MENU
カテゴリー

梛神社 ( 元祇園社 ) 祇園祭の起源はどっち?!

梛神社 ( 元祇園社 ) / 京都 ブログ ガイド

「 梛神社 ( 元祇園社 ) 」

梛神社 ( なぎじんじゃ ) , 通称を, 元祇園社といい, 四条通坊城南西角にあります。 目の前がバス停。

一般にいわれている祇園祭の起源とは, ちょっと違う言い伝えがある神社です。

目次

梛神社 ( 元祇園社 ) どっちが祇園祭の起源?

梛神社 ( 元祇園社 ) / 京都 ブログ ガイド

主祭神は, 素戔嗚尊 ( すさのおのみこと ) 。

宇賀御魂命 ( うがのみたまのかみ ) , 伊弉冉命 ( いざなみのみこと ) , 誉田別尊 ( ほむたわけのみこと ) も祀られています。

ところで, 梛神社の創建は平安時代の869年。 祇園祭の起源と同じ。

京都に疫病が広がりたくさんの犠牲者が出たことで, 疫病の神である牛頭天王を祀り, 疫病を鎮めいてもらおうとして始まったのが祇園祭の起原といわれています。

しかし, 元祇園梛神社に伝わる祇園祭の起源は違います。

この神社に祀られていた牛頭天王を祇園社 ( 八坂神社 ) へ分霊するときに, お囃子などで賑やかに送ったことが祇園祭の起源としています。

このときの行列が山鉾に姿を変えていったということらしいのです。

本当は、どちらなんでしょうか?

明治維新のころは, 田んぼの中の小さな祠でしたが, 明治七年 ( 1874 ) と, 昭和四年 ( 1929 ) の復興を経て現在に至ります。

梛神社 ( 元祇園社 ) 御供石

梛神社 ( 元祇園社 ) / 京都 ブログ ガイド

祇園祭の山鉾巡航の時に, この石上にお供え物を置いたそう。 もとは下京区御供石町 ( 万寿寺通烏丸西入ル ) にあったけど, 昭和七年に梛神社境内に移されました。

素戔嗚尊と牛頭天王

江戸時代の末までは神仏習合 ( しんぶつしゅうごう ) といい日本独自の神をうやまう神道と仏教がいっしょになっていました。

その1例が, 祇園社 ( 祇園感神院 ) 今の「 八坂神社 」。

牛頭天王は仏教の神様で, 仏教を開いた御釈迦様がインドで説法を行った場所「 祇園精舎 」の守護神。

また, 悪疫を防ぐ神様として知られています。 日本の八百万の神々は, 仏教の神様が仮の姿として日本に現れたとする考え ( 本地垂迹 ほんじすいじゃく ) から, 牛頭天王の化身が, 素戔嗚尊といわれています。

隼神社

梛神社 ( 元祇園社 ) / 京都 ブログ ガイド

梛神社の境内にある神社。

建甕槌神 ( たけみかづちのかみ ) , 経津主神 ( ふつぬしのかみ ) を祀っています。

大正七年 ( 1918 ) に, 蛸薬師坊城から梛神社境内に移されました。

梛神社と共に厄除け, 疫病払いにご利益があります。

梛神社 ( 元祇園社 ) アクセス

梛神社( 元祇園社 )は, 四条通坊城西入ルにあります。

・市バス 「 壬生寺道 」 バス停 ( 青マーク ) 下車すぐ
・阪急 「 大宮駅 」 4番出口 ( 緑マーク ) から徒歩約3分
・嵐電 「 四条大宮駅 ( 紫マーク ) 」 から徒歩約5分


市バス「 壬生寺道 」バス停へ

京都駅前バスターミナル ( JR中央口前 ) から

赤マーク乗場 左からA1, A2, A3
緑マーク乗場 左からB1, B2, B3
橙マーク乗場 左からC4, C1, C5, C6
紫マーク乗場 下からD2, D3
C6乗場 ( 橙一番左 ) 28号系統 嵐山・大覚寺 行き
D3乗場 ( 紫上 ) 26号系統 北野白梅町・御室仁和寺・山越 行き
下車 壬生寺道 」バス停下車, すぐで『梛神社( 元祇園社 )』

四条河原町から

四条河原町バス停は, A~Hの合計8か所あります。 行先によって乗車する停留所は違います。

A乗場 : 青 / B乗場 : 緑 / C乗場 : 赤 / D乗場 : 紫 / E乗場 : 橙 / F乗場 : 茶 / G乗場 : 黄 / H乗場 : 黒
D乗場(紫) 3号系統 京都外大・松尾橋 行き, 11号系統 嵐山・嵯峨・山越 行き, 203号系統 西大路四条・北野白梅町・北野天満宮 行き
下車 壬生寺道 」バス停下車, すぐで『梛神社( 元祇園社 )』

四条烏丸 ( 地下鉄四条駅 ) から

四条烏丸バス停は, A~Gの合計7か所あります。 行先によって乗車する停留所は違います。

A乗場 : 青 / B乗場 : 緑 / C乗場 : 赤 / D乗場 : 紫 / E乗場 : 橙 / F乗場 : 茶 / G乗場 : 黄
E乗場
(橙)
3号系統 京都外大・松尾橋 行き, 8号系統 高雄・栂ノ尾 行き, 11号系統 嵐山・嵯峨・山越 行き, 13号系統 西大路駅・久世橋・久世工業団地 行き, 26号系統 北野白梅町・御室仁和寺・山越 行き, 27号系統 馬塚町・太秦天神川駅 行き, 29号系統 松尾大社・千代原口・洛西バスターミナル 行き, 91号系統 太秦映画村・大覚寺 行き, 203号系統 西大路四条・北野白梅町・北野天満宮 行き
下車 壬生寺道 」バス停下車, すぐで『梛神社( 元祇園社 )』

