「 母と子の森 2019 」
京都市民の憩いの場、「 京都御所 」。
その北東にある石薬師御門からすぐにあるのが、「 母と子の森 」。 京都迎賓館の北側にあります。
とにかく、 静か。
御所の中は街の喧騒から覆い隠され、 ただただ静かで、 ゆったりした時間が流れています。
そして、 母と子の森は御所の中のメインストリート ( 下の画像のような砂利の広い道 ) に面しておらず、 少し横道にそれたところにあるので、 さらに静か。
2019年 12月 6日 撮影
犬の散歩や子供連れなど、 訪れるのは地元の人間だけ。 たまに御所の中を歩いていた観光客が迷い混んで来るくらい。
ここが観光客の多い京都であることを忘れるくらい、 穏やかな時を過ごせます。
紅葉が遅め
2019年 12月 6日 撮影
母と子の森はその名の通り、 京都御所の中でも特に木々が多く、 一部を除いて日当たりがあまり良くないのと街中にあるので、 紅葉の色付きは他の京都の紅葉スポットより遅め。
その上最近は、 紅葉の時期が遅くなっているので、 12月に入っても十分紅葉を楽しめる場合が多いです。 ( ※ 例外の年もあり )
私も一通目当ての紅葉スポットを廻ったら、 いつも一番最後に訪れています。
2018年の台風21号
2019年 12月 6日 撮影
2018年9月4日、四国 ・ 近畿地方に、非常に強い勢力で上陸した台風21号によって、甚大な被害が出ました。
母子の森でも木が倒れたり、枝が折れてしまったため、 紅葉も少し力強さに欠けるかも。 特に銀杏の枝がかなり折れてしまったようです。
毎年、 銀杏の木の下は黄色い落葉が敷き詰められるけど、 やっぱり少なめ。 以前のようになるのには、 まだ何年もかかりそう。
下の写真は、 2014年の11月に撮影したものだけど、 銀杏の落葉が雪のように積もっていました。
2014年 11月 撮影
正確には、 京都御苑。
2017年 11月 撮影
地元では京都御苑のことを、 ” 京都御所 ” といっていますが、 本当は「 京都御苑 」といいます。
京都御所は歴代天皇が住んでいた場所で、 京都御苑の中にあるのが「 京都御所 」。 ただ、 京都市民も「 京都御苑 」なんていう人は一人もいません。 みんな「 御所 」って言ってます。
なので、 ここでも京都御所にします。
京都御所は、 北は今出川通、 南は丸太町通、 東は寺町通、 西は烏丸通に囲まれ、 南北約1,300m、 東西が約700mの広大な敷地。 京都市民の憩いの場です。
その中に、 テニスコートやグラウンド、 松や梅、 桜、 楓など約5万本の樹木があり、 多くの野鳥も生息しています。 京都御所では「 オオタカ 」の生息も確認されています。
京都御所 一般公開
京都御所は、 春と秋の年二回のみ、 一般公開されていたんですが、 今は通年公開を実施しています。 土日もOKなのでうれしいですね。
但し、 月曜日や年末年始、 行事等の実施のため、 支障のある日は参観できません。
下記から確認してください。
春の京都御所
春の京都御所はとても華やか。 御所の北西にある近衛邸跡。京都の中心部からのアクセスも良く、 毎年たくさんの人で賑わいます。
ここの桜は、 早咲きの枝垂れ桜、 ソメイヨシノ、 遅咲きのピンクが濃い枝垂れ桜が植えられているため、 長い期間桜を楽しむことができます。
アクセス
京都市地下鉄「 今出川駅 」下車、 徒歩約10分。 京阪「 出町柳駅 」からは徒歩約13分。
母と子の森 2019 まとめ
2019年 12月 6日 撮影
2018年の台風21号の影響で、 2019年は、 以前のような紅葉ではないけど、 とにかく静かで落ち着ける紅葉スポット。
観光客は、 ほぼ皆無 ! ! ! !
京都の紅葉スポットで、 あふれかえる観光客に疲れたら訪れてみてください。
そして、 母と子の森は、 遅めに色づくので、 他の紅葉スポットが見頃を過ぎても、 母と子の森ではまだ見頃の場合が多いです。 ( ※ 例外の年もあり )
所在地 | 京都府 京都市 上京区 京都御苑 3 上ル 下ル 西入 東入について |
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電話 | 0 7 5 - 2 1 1 - 6 3 6 4 |
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