にある「またげ石」をまたぎ、子供を授かったということから、この石をまたげば、子宝に恵まれると伝えられています。
酒造の神
酒解神の子供の酒解子神が、大若子神との一夜の契りで、授かったのが、小若子神。
そのことに歓喜して、甘酒を造り、飲んだという神話から、造酒の神としても有名。
梅宮大社の猫
私が行ったときには3匹いました。
猫が目当てで参拝する人もあり。
おとなしく人馴れしています。
梅苑にある竹林をパトロール中。
アクセス
京都市右京区梅津フケノ川町 30 ※クリックでGoogleマップ
「梅宮大社前」バス停下車徒歩約2分
阪急嵐山線「松尾大社駅」下車徒歩約15分
梅宮大社 まとめ
今年はちょっと行くのが遅かったので、早咲きと標準の梅は見頃ではなく、遅咲きの梅を楽しんできました。
梅は桜ほど華やかではありませんが、早咲きから遅咲きまで長い期間楽しめるのが良いですね。
「神苑」は門から見える咲耶池だけと思っていたんですが、本殿を囲むように広範囲にわっているので結構楽しむことができました。
梅だけではなく、ツツジ、カキツバタ、花菖蒲、紫陽花、等も楽しむことができます。
京都 神社仏閣 関連リンク
京都 ご利益 めぐり
所在地 | 京都市右京区梅津フケノ川町 30 ※クリックでGoogleマップ |
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電話 | 075 - 861 - 2730 梅宮大社 ホームページ |
※ 参拝時間 ・ 受付時間等は変更されることがありますので, 神社にご確認ください。 万が一, 間違っていたとしても, 責任は負いかねます。 予めご了承ください。
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