「 京都 勝負・必勝祈願 」
人生で, 勝ち続けることが出来る人なんて滅多にいない。
仮にいたとしても, そんな人ほど, 敗れることへの恐れや不安を常に人一倍抱えていることでしょう。
私も含めて普通の人間は, 些細なことで自信を失ってしまったり, 逆に自信を得たり。

それの繰り返しですね (^^)
どうしても勝たなければならないときや, 自分自身や何かに打ち勝つ必要があるときには, 負けることへの恐れや不安はつきもの。
そんな時に頼りになるのが, 京都の勝負・必勝祈願の神様。
京都にも, そんな勝負・必勝祈願の神様がおられる神社があるんです ! !



「 勝ち守り 」を授かって, パワーをいただいてきましょう ! !
京都 勝負・必勝祈願 石清水八幡宮


京都で最強の, “勝負” , “必勝祈願” の神様をお祀りしている神社で一番最初に思い浮かぶのは, 「 石清水八幡宮 ( いわしみずはちまんぐう ) 」。
京都府八幡市にある石清水八幡宮は平安京の南西 裏鬼門に位置し, 平安京の守護を司っていた歴史ある神社。
※八幡三神を祀り, その中の応神天皇 ( おうじんてんのう ) は, 「 八幡さま 」と呼ばれ, 元々は大分県の宇佐神宮 ( 宇佐八幡宮 ) の神様。
『 宇佐神宮 ( 宇佐八幡宮 ) 』は, 「 石清水八幡宮 」をはじめ, 鎌倉の「 鶴岡八幡宮 」を含む, 日本全国に約44,000社ある八幡宮の総本社。 宇佐神宮 ( 宇佐八幡宮 ) へ行くのが, 一番いいんだろうけど, 京都なら, 石清水八幡宮。
武家からの信仰が篤く, 鎌倉 ・ 室町 ・ 江戸と武家の政権が続く間に, 八幡信仰が日本中へ広がっていきいました。
実際, 石清水八幡宮には, 楠木正成 ( くすのきまさしげ ) が奉納したと伝わる樹齢約700年のご神木 ( 京都府指定天然記念物 ) や織田信長が寄進したと伝えられる築地塀 ( 信長塀 ) が今も現役。



武家からの厚い信仰がうかがえます。
鎌倉幕府初代将軍の源頼朝 ( みなもとのよりとも ) の曾祖父 源義家は石清水八幡宮で元服し, 自らを「 八幡太郎 ( はちまんたろう ) 義家 」と名乗りました。



ちなみに, 源頼朝は石清水八幡宮から分霊して, 鎌倉の鶴岡八幡宮を創建しました。


本殿から見て, 右手にあるのが楠木正成の楠。


信長塀は, 本殿を囲むように設置されています。



「 勝負運 」, 「 必勝祈願 」が一番必要な武家からの信仰が篤かったことも, すごくご利益がありそうですね (^^)



私も「 勝ち守り 」として石清水八幡宮の御神矢 ( ごしんや ) を神棚に掲げています。


石清水八幡宮 アクセス
京阪電車 + ケーブル
京阪「 石清水八幡宮駅 」下車, 徒歩約30秒の石清水八幡宮参道ケーブルでケーブル八幡宮山上駅 ( 3分 片道200円 )へ。 下車後, 徒歩約3分で石清水八幡宮の本殿。
京阪電車 + 徒歩
京阪「 石清水八幡宮駅 」下車, 裏参道を通って, 約30分。 ただし, 結構急な石段が続くので, 足に自信のない人や子供連れは, ケーブルを利用することをオススメ。
所在地 | 京都府 京都府 八幡市 八幡高坊 30 |
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電話 | 0 7 5 - 9 8 1-3 0 0 1 |
京都 勝負・必勝祈願 宇治上神社


