「 鞍馬寺 2019 」
鞍馬寺の本殿金堂は仁王門からは約30分の登り。 紅葉も本殿金堂辺りに多く見られます。
鞍馬寺は拝観料ということではなく、 ” 愛山費 ” として300円を仁王門のところで払って、 鞍馬山に入ります。 料金所は8時からですが、 電話で確認したら何時でも通過OKとのこと。
2019年11月21日は、 あいにくの曇り空。 7時過ぎに入山しました。
ちなみに、 愛山費は下山時に仁王門の料金所で払います。
叡山電鉄 出町柳駅 ~ 鞍馬駅
鞍馬までは、 32分、 430円。 2019年も運良く鞍馬行きの「 きらら 」に乗車。
「 きらら 」は通常の車両のような席ではなく、 景色が良く見えるように、 車窓側を向いている座席も。
車内には天狗のお面も飾られていて、 鞍馬への気分を盛り上げています。
市原駅~二ノ瀬駅の間には、 線路の両側に紅葉スポットがあり、 さながら「 紅葉のトンネル 」。 電車も速度を緩めて走行してくれます。
車窓からの紅葉を楽しみたいなら、 一番前からがベスト 。
実際にこのシートに座ってみると、 紅葉があまりにも近すぎて、 素早く景色が通り過ぎてしまいます。 ある程度遠くの景色を見るためには、 良いシートですね。
鞍馬駅
昭和の雰囲気を感じるレトロな駅舎。
鞍馬寺 2019
仁王門
堂々たる山門で、 歴史を感じます。
仁王門をくぐったところに、 料金所があり愛山費を払います。
仁王門すぐの参道。
朱色の灯籠と紅葉の景色が美しい眺め。
普明殿
石段が終わると、「 普明殿 」。
ここの2階からケーブルカーが出ています。 徒歩約10分の登りを、 ケーブルカーだと2分で到着。
大人 ・ 片道200円、 小学生以下 ・ 片道100円
普明殿を過ぎると、 舗装されていない山道が始まります。
吉鞍稲荷社
最初にあるのは、「 吉鞍稲荷社 」。
左の階段を登った先にある、「 鬼一法眼社 」は、 2018年の台風21号で被災し、 まだ参拝できません。
川上地蔵堂
源義経供養塔
九十九折 ( つづらおり ) の参道
源義経供養塔を過ぎると、 九十九折 ( つづらおり ) の参道が続きます。
中門
仁王門から約20分で中門に到着。
本殿金堂までは、 中門から徒歩約10分。 あともうひと踏ん張り。
中門からは石段に代わるので、 歩きやすくなります。
ケーブルカーの多宝塔駅へ向かう道。 本殿金堂までは、 あと少し ! !
本殿金堂前の階段辺り
本殿金堂までの最後の長い階段。 この辺りの紅葉も綺麗です。
階段の途中にある「 洗心亭 」辺りの紅葉。
本殿金堂
約30分で、「 本殿金堂 」に到着。
あいにく、 霧に覆われていて、 視界は良くありません。
その分、 普段見ることのない幻想的な雰囲気を感じることができて、 かえって良かったです。
鞍馬山のパワースポット 金剛床
本殿金堂前にある△マーク。
この場所が鞍馬山一帯で、 一番 「 氣 」 が集まるスポット。
鞍馬寺に毎年来るのも、 この場所に立つのが目的の一つ。
写真は、 2018年11月撮影。
こんな感じで、みんなパワーを貰っています。
奥の院
「 奥の院 」参道入り口。
ちなみに、 この道を通って、「 貴船神社 」へ行くこともできます。
ここからは、 ” 本当の山道 ” が続きます。 義経が修行した昔さながら。 一度行ったことがありますが、 結構大変でした。 足に自信のない人は行かない方が良いかも。
鞍馬寺について
奈良の唐招提寺を開いた鑑真和上 ( がんじんわじょう ) の高弟 鑑禎 ( がんちょう ) 上人が宝亀元年 ( 770 ) に、 鞍を背負った白馬の導きでこの場所に来て、 毘沙門天を祀ったのが始まりとされています。
延暦十五年 ( 798 ) には、 藤原伊勢人 ( いせんと ) が平安京鎮護の道場として伽藍を造営して以降、 人々の信仰を集めてきました。
現在は、 鞍馬弘教の総本山で、 ※尊天を本尊としています。
※ 毘沙門天王、 千手観世音菩薩、 護法魔王尊の三身一体の本尊
由岐神社
「 鬼一法眼社 」を過ぎると見えてくるのが、「由岐神社」。仁王門から徒歩約5分。
三本の大杉がそびえ立っています。
大杉社
中心にある杉は「 大杉社 」( 願掛け杉 ) として、 一心に願うと願い事が叶といわれています。
樹齢800年で、 樹高が53メートルあり、 京都市天然記念物に指定されています。
由岐神社について
火難除 ・ 子授安産 ・ 縁結び ・病気平癒 ・ 厄除開運にご利益があるといわれています。
天慶三年( 940 )に天下泰平 ・ 万民守護 ・ 京都の都の北方の鎮めとして、 朱雀天皇によって京都御所に祀られていた由岐大明神が今の由岐神社の場所に祀られました。
鞍馬の火祭
由岐大明神を、 京都御所から鞍馬へ遷すときの行列は、 松明が炊かれ、 その行列が1キロにも及んだそう。
その荘厳でゆかしい様子を後世に伝え残したいと、 鞍馬の住民が始めたのが「 鞍馬の火祭 」の起源です。
毎年、10月22日に執り行われます。
鞍馬寺 アクセス
叡山電鉄「 鞍馬駅 」から鞍馬寺の仁王門まではすぐ。 本殿金堂までは徒歩約30分。
JR京都駅から叡山電鉄「鞍馬駅」へ ( 所要時間 : 約60分 )
「 JR京都駅 」で, JR奈良線に乗車 ( JR京都駅が始発 )
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ひと駅目の「 東福寺駅 」下車後, 京阪本線に乗換, [ 出町柳 行き ] に乗車
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終点の「 出町柳駅 」下車後, 叡山電鉄鞍馬線に乗換 ( 出町柳駅が始発 )
↓
「 鞍馬駅 」下車, 徒歩約30分で, 『本殿金堂』
鞍馬寺 2019 まとめ
鞍馬駅前にある天狗。 右が先輩。 左は2019年から参加の新人。
鞍馬に着いたのが7時過ぎ。 下山する頃には、 晴れ間が広がりつつありました。
晴れた日の紅葉は何度も見ているけど、 朝霧の中で、 幻想的な雰囲気を感じることができたのは、 普段できない貴重な体験でした。
京都 神社仏閣 関連リンク
京都 紅葉スポット
所在地 | 京都市 左京区 鞍馬本町 1074番地 上ル 下ル 西入 東入について |
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電話 | 0 7 5 - 7 4 1 - 2 0 0 3 |
愛山費 | 300円 鞍馬寺ホームページ |
※ 拝観時間 ・ 拝観料等は変更されることがありますので、 寺院にご確認ください。 万が一、 間違っていたとしても、 責任は負いかねます。 予めご了承ください。
コメント
コメント一覧 (2件)
とても素敵な鞍馬寺ですね。確かに晴れていればいいとは限らないですね*
みなみさくら 様
閲覧・コメント、ありがとうございます。
また返信が遅れまして、申し訳ございませんでした。
はい。霧に覆われ、幻想的でした。
いつもより金剛床でパワーを貰えた気分になりました(^^)
これからもよろしくお願いします。
Kei