京都 冬の特別拝観2026【光清寺】見どころ、アクセス、周辺情報などを案内
京都で観光客が少ない時期に開催されているのが「京の冬の旅」。
2026年は「豊臣兄弟!」ゆかりの地をテーマに普段は見学できない文化財が特別公開されます。
今回は「光清寺(こうせいじ)」を案内します。
冬の特別拝観2026【光清寺】
光清寺は、豊臣と直接のゆかりはないけど、豊臣秀吉が京都に築いた「聚楽第(じゅらくてい、じゅらくだい)」の西端辺りにあることから冬の特別拝観2026で公開となりました。

「京の冬の旅」では初公開。
ちなみに、光清寺がある「七番町」という町名も、かつて聚楽第周辺に並んでいた武家屋敷や町割りの名残といわれています。
| 開催期間 | 2026年1月9日~2月23日 ※1月18日、2月8日は拝観休止。1月25日、2月1日・15日は13:00~の公開 |
| 拝観時間 | 10:00~16:30(16:00 受付終了) |
| 場所 | 光清寺 ※拝観者用駐車場はなし |
| 料金 | 中学生以上800円、小学生400円 |
| 問合せ | 京の冬の旅コールセンター:075-585-5181 2025年11月21日~2026年3月18日までの9:00~17:00 ※12/29~1/3休 |
【冬の特別拝観2026】
冬の特別拝観2026【光清寺】見どころ
「浮かれ猫図」の絵馬 (出水の七不思議)
江戸時代の絵師が描いた猫の絵馬。
あまりに写実的だったため、夜な夜な絵から猫が抜け出し、近くの茶屋の三味線の音に浮かされて踊り歩いたという伝説があります。
そのため、猫が逃げ出さないよう金網が張られたという逸話が残る、京都の不思議スポットの一つ。
重森三玲の庭「心和の庭(しんなのにわ)」
昭和を代表する作庭家・重森三玲が昭和42年に手掛けた枯山水庭園。
白砂に苔と石組みを用いて、山号の「心和山」にちなんだ「心」の字を表現した、三玲らしい力強くモダンな造形が特徴です。
「心月庭(しんげつてい)」
庫裏の前に広がる、重森三玲晩年の作とされる庭園もあわせて鑑賞できます。
本尊・聖観世音菩薩立像(しょうかんぜおんぼさつりゅうぞう)
平安時代の作と伝わる、慈覚大師円仁ゆかりの仏像が安置されています。
聚楽第について
聚楽第(じゅらくてい、じゅらくだい)は、天正15年(1587)に豊臣秀吉が京都の旧平安京大内裏跡に築いた大規模な城郭風邸宅。
九州平定を終えた秀吉の権力の象徴であり、後陽成天皇を迎えた「行幸」や、千利休による茶会など、桃山文化の黄金期を象徴する舞台となりました。
しかし、関白を譲った甥の秀次が切腹に追い込まれると、秀吉はわずか8年で聚楽第を徹底的に破壊しました。
現在は上京区の町名やわずかな地形の起伏にその名残を留めるのみとなっています。
聚楽第の範囲
聚楽第は徹底的に破壊されたから跡形も残っていないけど、大体の範囲は発掘調査などから推定できます。
北は一条通の北側にある栄町と鏡石町の町境、東は大宮通、南は下立売通、そして西は土屋通に囲まれた範囲にあったと考えられます。
聚楽第跡(PDF) (財)京都市埋蔵文化財研究所
聚楽第の名残


京都市上京区のハローワーク西陣の中立売通を挟んだ北側の「聚楽第址」の石碑


京都市上京区の正親小学校北東角の「聚楽第址」の石碑
新出水通智恵光院西入ルにある「松林寺」は、境内が周囲より一段低くなっています。これは聚楽第の「外郭南堀」の跡だと考えられており、当時の巨大な掘割の規模を地形から感じることができます。
また聚楽第のあった周辺には、黒田官兵衛(如水)の屋敷があったとされる「如水町(じょすいちょう)」、蒲生氏郷の屋敷があった「飛弾殿町(ひだどのちょう)」など、当時居住していた大名にちなんだ町名が今も残っています。
✓光清寺以外の冬の特別拝観2026は下記を参照してください。


平安京の中心地


光清寺から千本通を南に約6分下がったところにあるのが千本丸太町交差点。
この千本丸太町交差点辺りは、平安京の「内裏と大内裏」で、その中心である『大極殿』がありました。
千本丸太町周辺には、平安京の内裏と大内裏関連の史跡が数多くあります。
光清寺を拝観した後は、平安京の史跡めぐりをしてみてください。


