二尊院は常寂光寺から徒歩約5分。
紅葉の名所が二つ並んでいます。
二尊院 紅葉スポット
紅葉の馬場
総門越しにも見えるまっすぐに伸びる参道が「紅葉の馬場」
2018年11月27日撮影
楓と桜が交互に植えられており、美しい紅葉のトンネルが現れます。
ゆるやかな坂を登った後に振り返ると ・ ・ ・ ・ 、
ここからの紅葉の眺めも素晴らしい。
勅使門辺りの紅葉
紅葉の馬場を登りきると小さな門がお出迎え。
ここから境内へ入るもよし、左側へ行くと「 勅使門 」
私は迷わず勅使門へ。
二尊院で一番好きな紅葉ポイント。
天皇の使い”勅使”が出入りする際に使われていたのが「 勅使門 」
境内から勅使門越しに見る紅葉。
ここが二尊院で一番の紅葉ポイント。
勅使門を通る人がいなくなるまでみんな辛抱強く待っています(笑)
御薗亭辺りの紅葉
本堂で本尊を拝んだ後は、本堂南側にある「 御薗亭 」へ。
御薗亭は、元禄十年( 1697 )に後水尾天皇の第五皇女(五女)の賀子(よしこ)内親王のお化粧の間を移築したもの。
春と秋の期間限定でお茶席が設けられています。
二尊院について
二尊院は天台宗のお寺。
「百人一首」の季語にもなっている小倉山の麓にあり、嵯峨天皇の祈願により※慈覚(じかく)大師が、承和年間(834~847)に建立。
※第三代比叡山延暦寺の住職
通常お寺の本尊は、一体だけ。ただし二尊院はその名の通り釈迦如来と阿弥陀如来の二尊を祀っています。
二尊とは
極楽往生を目指す人を、送り出す「発遣の釈迦」と、彼岸へと迎える「来迎の弥陀」の遣迎(けんごう)二尊。
本堂
本堂は、京都御所の紫宸殿(ししんでん)を模しており、本殿内側も内裏の御内仏(仏壇)と同様に造られています。
応仁の乱(1467~1477)により、ほとんどが焼失してしまいましたが、本堂は約30年後に再建されました。
まとめ
総門くぐり、すぐの紅葉の馬場。参道に覆うような紅葉のトンネル。
二尊院で一番印象深い勅使門の紅葉。本堂前から勅使門越しに見える紅葉はまさに門を額縁にした絵画のよう。
御薗亭の獅子脅しの音が響き渡る静かな空間に浸る。
二尊院もおすすめです。
京都 神社仏閣 関連リンク
京都 紅葉スポット
所在地 | 京都府 京都市 右京区 嵯峨二尊院門前 長神町 27 上ル 下ル 西入 東入について |
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電話 | 075 – 861 – 0687 |
拝観時間 | 9 : 00 ~ 16 : 30 |
拝観料金 | 500円 二尊院ホームページ |
※ 拝観時間 ・ 拝観料等は変更されることがありますので, 寺院にご確認ください。 万が一, 間違っていたとしても, 責任は負いかねます。 予めご了承ください。
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