※ 京都市バスの掲載内容は, 京都市バス時刻表でご確認ください。 万が一, 間違っていたとしても, 責任は負いかねます。 予めご了承ください。

阪急電車「 大宮駅 」へ

JR京都駅から

JR京都駅下車後, 地下鉄 「 京都駅 」から [ 国際会館 行き ] に乗車

「 四条駅 」下車後, 阪急線に乗換, 阪急京都線「 烏丸駅 」から [ 大阪梅田 行き ] に乗車, 1つ目の駅が「 大宮駅 」

四条河原町から

阪急京都線「 京都河原町駅 」から [ 大阪梅田 行き ] に乗車, 2つ目の駅が「 大宮駅 」

四条烏丸から

阪急京都線「 烏丸駅 」から [ 大阪梅田 行き ] に乗車, 1つ目の駅が「 大宮駅 」

梛神社 ( 元祇園社 ) 近くの観光スポット

壬生寺

梛神社( 元祇園社 )から徒歩約3分にあるのが, 「 壬生寺 」 。

「 壬生寺 」は, “壬生狂言” が有名ですが, 新選組が屯所を構えたことでも知られています。 境内の池の中州にある壬生塚には, 近藤勇の胸像や芹沢鴨の墓塔があります。

八木邸

「 壬生寺 」 の北隣にあるのが 「 八木邸 」。

八木家は, 壬生村きっての旧家でかつて壬生郷士 ( 壬生住人士 ) の長老をつとめていました。 また幕末には新選組の近藤勇, 土方歳三らの宿所となり旧壬生屯所として知られています。

山南敬助の墓他 光縁寺

梛神社( 元祇園社 )から徒歩約5分にあるのが, 「 光縁寺 」。

新選組 副長 山南敬助のお墓があります。 家紋 「 丸に右離れ三つ葉立葵 」 と光縁寺の家紋が同じという縁で, 当時の良誉 ( りょうよ ) 上人と昵懇の間柄となったそう。

山南以外にも, 光縁寺にお墓のある新選組関係者は, 藤堂平助, 服部武雄, 松原忠司他合わせて28名。

梛神社 ( 元祇園社 ) 近くのラーメン屋

タイカレーラーメン シャム

タイ産の香辛料を何種類も使った複雑な美味しさと辛さ, 舌の上で感じるココナッツミルクの甘味が絶妙 !

実は, タイカレーラーメンのいいところは, 2度楽しめるところ。
麺を食べた後で, 残ったスープにご飯を浸して, スープカレーとしても楽しめます。 なので, ご飯の注文は必須!

この時だけは糖質制限も解除 ! タイ産の細長いパサパサした米だから, スープに浸して食べるとさらに美味しさup。 他にグリーンカレーラーメンもあります。

タイカレーラーメン シャム ( 梛神社から徒歩約3分 )

ラーメン京龍

こってり豚骨とのことだけど, 豚骨というよりは, 「 豚骨醤油 」 気味。 美味しいですね。 口の中で豚のコクが心地よく感じられ, それほど「 こってり 」 しておらず, 飲みやすく, 後味にしつこさもありません。

阪急大宮駅真上でアクセスは, めっちゃ良。 大宮周辺は, 安い飲み屋が一杯あるので, 帰りの〆にピッタリ (^^)

ラーメン京龍 ( 梛神社から徒歩約6分 )

京一

梛神社から徒歩約6分にあるのが, 「 京一 」。

カレーラーメンは, 出汁の効いた和風の味付けで, ほんのり辛さもあり。 めっちゃ旨い ! !

スープというよりは, カレーのルー (笑) ご飯を頼んでスープをかけて食べたら, そのままカレーライスに早変わり ! 2度楽しめます。

中華そばは, 中華そば用のタレに, 鶏ガラスープと, うどんの出汁を注いだような感じ。

醤油の味わいと昆布の風味, そして後味ほんのり甘いスープ。 初めて食べる面白い味。 メニューにはうどん類もあるから, その出汁を利用した効率的な一品。

梛神社 ( 元祇園社 ) まとめ

諸説あり。

現代まで伝わっている伝承や言い伝え, 発祥については, 長い歴史の中で, いくつもの説が存在します。

お店の “元祖” , “本家” などはその最たる例。 裁判になったりもしますね。

京都に関係あるところだと, 菅原道真。 いわずと知れた学問の神様で, 北野天満宮に祀られています。 この道真の “誕生の地” については, 諸説ありすぎます (笑) 興味のある人は, Wikipedia へ ( 菅原道真 伝説 > 出生を参照 )

そして, 祇園祭の起源についても, 諸説あり ! ! さて, どちらが本当なのか ? !

京都 神社仏閣 関連リンク

京都 ご利益 めぐり

所在地京都府 京都市 中京区 四条通坊城西入ル 壬生梛ノ宮町18−2
上ル 下ル 西入 東入について
電話075 - 841 - 4069

※ 参拝時間 ・ 受付時間等は変更されることがありますので, 神社にご確認ください。 万が一, 間違っていたとしても, 責任は負いかねます。 予めご了承ください。

コメント

コメントする

コメントは日本語で入力してください。(スパム対策)

CAPTCHA

目次