「 城南宮 」
京都南インターのすぐ南にあるのが、方除けにご利益ある城南宮。
春と秋に行われる「曲水の宴」でも有名です。
京都では、城南宮で車のお祓いをしてもらうことが多い。

京都市内を走っている車も城南宮のマークをよく見かけます。
城南宮の神苑
京都の桜が終わって、4月下旬から5月初旬は城南宮の庭園が藤やツツジで彩られます。
城南宮には5つの庭があり。
春の山


椿・枝垂れ梅・三つ葉ツツジなどの春の花が次々に咲く庭。
平安の庭


「平安の庭」では、春と秋に「曲水の宴」が行われ、平安絵巻が繰り広げられます。
平安貴族の邸宅に造られた庭を写したのが 「平安の庭」
平安の庭 (YouTube)
室町の庭


室町時代の様式で作られた池泉回遊式の庭園。
池の周りのツツジや藤棚が美しい景色を作り出しています。
室町の庭 (YouTube)
桃山の庭


広々とした芝生が大海原を現わし、点在する岩が沿岸の島々を現わしています。
桃山の庭 (YouTube)
船の形に選定された松は「宝船」
春の「曲水の宴」のころは、ツツジが美しい。
城南離宮の庭


平安時代後期の離宮の景観を枯山水で表現しています。
平らな石を敷いて現わしているのが鴨川。
菊水若水


鳥居横の手水舎の水は、伏見の名水「菊水若水」です。
身を浄めるためだけではもったいないので、飲んで、伏見の名水を実感してください。



美味しいですよ!!
城南宮について


平安京遷都の際、都の南に国の守護神として創建されました。
祭神は国常立神(くにのとこたちのみこと)、八千矛神やちほこのかみ(大国主神)、神功皇后
平安時代末期には白河上皇によって城南離宮(鳥羽離宮)が造営され、城南祭では流鏑馬(やぶさめ)や競馬(くらべうま) が行われました。
城南離宮は、方違(かたたが)えの宿舎や熊野詣の出発の地となったので方除(ほうよけ)の信仰が高まりました。
城南宮 アクセス
京都市伏見区中島鳥羽離宮町 7 ※クリックでGoogleマップ
どの駅からも遠い。 バスか車でのお詣りになります。 駐車場もあるけど, 枝垂れ梅の見頃の時は開苑前に満車になるそう。
色々行き方があるから、詳しくは城南宮ホームページ のアクセスを参照してください。
城南宮 まとめ
名神高速道路 京都南インターのすぐ南にあるのが「城南宮」。
方除(ほうよけ)の神社と知られています。近年は車のお祓いをしてくれる神社としても有名。
京都市内では、城南宮でお祓いをしてもらった証のシールを貼っている車をよく見かけます(^^)
鳥居横の手水舎の水は、伏見の名水「菊水若水」。伏見の名水に数えられています。
是非、味わってみてください。
京都 神社仏閣 関連リンク
京都 ご利益 めぐり
所在地:京都市伏見区中島鳥羽離宮町 7
電話:075 -623-0846 城南宮ホームページ
神苑時間:9:00~16:30(16:00受付終了)
入苑料:大人(中学生以上)1000円、小学生 600円
※参拝時間・受付時間等は変更されることがありますので、神社にご確認ください。万が一、間違っていたとしても責任は負いかねます。予めご了承ください。
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