京都の宇治にある宇治上神社 ( うじがみじんじゃ ) は, 石清水八幡宮でも紹介した応神天皇 ( おうじんてんのう )と, 皇子で弟の菟道稚郎子命 ( うじのわき いらつこの みこと ) , そして, 兄の大鷦鷯尊 ( おお さざきの みこと 後の仁徳天皇 ) を祀っています。



ちなみに, 仁徳天皇が誕生したのには, ある悲劇が関係しています。
また, 明治維新までは, 宇治上神社から徒歩約2分にある『 宇治神社 』と二社でひとつの神社として扱われていました。 宇治上神社が, 「 離宮上社 ( かみしゃ ) 」, 宇治神社が, 「 離宮下社 ( しもしゃ ) 」 と呼ばれていました。
日本最古の神社建築


本殿 ( 国宝 ) は, 現存する日本最古の神社建築で, 平安時代後期に伐採された木材を使用していることが確認されています。 そして,「 年輪年代測定法 」によって康平三年 ( 1060 ) に建立されたと推測されます。


桐原水 ( きりはらすい )


拝殿の左側にあります。
昔, 宇治には, いたるところに湧き水があったよう。 その中でも特に有名だったのが,「 宇治七名水 」。 そのほとんどが枯れてしまったけど, 桐原水は, 宇治七名水のひとつとして, 今もこんこんと湧き出ています。



桐原水を飲めば, さらに「 必勝祈願 」 ・ 「 勝負 」にご利益があるかもしれませんね。




宇治上神社 アクセス
京阪「 宇治駅 」下車, 徒歩約7分。 JR「 宇治駅 」下車, 徒歩約18分。
宇治神社から徒歩約2分にあります。
所在地 | 京都府 宇治市 宇治山田 59 |
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電話 | 0 7 7 4 - 2 1 - 4 6 3 4 |
受付時間 | 9 : 0 0 〜 1 6 : 3 0 季節により変更あり |
京都 勝負・必勝祈願 若宮八幡宮


京都 清水坂にある若宮八幡宮は, 石清水八幡宮と同じ “八幡さま” という神様をお祀りしている神社。
「 勝負 」, 「 必勝祈願 」の他, 学問 ・ 芸術の上達にもご利益があります。 京都市内の五条坂にあるから, 京都府八幡市にある石清水八幡宮よりはアクセスはしやすいですね。
若宮八幡宮は, 椎根津彦命 ( しいねつひこのみこと ) という陶器の神様を祀っています。 そのため, 若宮神社は, 別名 「 陶器神社 」としても知られています。


毎年, 8月7日~8月10日までの4日間は, 若宮祭と共に陶器祭が行われ, それに合わせて五条坂一帯で開催される陶器市は, 多くの人で賑わいます。
そして, 神功皇后もお祀りしているから, 「 安産の神様 」として信仰を集めています。 その他にも, 美容や美人祈願, 縁結びなどがあります。


若宮八幡宮 境内の一角には, ハート形の石があって, 縁結びにもご利益があるとされるので, 若い女性の参拝が絶えません。


若宮八幡宮 アクセス
・京都市バス「 五条大和大路 」バス停から徒歩約3分。
・京阪「 清水五条駅 」4番出口から徒歩約5分。
所在地 | 京都府 京都市 東山区 五条橋東 五丁目 480 |
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電話 | 0 7 5 - 5 6 1 - 1 2 6 1 |
京都 必勝祈願 上賀茂神社


上賀茂神社 は, ユネスコ世界遺産に登録されています。 正式名称は, 賀茂別雷神社 ( かもわけいかづちじんじゃ ) 。 京都三大祭の一つ葵祭 ( 賀茂祭 ) で有名。



そんな歴史ある上賀茂神社のご利益の中にも, 「 必勝祈願 」が。
その他のご利益には, 開運, 厄除方除, 八方除, 災難除, 雷除, 珍しいのが, 電器産業守護。


