新熊野神社 八咫烏と大樟に守られた鎮守の社。

新熊野神社18 / 京都 ブログ ガイド

 

新熊野神社

 

新熊野( いまくまの )神社は、

後白河上皇によって

※1 法住寺殿が造営されたときに、

鎮守社として、

永歴元年( 1160 )に

※2 新日吉( いまひえ )社と共に

創建されました。

 

※1 1158年( 保元3年 )に後白河上皇が政務を行う場所として造営されたのが法住寺殿(ほうじゅうじどの)。

※2 後白河上皇により、法住寺殿の鎮守社として創建。

 

八咫烏

 

新熊野神社2 / 京都 ブログ ガイド

 

八咫烏は、

日本神話に登場する三本足のカラスで

神武天皇を※3樫原宮

(かしわらのみや)へ

導いた熊野の神の化身です。

※3神武天皇が即位した現在の奈良県橿原市にある橿原神宮境内

 

三本足の鳥伝説は世界各地にあって、

いずれも太陽信仰と結びついていて、

「幸運を呼ぶ鳥」として

共通点があります。

 

八咫烏が、

サッカー日本代表のシンボルマーク

となっていることは有名です。

 

新熊野神社18 / 京都 ブログ ガイド

 

神武天皇を樫原宮へ

導いたのと同じように、

サッカー日本代表を

ワールドカップに導き、

優勝させていただきたい

という願いが込められています。

 

このように八咫烏は、

「目標達成」、「勝利をもたらす神」、

「幸運をもたらす神」とされています。

 

また、

熊野では、

「みがわりお烏さん」といって、

わが身に代わって不幸や災難を

引き受けてくれる烏神としても

信仰されています。

 

大樟に守られた鎮守の社。

 

新熊野神社3 / 京都 ブログ ガイド

 

現在の本殿は、

寛文十三年( 1673 )に造営されたもので、

 

構造形式、平面構成共に

熊野本宮証誠殿と同じで、

京都においても全国的にみても

他に見ることができず、

 

さらに、

熊野本宮証誠殿より古いことからも

熊野造の構造を今に伝える

貴重な遺構です。

熊野本宮大社のホームページ

 

樟大権現

 

新熊野神社12 / 京都 ブログ ガイド

 

この大樟は、新熊野神社が

後白河上皇によって創建されたときに

紀州熊野から運ばれた樟を

自らお手植えされた

と伝えられています。

 

新熊野神社13 / 京都 ブログ ガイド

 

樹齢九百年と推定され、

神仏が現れる大樟として

新熊野神社の自然信仰の

象徴となっています。

 

新熊野神社14 / 京都 ブログ ガイド

 

樹齢九百年の巨木でありながら、

現在でも成長し続けるその姿を見て、

「健康長寿」、「病魔退散」、

特に「お腹の神様」として

ご利益を求める人が後を絶ちません。

 

個人的にも、

大きな樹には魅力を感じますし、

何か力を与えられるような気がします。

 

由岐神社もそうですが、

樹齢何百年もの巨木があると

それだけで落ち着き、癒されます。

 

樟龍(しょうりゅう)弁財天

新熊野神社16 / 京都 ブログ ガイド

 

弁財天は七福神の一つで、

財宝をもたらす神(仏)として

信仰を集めていますが、

元々は、

ヒンドゥー教の川の神様です。

 

日本でも水と緑の深いところに

龍神様として

祀られているところが多いですが、

 

新熊野神社では、

大樟の横に伸びた枝が、

まるで

龍が空を飛んでいるように見えるため

「龍に乗った弁財天」

樟龍弁財天として

信仰されてきました。

 

新熊野神社の「梛(なぎ)」

新熊野神社15 / 京都 ブログ ガイド

 

新熊野神社は昔から

「梛の宮」ともいわれ、

梛の名所となっていました。

 

ナギはイヌマキ科の常緑樹で、

簡単に切れにくいため、

縁結びの樹ともいわれ、

その実が

二つ並んで仲良く実ることから

夫婦円満のめでたい樹とされています。

 

藤原定家は下のように詠んでいます。

 

「千早振る遠つ神代の梛の葉を

切りに切りても祓いつるかな」

 

梛は、罪や禍、病魔などを

ナギはらうチカラがある

と信じられているので、

 

熊野詣などには、

道中安全のお守りとしていたそうです。

 

また梛は、

朝凪、夕凪の”ナギ”から、

安全・無事を意味し、

平和と幸福をもたらす樹

といわれています。

 

京都で熊野詣?!

 

新熊野神社4 / 京都 ブログ ガイド

 

和歌山の熊野神社まで行かなくても、

京都で、

熊野詣をしたご利益があるそうです。

 

後白河上皇は、その一生で、

34回も熊野詣をしたそうですが、

現在でも

それだけ行くのは大変なことです。

 

ましてや、

徒歩で行く庶民にとっては、

一生に一度

行ける位の旅であったでしょう。

 

そのため、京都に誰でも

熊野詣のご利益が得られるようにと

熊野神社の別院として創建されたのが

今熊野神社です。

 

新熊野神社5 / 京都 ブログ ガイド

 

本殿横から京都の熊野詣に出かけます。

 

新熊野神社6 / 京都 ブログ ガイド

 

上之社と中之社

 

新熊野神社7 / 京都 ブログ ガイド

 

熊野古道入口

 

新熊野神社8 / 京都 ブログ ガイド

 

本殿の裏にミニ熊野詣が。

 

新熊野神社9 / 京都 ブログ ガイド

 

こんなに簡単にご利益が得られるとは。

 

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下之社

 

新熊野神社11 / 京都 ブログ ガイド

 

若宮社

 

新熊野神社ホームページ

所在地:京都府京都市東山区今熊野椥ノ森町42

電話:075-561-4892




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