「 二尊院 2019 」
常寂光寺から徒歩約5分にあるのが、「 二尊院 」。
嵯峨野の晩秋を感じながら歩いていると、 すぐに到着。 威厳のある門を通して見える紅葉に期待が高まります。
二尊院 2019 紅葉 見所
紅葉の馬場
2019年11月26日 撮影
門を入ってすぐ、 広い参道の両側に楓があり、 小倉山の背景と空を入れた景色が美しい場所。
残念ながらこの時は、 曇り空。 青空ならさらに美しい光景に。
下の写真は2018年の青空の時。
2018年11月 撮影
勅使門入口辺り
2019年11月26日 撮影
2019年11月26日 撮影
門前の紅葉が美しい場所。 ここから境内に入っていきます。
勅使門越しの紅葉
紅葉の馬場と並んで、 二尊院紅葉の見所。
勅使門の先にある紅葉を、 門を額縁として描かれた絵画のような風景が目の前に現れます。
皆この風景を人を入れずに撮るために我慢強く待っています。 人が居なくなった瞬間に一斉にシャッター音 (笑)
御園亭の紅葉
お茶席が用意されているのが、「 御園亭 」。 本堂横にあります。
鹿威しの音を聴きながら、 裏山を含めた紅葉を眺めていると、 穏やかな時が流れます。 喧騒を忘れて、 暫し穏やかな雰囲気に浸ることができます。
二尊院について
二尊院は天台宗のお寺。
「 百人一首 」の季語にもなっている小倉山の麓にあり、 嵯峨天皇の祈願により ※慈覚 ( じかく ) 大師が、 承和年間 ( 834 ~ 847 ) に建立。
※ 第三代比叡山延暦寺の住職
通常お寺の本尊は、 一体だけ。 ただし二尊院はその名の通り釈迦如来と阿弥陀如来の二尊を祀っています。
二尊とは
極楽往生を目指す人を、 送り出す「 発遣の釈迦 」と、 彼岸へと迎える「 来迎の弥陀 」の遣迎 ( けんごう ) 二尊。
本堂
本堂は、 京都御所の紫宸殿 ( ししんでん ) を模しており、 本殿内側も内裏の御内仏 ( 仏壇 ) と同様に造られています。
応仁の乱 ( 1467 ~ 1477 ) により、 ほとんどが焼失してしまいましたが、 本堂は約30年後に再建されました。
アクセス
嵐電「 嵐山駅 」から徒歩約17分。 JR「 嵯峨嵐山駅 」から徒歩約22分。 阪急「 嵐山駅 」から徒歩約25分。 常寂光寺からは徒歩約5分。
近くの観光スポット
常寂光寺
嵯峨野では絶対外せない紅葉スポットが、 常寂光寺 。
趣のある仁王門と華やかな紅葉との取り合わせが非常に魅力的。 平日の開門と同時に入っても観光客の多さは覚悟ですが、 その人混みを忘れるくらいの感動が存在します。
宝筐院
宝筐院 は、 臨済宗のお寺。 平安時代に、 白河天皇のよって創建され、 当時は、 善入寺といいました。
境内に入ってすぐに訪れる光景は美しいの一言。 宝筐院でしか感じることができない体験です。
清凉寺 ( 嵯峨釈迦堂 )
清凉寺 は、 嵯峨野 ・ 嵐山周辺で、 無料で紅葉を楽しめる数少ないお寺。 ( 弁天堂拝観は有料 ) 広い寺域内の所々に楓があります。
オススメは、 多宝塔周りと聖徳太子殿辺り。
野宮神社
比較的駅から近いのでアクセスしやすいのが 野宮神社 。
縁結びや子宝安産にご利益があります。 訪れるまでに、 竹林に囲まれた小道を歩いていくので、 雰囲気の良さもオススメ。
二尊院 2019 まとめ
2019年も綺麗な紅葉を見ることができました。
平日の午前中なのに、 相変わらず人は多いけど、 2019年は運良く、 あまり待たずに勅使門の額縁の風景を、 人を入れずに撮ることができました。
次から次へと人が入ってきたり、 勅使門辺りで写真を撮るので、 なかなか紅葉と門だけを撮られる瞬間が訪れません。 皆その時を待ちながらじっとしています (笑)
常寂光寺から徒歩約5分の場所にあるので、 自然な流れで2つの紅葉の名所を回ることが出来ます。
京都 神社仏閣 関連リンク
京都 紅葉スポット
所在地 | 京都府 京都市 右京区 嵯峨二尊院門前長神町 27 |
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電話 | 075 - 861 - 0687 |
拝観時間 | 9:00 ~ 16:30 二尊院ホームページ |
拝観料金 | 500円 |
※ 拝観時間 ・ 拝観料等は変更されることがありますので、 寺院にご確認ください。 万が一、 間違っていたとしても、 責任は負いかねます。 予めご了承ください。
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