二の鳥居をくぐった先の細殿の前にあるのが, 「 立砂 ( 盛砂 ) 」。
祭神の賀茂別雷大神 ( かもわけいかづちのおおかみ ) が最初に降り立った円錐形の神山 (こうやま ) に因んでいます。
鬼門 ・ 裏鬼門に砂を撒いて清める風習は立砂信仰が起源で, 「 清めのお砂 」の始まりです。
この上賀茂神社の「 立砂 ( 盛砂 ) 」にあやかったのが 『 盛塩 』 で, 玄関先に盛られ, 神のご加護を願っています。


上賀茂神社 名水「 神山湧水 」


手水舎の水が「 神山湧水 」。 祭神の賀茂別雷大神が降臨した神山の水を汲み上げて使用しています。




上賀茂神社 アクセス
【 JR京都駅から 】
4系統 上賀茂神社行きに乗車「 上賀茂神社前 」下車すぐ。
【 地下鉄烏丸線 「 北大路駅 」から 】
37系統 西賀茂車庫行きに乗車「 上賀茂御園橋 」下車, 徒歩約3分。
【 京阪「 出町柳駅 」から 】
4系統 上賀茂神社行きに乗車「 上賀茂神社前 」下車すぐ。
所在地 | 京都府 京都市 北区 上賀茂本山 339 |
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電話 | 0 7 5 - 7 8 1 - 0 0 1 1 |
京都 勝負 藤森神社


石清水八幡宮も捨てがたいけれど, 京都で最強の勝負の神様といえば, 「 藤森神社 ( ふじのもりじんじゃ ) 」。



私も年に1回, 紫陽花の時期に必ずお詣りしています (^^)
また, 学問の神様といえば, 「 菅原道真 」が有名だけど, 日本書紀の編者で, 日本最初の学者といわれる 「 舎人親王 ( とねりしんのう ) 」 を祭神としていることから, 学問の神様としても信仰されています。
そして, 毎年5月5日に行われる 「 駈馬神事 」 から, 馬の神社としても信仰されています。



競馬関係者の参拝も多く, 競馬で一攫千金を狙う参拝者もかなり多い (^^)


不二の水


本殿の左手にあります。
参拝者や近所の人が絶えず 「 不二の水 」 をいただきに来ています。 参拝の際は, 是非飲んでください。



私も毎年必ず飲んでいます。




藤森神社アクセス
・JR 「 藤森 ( ふじのもり ) 駅 」 下車徒歩約4分
今まで京阪電車でしか藤森神社へアクセスしたことがなかったけど, 意外とJR「 藤森駅 」からも便利だった。 2階にある駅の改札口を出て左へ。 駅の前に通っている道を右折。 その後は, 下りの坂道を真っ直ぐ約4分歩くと右手に藤森神社があります。
・京阪 「 墨染 ( すみぞめ ) 駅 」 下車徒歩約5分
上り下り共, 改札口を出て左へ。 約30m先の墨染交差点を左折し, 真っ直ぐ。 セブンイレブン伏見深草藤森店がある三叉路を右折。 約150m歩くと左手に藤森神社。
・京阪 「 藤森駅 」 から徒歩約7分
南改札口 ( 他には北と西改札口がある ) を出て, 川 ( 琵琶湖疏水 ) を渡り, 名神高速道路を右手に見ながら真っ直ぐ。 約50m先にある道を右折。 すぐに名神高速道路をくぐります。 そのまま約500m行くと左手に藤森神社の鳥居。 ※藤森神社の参拝口は2つあって, JR 「 藤森駅 」 と京阪 「 墨染駅 」 からは南の表参拝口を利用。 京阪 「 藤森駅 」 からは西の参拝口になります。
所在地 | 京都府 京都市 伏見区 深草 鳥居崎町 609 |
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電話 | 0 7 5 - 6 4 1 - 1 0 4 5 |
受付時間 | 9 : 0 0 ~ 1 7 : 0 0 |
京都 勝負 新熊野神社


