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六孫王神社 清和源氏発祥の神社で紫陽花も楽しむ

六孫王神社 / 京都ブログガイド
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六孫王神社 ( ろくそんのうじんじゃ )

「 六孫王神社 ( ろくそんのうじんじゃ ) 」

京都タワーの反対側にあるJR京都駅のもうひとつの玄関口, 八条口。 その前に横たわる八条通を西へ。

大宮通の高架をくぐり, 東寺の北門へと続くところを過ぎて, 徒歩約16分。 6月には, 六孫王神社が紫陽花と共に佇んでいます。

目次

清和源氏 ( せいわげんじ ) 発祥の神社

六孫王神社 / 京都ブログガイド

鎌倉幕府の創始者 源頼朝 ( みなもとのよりとも ) も清和源氏。 平氏 ( ※桓武平氏 ) を滅ぼし, 鎌倉・室町と源氏の政権が続いていきました。

平安京へ遷都した桓武天皇 ( かんむてんのう ) を祖とするのが,「 桓武平氏 」。 平清盛 ( たいらのきよもり ) が有名。

六孫王神社 ( ろくそんのうじんじゃ ) の祭神は, 六孫王大神 ( ろくそんのおうおおかみ 源経基 ) , 天照皇大御神 ( あまてらすすめおおみかみ ) , 八幡大神 ( はちまんおおかみ )

主祭神の源経基 ( みなもとのつねもと ) は, 第五十六代 清和天皇の第六皇子の貞純親王の子。

清和天皇からみれば, 六番目の子供の孫ということから, 「 六孫王 」と呼ばれました。

承平・天慶 ( じょうへい・てんぎょうのらん ) の乱の際には, 鎮守府将軍として乱を平定。

その功績で天皇から “源姓” を賜り, ここから「 清和源氏 」が始まっていくこととなりました。

六孫王神社の歌碑 / 京都ブログガイド

源経基は, 和歌も得意だったようで, 捨遺和歌集 ( しゅういわかしゅう ) にも採用されています。

六孫王神社 歴史

六孫王神社 / 京都ブログガイド

応和元年 ( 961 ) に, 清和源氏の初代 源経基の嫡男 満仲が父親の邸宅跡に霊廟を建てたことが始まり。

一時衰退してしまったけれど, 元禄十三年 ( 1700 ) に, 江戸幕府によって再建されました。

本殿に, 源経基 ( みなもとのつねもと ) , 相殿に天照皇大御神 ( あまてらすすめおおみかみ ) , 八幡大神 ( はちまんおおかみ ) を合祀しています。

六孫王神社 / 京都ブログガイド

源経基は, 牡丹が非常に好きだったことから, 神社紋を牡丹としたと伝えられています。

六孫王神社 紫陽花

六孫王神社の紫陽花 / 京都ブログガイド

神社の東の端と歩道の間が花壇のようになっていて, 梅雨の時期は綺麗な紫陽花が咲いています。

六孫王神社の紫陽花 / 京都ブログガイド

紫陽花は, それほど多いというわけではなく, 2つある鳥居の間で訪問者を出迎える程度。

六孫王神社 アクセス

・市バス「 六孫王神社前 」バス停から徒歩約2分で, 「六孫王神社」。
・近鉄「 東寺駅 」から徒歩約14分で, 「六孫王神社」。
・JR京都駅の八条口 ( 京都タワーの反対側 ) から徒歩約16分で, 「六孫王神社」。

市バス「 六孫王神社前 」バス停へ

京都駅前バスターミナル ( JR中央口前 ) から

JR京都駅の中央口 ( 京都タワー側 ) の前にあるのが, 京都駅前バスターミナル ( pdf )。

赤マーク乗場左からA1, A2, A3
緑マーク乗場左からB1, B2, B3
橙マーク乗場左からC4, C1, C5, C6
紫マーク乗場下からD2, D3
C4乗り場(橙左端)16号系統 東寺西門・南区総合庁舎 行き
下車六孫王神社前 」バス停下車, 徒歩約2分で, 「六孫王神社」

※ 京都市バスの掲載内容は, 京都市バス時刻表でご確認ください。 万が一, 間違っていたとしても, 責任は負いかねます。 予めご了承ください。

近くの観光スポット

東寺

六孫王神社から徒歩約3分にあるのが, 京都のシンボル国宝 五重塔を有するお寺, 「 東寺 」。

桓武天皇が平安京へ遷都したときに, 西寺と共に創建されました。 寺の力が強く, 政治に口出しすることを嫌って奈良の平城京を後にしたため, 平安京の中にあるお寺は, 東寺と西寺だけでした。 残念ながら西寺はなくなってしまったけど, 東寺は, 京都のシンボルのひとつ五重塔と共に歴史を紡いでいます。

「 東寺 」といえば, 縁日の「 弘法さん 」も有名。 毎月21日に行われていた空海命日の供養法会が, 「 弘法さん 」の起源です。

近くのラーメン屋

京都ラーメン研究所

六孫王神社から徒歩約5分にあるのが, 「 京都ラーメン研究所 」。

アッサリとした飲みやすい豚骨醤油ラーメン。

通常のラーメンよりも多めにスープが注がれているから, スープ好きには有難いですね。 そのため, 最初の味に飽きてきたら, 薬味のニンニク唐辛子等で味を変えてスープを楽しめます。

六孫王神社 まとめ

六孫王神社の紫陽花 / 京都ブログガイド

紫陽花が観たくて六孫王神社へ行ったんだけど, 清和源氏 ( せいわげんじ ) 発祥の神社だと知って, ビックリ ! !

紫陽花より印象に残った。

何気なく, 六孫王神社という凄い歴史の神社がある。 京都は, 本当に奥深い。

京都 神社仏閣 関連リンク

所在地京都市南区壬生通八条ル八条町509
上ル下 西入東入について
電話0 7 5 - 6 9 1 - 0 3 1 0 六孫王神社ホームページ

※ 参拝時間 ・ 受付時間等は変更されることがありますので, 神社にご確認ください。 万が一, 間違っていたとしても, 責任は負いかねます。 予めご了承ください。

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