光清寺 近くの観光スポット&グルメ
福勝寺
同じく「京の冬の旅」で拝観できる『福勝寺』へは光清寺から徒歩約1分。一緒に拝観するのに便利です。
豊臣秀吉が深く信仰したと伝わる秘仏・聖天像(歓喜天)を祀り、祈願成就の際に秀吉が千成瓢箪を奉納したという伝承が名の由来のお寺です。
華光寺
同じく「京の冬の旅」で拝観できる『華光寺』は光清寺の出水通を挟んだ北側。一緒に拝観するのに便利です。
豊臣秀吉が伏見城で信仰していた毘沙門天像を祀っています。「出水(でみず)の毘沙門さま」として親しまれているお寺。
千本通
光清寺の東を通っているのが「千本通」。京都市を北から南へズドーンと縦断している長い通り。
平安時代はメインストリートだったり、轆轤町と同じように少し怖い由来などのエピソードがあります。
平安京創生館
光清寺から徒歩約7分にあるのが「平安京創生館」。
無料で平安京の常設展と企画展がみられます。平安京の復元模型は一見の価値あり!!
立本寺
光清寺から徒歩約5分にあるのが「立本寺」。
関ヶ原の戦いで奮戦し、死んだとされる「島左近」のお墓があります。実は島左近は生き延びて、立本寺の僧になったという説もあるんです。春には桜が咲き誇ります。
北野天満宮
光清寺から徒歩約14分にあるのが「北野天満宮」。
北野天満宮は、日本中に約12000社ある菅原道真を祀る天満宮の総本社。現在は学問の神様だけど、最初は怨霊になった菅原道真の魂を鎮めるための神社でした。
上七軒
光清寺から徒歩約16分にあるのが「上七軒」。
上七軒は、室町時代に北野天満宮の再建の時に、残った用材を使って7軒の茶店を建てたのが始まり。
京都千丸しゃかりき
光清寺から徒歩約8分にあるのが「京都千丸しゃかりき」。
「豚濃魚介らーめん ( とんこくぎょかい )」は濃厚でコッテリ。コッテリ魚介好きにはめっちゃオススメです。
✓1/20~3/19まで「京都美食めぐり」が開催。桜シーズン前の人気企画です。


光清寺 アクセス
京都市バス 「千本出水」バス停下車徒歩約3分
詳しいアクセスを見る
大阪方面から
JR+市バス
JR「大阪駅」で新快速[京都方面 行き] に乗車
⇒「京都駅」下車後、京都駅前バスターミナル(京都タワー側)へ
| A3乗場 | 6号系統 佛教大学・玄琢 行き 206号系統 大徳寺・北大路バスターミナル 行き |
|---|---|
| 下車 | 「千本出水」バス停下車徒歩約3分 |
京阪+市バス
京阪「淀屋橋駅」・「北浜駅」・「天満橋駅」・「京橋駅」で特急[出町柳 行き] に乗車
⇒「三条駅」下車後、三条京阪前バス停へ
乗場は三条京阪前バス停(GoogleMAP)を参照してください。
| A1乗場(青) | 10号系統 北野天満宮 御室仁和寺・山越 行き |
|---|---|
| 下車 | 「千本出水」バス停下車徒歩約3分 |
阪急+市バス
阪急「大阪梅田駅」で特急[京都河原町 行き] に乗車「桂駅」で各駅停車か準急に乗換
⇒「大宮駅」下車後、四条大宮バス停へ
| 乗場6 | 55号系統 北野天満宮・立命館大学 行き |
| 乗場8 | 6号系統 佛教大学・玄琢 行き 206号系統 大徳寺・北大路バスターミナル 行き |
|---|---|
| 下車 | 「千本出水」バス停下車徒歩約3分 |
京都駅から
市バス
JR京都駅の中央口(京都タワー側)の前にあるのが京都駅前バスターミナル
| A3乗場 | 6号系統 佛教大学・玄琢 行き 206号系統 大徳寺・北大路バスターミナル 行き |
|---|---|
| 下車 | 「千本出水」バス停下車徒歩約3分 |
四条河原町から
乗場は四条河原町バス停(GoogleMAP)を参照してください。
| D乗場(紫) | 46号系統 佛教大学・今宮神社・上賀茂神社・西賀茂車庫 行き 201号系統 四条大宮・千本今出川 行き |
|---|---|
| 下車 | 「千本出水」バス停下車徒歩約2分 |
※ 京都市バスの掲載内容は京都市バス時刻表でご確認ください。 万が一、間違っていたとしても、責任は負いかねます。 予めご了承ください。
京の冬の旅×西陣界隈コラボ企画
「京の冬の旅」特別公開の対象のお寺をまわると、周辺の飲食店で特典受けられるコラボ企画。
対象公開箇所:福勝寺、華光寺、光清寺、西陣興聖寺、大徳寺 法堂・経蔵、大徳寺 大光院




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