熊野詣 ( 現在の和歌山県 ) に行くのは遠くて大変だからと, 京都にミニ熊野詣ができる神社を造ろう ! ということで創建されたのが, 「 新熊野神社 ( いまくまのじんじゃ ) 」。
永歴元年 ( 1160 ) に, 法住寺殿が造営されたときに, 後白河上皇によって, 新日吉神宮 ( いまひえじんぐう ) と共に創建されました。
新熊野神社の “勝負” との関係は, 「 八咫烏 ( やたがらす ) 」。
日本神話に登場する三本足のカラスで神武天皇を樫原宮 ( かしわらのみや ) へ導いた熊野の神の化身。


本殿の屋根の上に八咫烏
八咫烏が, サッカー日本代表のシンボルマークとなっていることは有名。
神武天皇を樫原宮へ導いたのと同じように, サッカー日本代表をワールドカップに導き, 優勝させていただきたいという願いが込められています。
また, 新熊野神社を創建した後白河上皇が, 自らお手植えされたと伝わる紀州熊野から運んできた樟 ( くすのき ) が今もそびえたっています。





なんと, 樹齢は九百年 ! ! ! !
樹齢九百年の巨木でありながら, 現在でも成長し続けるその姿を見て, 「 健康長寿 」, 「 病魔退散 」, 特に「 お腹の神様 」としてご利益を求める人が後を絶ちません。



実際に近くで見たけど, めちゃめちゃデカいです ! !



そして, 周囲を圧倒する存在感が半端やない ! !
お詣りと一緒に, 一見する価値ありです。


新熊野神社 アクセス
・市バス「今熊野」バス停から徒歩約2分。
・京阪・JR「東福寺駅」から徒歩約8分。
所在地 | 京都府 京都市 東山区 今熊野椥ノ森町 42 |
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電話 | 0 7 5 - 5 6 1 - 4 8 9 2 |
京都 勝利開運 摩利支尊天堂


仏法を護る神として崇められている摩利支天を祀っています。


陽炎は, ゆらゆらと揺らめく幻なので, 実体がなく, 捕えることができない ! !
ということから, 日本では, 多くの武士が守護神として信仰しました。
楠木正成は, 兜の中に摩利支天の小さな像を入れて戦に臨んでいたそうです。 また, 立花道雪や毛利元就は, 摩利支天の旗を用いていました。
他にも, 前田利家や立花宗茂も摩利支天を信仰していたといわれています。


摩利支天は, 猪を従者としていることから, “亥年生まれの守護神” としても知られ, 境内にもたくさんの猪がいます。
ちなみに, 護王神社も, 亥年生まれの守護神として知られています。


摩利支尊天堂 アクセス
・京阪電車「 祇園四条駅 」1番出入口から徒歩約5分。
・阪急電車「 京都河原町駅 」1B番出入口から徒歩約8分。
大和大路通松原上ルにあります。
所在地 | 京都府 京都市 東山区 大和大路通四条下る 4丁目 小松町 146 上ル 下ル 西入 東入について |
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電話 | 075 – 561 – 5556 |
参拝時間 | 午前 9時 ~ 午後 5時 年中無休 参拝自由 |
京都 勝負・必勝祈願 まとめ
古来, 敗けは死を意味する武士たちも, 武運長久を願い勝負・必勝祈願の神様が祀られている神社へお詣りしていました。



神様にすがることは弱さでも何でもないないので, 困った時は神様にお願いしてみましょう (^^)



めっちゃ頼りになります。
京都にも多くの勝負・必勝祈願の神様をお祀りしている神社があるので, 困ったときは一度お詣りしてみてはどうでしょう。
京都 ご利益 めぐり
京都 神社仏閣 関連リンク
※ 参拝時間 ・ 受付時間等は変更されることがありますので,神社にご確認ください。 万が一, 間違っていたとしても, 責任は負いかねます。予めご了承ください。
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