祇園祭 なんで八坂神社のお祭が、祇園祭?

祇園祭 / 京都 ブログ ガイド

祇園祭

 

「 祇園祭 」

京都では、 毎月色々な神事や祭が行われていますが、 その中でも最大のものが「祇園祭」




 

祇園祭は、 長ーいお祭 。

2014年からは山鉾巡行が、 7月17日の前 ( さき ) 祭 ( 23基 ) と7月24日の後祭 ( 10基 ) に別れて行われるようになりました。

山鉾巡行や宵宮等がTVで放送されるので祇園祭 = 山鉾巡行 ・ 宵宮と思われがち。 確かに山鉾巡行はハイライトですが、 祭の一部。

祇園祭は7月の1ヶ月間に渡って行われる長ーいお祭なんです。

なんで八坂神社のお祭が、 祇園祭?

八坂神社

祇園祭は八坂神社のお祭ですが、 それなら「 八坂祭 」では ?

素朴な疑問ですよね。

明治以前には、 神様と仏様が一緒に祀られていたため、 慶応4年 ( 1868 ) に、八坂神社と改称されるまでは、

「 祇園社 」 または 「 感神院 」と呼ばれていました。

正式には、祇園感神院 ( かんしんいん ) といって比叡山延暦寺の末寺。八坂神社は江戸時代まで、神社でもあり、お寺でもありました。

MEMO

明治時代に「 廃仏毀釈( はいぶつきしゃく )」という仏教を排除しようとする政策や運動が実行されました。 江戸時代の末までは神仏習合( しんぶつしゅうごう )といい、  日本独自の神をうやまう神道と仏教がいっしょになっていましたが、 神道を国の宗教にするために、 慶応4年1868年に神仏分離令( しんぶつぶんりれい )が出され、 神道と仏教がわけられました。 八坂神社も江戸時代までは、「 祇園社 」または「 感神院 」と呼ばれ、 神社でもありお寺でもありました。

” 祇園 ” の由来

かつてお寺でもあった八坂神社に祀られていたのは仏教の神様である牛頭 ( ごず ) 天王

仏教を開いた御釈迦様がインドで説法を行った場所「 祇園精舎 」の守護神です。

「 祇園 」の由来は 、 この牛頭天王から来ています。

 祇園社のお祭

「祇園精舎」の守護神を祀っているので明治以前の八坂神社は、「 祇園社 」と呼ばれていました。

祇園社のお祭りなので「祇園祭」です。

祇園祭の起源

貞観11年( 869 )、全国で疫病が流行した時、神泉苑で ※ 御霊会を行いました。

当時日本国内の国の数である66本の鉾を建てて、 祇園社の牛頭天王( 悪疫を防ぐ神様 )を祀りました。この御霊会が「 祇園祭 」の起源といわれています。

※疫神や死者の怨霊などを鎮めなだめるために行う祭。

もう一つの説

元祇園梛神社

四条通坊城にある元祇園梛神社。( 四条大宮の西 )

創建は平安時代の869年。 祇園祭の起源 と同じ。

前の段落で書いた通り、 京都に疫病が広がりたくさんの犠牲者が出たことで、 疫病の神である牛頭天王を祀り、 疫病を鎮めいてもらおうとして始まったのが祇園祭の起原といわれています。

しかし、 元祇園梛神社に伝わる祇園祭の起源は違います。

この神社に祀られていた牛頭天王を祇園社 ( 八坂神社 ) へ分霊するときに、お囃子などで賑やかに送ったことが、 祇園祭の起源としています。このときの行列が山鉾に姿を変えていったということです。

どちらが正しいか、今となってはわかりませんね。




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