水火天満宮
「 水火天満宮 」は、京都市バス「 天神公園前 」バス停すぐ。 堀川通寺ノ内上ルにあります。
水火天満宮 濃いピンクの枝垂れ桜

本殿の前に鎮座しています。
樹高はそれほど高くありませんが、 樹高の割に横への広がりがあります。

めっちゃピンクというわけではなく、 ちょうど良い色合い。

真近で花びらを見ることができます。
ひとつひとつの花びらの色合いが違うのがよくわかります。 グラデーションが美しいですね。

枝垂れ桜の美しさが体感できます。
日本で最初の「 天満宮 」
「 天満宮 」といえば、 菅原道真ですが、「 水火天満宮 」の祭神も道真公。
由緒書 ・ 家系図には、
「 洛陽一条下り松の霊地に雨水雷火の難を消除の守護神てして菅公を祭る為に、 延暦寺の尊意僧正に勅命ありし、 日の本最初の天満宮の勧請の最初なり 」
とあります。
都の水害 ・ 火災を鎮める為に、 第六十代醍醐天皇に命じられた、 道真の師でもあった延暦寺の尊意僧正 ( 第十三代天台座主法性坊尊意僧正 ) によって延長元年 ( 923 ) 六月二十五日「 水火の社天満大神 」という神号の勅許を醍醐天皇から賜り、 水火社天神天満宮として、 菅原道真の神霊を勧請し建立。
水火天満宮が「 日本最初の天満宮 」という所以は、「 天皇の勅命で天満宮を建立したこと 」、 及び「 初めて菅原道真の神霊を勧請したこと 」
水火天満宮 の変遷
文明四年 ( 1472 ) 九月十日、 第百四代後土御門天皇 ( ごつちみかどてんのう ) の行幸があり例祭の日を十月十日 ( 旧九月十日 ) と改めました。
その後、 第ニ次世界大戦など幾多の変遷を経て、 昭和ニ十五年 ( 1950 ) 、 堀川通の拡張工事の際、 堀川通を挟んだ西側の上天神町から現在の扇町に移転しました。
アクセス

「 天神公園前 」バス停下車すぐ。

バス停の名前にもなっている「 天神公園 」のすぐ横にあります。
近くの桜スポット
本法寺

オススメの桜スポット。
市バスでしかアクセスできないので今のところ、 観光客も多くなく、 落着いて桜を楽しめます。派手さはありませんが、 1本1本の桜の配置に意味があり、 心に残る風景を見ることができます。
雨宝院
御室桜と同じ品種の背丈の低い桜がこじんまりとした境内に咲き誇ります。 ほぼ閉ざされた空間に立っていると、 桜の花で上から蓋をされ、 包み込まれているように感じます。
この感覚は他のどの場所でも体験不可。 「 雨宝院 」 でしか体験できません。
この素晴らしいお寺での注意点は、 広くないこと。 なので、 開門直後の9時の訪問がオススメ。 京都の他の桜スポット以上に気にとめておいたほうが無難です。
ちょっと、寄り道。
小川通

本法寺 の前の小川通には、 表千家の不審菴、 裏千家の今日庵が並んであります。そのためと思いますが、 この辺りだけ雰囲気が違います。石畳で道が整備され、 町並みと共に、 京都らしい雰囲気を醸し出しています。
花見小路の人混みが嫌だという人には、 ここはオススメ ! ! ! !
観光客が少なく、 ゆったり静かに、 京都に浸れます。
西陣
応仁の乱の一方の中心人物 山名宗全の勢力が、 もう一方の細川勝元の勢力と戦うために、 その軍勢の ” 陣地 ” を造ったことと、 堀川通より ” 西 ” に位置していることから名づけられました。 山名宗全の邸宅跡などの 応仁の乱 の史跡があります。
妙蓮寺

赤穂義士の遺髪を納めているお墓があります。 遺髪は主君の三回忌にあたる元禄十七年二月四日、 妙蓮寺に墓を建立して納められました。
近くのラーメン屋
彦さく
「 鶏骨白湯こってり 」 はかなり美味しく、 このメニューだけでも店がやっていけそうな気がしますが、「 塩ラーメン 」も旨いです。
店員さんも礼儀正しく、 気持ちの良い接客。 ラーメンの味も良いし、 オススメのお店。
彦さく
水火天満宮 まとめ

境内に、 どっしりと垂れ桜が存在感を誇っています。 その華やかなピンク色の花びらが参拝客を魅了しています。
個人的にも水火天満宮の枝垂れ桜の色は好み。

神社の伝えるところによると、 日本で初めて「 天満宮 」を称した神社。 菅原道真を祀っているので、 合格祈願や学業成就にもご利益あり。
所在地 : 京都府 京都市 上京区 堀川通 上御霊前上ル 扇町 722 – 10 ( 堀川通寺ノ内上ル )
電話 : 0 7 5 - 4 5 1- 5 0 5 7
※ 参拝時間 ・ 受付時間等は変更されることがありますので、 神社にご確認ください。 万が一、 間違っていたとしても、 責任は負いかねます。 予めご了承ください。
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