「 京都 勝負・必勝祈願 」
どうしても勝たなければならないときや、自分自身や何かに打ち勝つ必要があるときには、負けることへの恐れや不安はつきもの。
そんな時に頼りになるのが、勝負・必勝祈願の神様。
京都にも、そんな勝負・必勝祈願の神様がおられる神社があるんです ! !
「勝ち守り」を授かって、パワーをいただいてきましょう ! !
京都 勝負・必勝祈願 石清水八幡宮
京都で最強の勝負・必勝祈願の神様をお祀りしている神社で、一番最初に思い浮かぶのは「石清水八幡宮 ( いわしみずはちまんぐう )」。
※八幡三神を祀り、その中の応神天皇 ( おうじんてんのう ) は「八幡さま」と呼ばれ、元々は大分県の宇佐神宮 ( 宇佐八幡宮 ) の神様。
※応神天皇 ( おうじんてんのう )・比咩大神 ( ひめおおかみ )・神功皇后 ( じんぐうこうごう ) の三神を総称して「八幡三神」といいます。
武家からの信仰が篤く、鎌倉・室町・江戸と武家の政権が続く間に、八幡信仰が日本中へ広がっていきいました。
その他のご利益は、国家鎮護・厄除開運・家内安全・商売繁盛・交通安全・安産・病気平癒。
石清水八幡宮には、楠木正成 ( くすのきまさしげ ) が奉納したと伝わる樹齢約700年のご神木 ( 京都府指定天然記念物 ) や織田信長が寄進したと伝えられる築地塀 ( 信長塀 ) が今も現役。
ちなみに、源頼朝は石清水八幡宮から分霊して、鎌倉の鶴岡八幡宮を創建しました。
京都 勝負・必勝祈願 宇治上神社
京都の宇治にある宇治上神社 ( うじがみじんじゃ ) は、石清水八幡宮でも紹介した応神天皇 ( おうじんてんのう )と、皇子で弟の菟道稚郎子命 ( うじのわき いらつこの みこと ) 、そして兄の大鷦鷯尊 ( おお さざきの みこと:後の仁徳天皇 ) を祀っています。
その他のご利益は、菟道稚郎子命 ( うじのわき いらつこの みこと ) の聡明さから「学業成就」、兄の大鷦鷯尊 ( おお さざきの みこと 後の仁徳天皇 ) から「病気平癒」、悪縁を絶ち、良縁を結ぶ「縁切り縁結び」。
ちなみに、仁徳天皇が誕生したのには、ある悲劇が関係しています。
日本最古の神社建築
本殿 ( 国宝 ) は現存する日本最古の神社建築で、年輪年代測定法によって康平三年 ( 1060 ) に建立されたと推測。
京都にある神社は応仁の乱などで被災してしまい、ほとんど江戸時代以降のものが多いから、平安時代に建築された宇治上神社の本殿や拝殿 ( 国宝 鎌倉時代 ) は本当に貴重。
一見の価値ありです、必勝祈願と一緒にどうぞ。
京都 勝負・必勝祈願 若宮八幡宮
京都 清水坂にある若宮八幡宮は石清水八幡宮と同じ”八幡さま”をお祀りしている神社。
勝負 、必勝祈願の他、学問・芸術の上達にもご利益があります。
京都市内の五条坂にあるから、京都府八幡市にある石清水八幡宮よりはアクセスはしやすいですね。
そして、神功皇后もお祀りしているから「安産の神様」として信仰を集めています。
その他にも、美容や美人祈願・縁結びなどがあります。
京都 必勝祈願 上賀茂神社
上賀茂神社はユネスコ世界遺産に登録されています。正式名称は賀茂別雷神社 ( かもわけいかづちじんじゃ ) 。京都三大祭の一つ葵祭 ( 賀茂祭 ) で有名。
平安京遷都以降は国家を護る神社として朝廷から崇敬されました。
そんな歴史ある上賀茂神社のご利益の中にも「必勝祈願」が。
その他のご利益には、開運・厄除方除・八方除・災難除・雷除、珍しいのが電器産業守護。
京都 勝負 藤森神社
藤森神社は「菖蒲の節句」 発祥の神社として知られ、菖蒲 ( しょうぶ ) が”勝負”と発音が一緒の為、「勝負」の神様として信仰されています。
私も紫陽花を見に行ったときにお詣りしています (^^)
そして、毎年5月5日に行われる「駈馬神事」から、馬の神社としても信仰されています。
競馬関係者の参拝も多く、競馬で一攫千金を狙う参拝者もかなり多い (^^)
京都 勝負 新熊野神社
本殿の屋根の上に八咫烏
熊野詣 ( 現在の和歌山県 ) に行くのは遠くて大変だからと、京都にミニ熊野詣ができる神社を造ろう!!ということで創建されたのが「新熊野神社 ( いまくまのじんじゃ )」。
永歴元年 ( 1160 ) に、法住寺殿が造営されたときに、後白河上皇によって新日吉神宮 ( いまひえじんぐう )と共に創建されました。
新熊野神社の”勝負”との関係は「八咫烏 ( やたがらす ) 」。
日本神話に登場する三本足のカラスで神武天皇を樫原宮 ( かしわらのみや ) へ導いた熊野の神の化身。
八咫烏がサッカー日本代表のシンボルマークとなっていることは有名。
京都 勝利開運 摩利支尊天堂
仏法を護る神として崇められている摩利支天を祀っています。
摩利支天は、”陽炎 ( かげろう )”を神格化したもの。
陽炎は、ゆらゆらと揺らめく幻だから、実体がなく捕えることができない!!
ということから、日本では多くの武士が守護神として信仰しました。
楠木正成は兜の中に摩利支天の小さな像を入れて戦に臨んでいたそうです。また、立花道雪や毛利元就は摩利支天の旗を用いていました。
他にも、前田利家や立花宗茂も摩利支天を信仰していたといわれています。
多くの武士が信仰していたから、勝負の神様として適任ですね。
京都 勝負・必勝祈願の神様 まとめ
人生で勝ち続けることが出来る人なんて滅多にいない。
仮にいたとしても、そんな人ほど敗れることへの恐れや不安を常に人一倍抱えていることでしょう。
私も含めて普通の人間は些細なことで自信を失ってしまったり、逆に自信を得たり。
それの繰り返しですね (^^)
古来、敗けは死を意味する武士たちも武運長久を願い勝負・必勝祈願の神様が祀られている神社へお詣りしていました。
神様にすがることは弱さでも何でもないないから、困った時は神様にお願いしてみましょう (^^)
京都にも上で紹介したように、勝負・必勝祈願の神様をお祀りしている神社があるから、困ったときは一度お詣りしてみてはどうでしょう。
京都 ご利益 めぐり
※ 参拝時間・受付時間等は変更されることがありますので,神社にご確認ください。 万が一, 間違っていたとしても, 責任は負いかねます。予めご了承ください。
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