京都迎賓館 秋の夜間延長公開 9/24の11:00~先着順で予約受付開始
毎年秋、特別に夜まで公開される「京都迎賓館」。
普段は国賓をもてなすための格式高い迎賓施設だけど、秋の数日間だけ一般公開。
9月24日(水)11:00からHPで先着順予約受付
障子越しの柔らかな灯りや紅葉とのコラボレーションを楽しむことができます。
この記事では、京都迎賓館 秋の夜間延長公開の日程などの開催概要や予約方法、見どころ、各回の混雑&おすすめポイント、紅葉の見ごろ予想、アクセス、さらにFAQなどを案内します。

京都迎賓館とは?
京都迎賓館は、外国からの賓客を迎えるための国の迎賓施設。
伝統工芸の粋を集め、日本文化の中心地・京都で伝統文化を体感できる「和のもてなし」を国際舞台で発信するために2005年(平成17年)に開館。
普段は公務で使用されるけど、春や秋の夜間延長など事前予約制の一般公開を実施しています。
日本の伝統的な木造建築や庭園文化を基調としつつ、最新の耐震技術・セキュリティを備えた近代建築が特徴。京都の北山杉や檜、漆喰、金箔など、国産の伝統素材が多く使われています。
公式晩餐会などに用いられる最大の和風大広間の「藤の間」や少人数の会合に使われる上品な和室の「桐の間」などがあり。
また回遊式の庭園は、四季折々に美しい景観を見せてくれます。
京都迎賓館 秋の夜間延長公開 開催情報
9月24日(水)11:00からHPで先着順予約受付
日程 | 2025年11月22日~11月24日、2025年11月28日~11月30日 京都迎賓館 |
申込方法 | 9月24日(水)11:00より、京都迎賓館一般公開申込システムにて先着順で事前予約 (各実施日の前日正午まで受付) ※事前予約で定員に達しなかった場合や直前のキャンセル等で当日空きがある場合は、清和院休憩所にて当日に先着順で整理券を配布 |
時間 | 各日3回実施 ※係員の案内によるガイドツアー方式 ① 16:40~18:00 ② 17:20~18:40 (英語ガイドツアー) ③ 18:00~19:20 各回40名(1日合計120名) |
集合 | 清和院休憩所 (京都迎賓館のすぐそば) |
料金 | 一般:2,000円、大学生:1,500円、中高生:700円 ※小学生以下は参観不可 ※身体障害者手帳等をお持ちの方および介護者1名まで免除対象 |
電話 | 075-223-2301 (平日 9:30-17:00 土日祝は公開日のみ対応) |
その他 | ・館内での禁止事項、注意事項等を確認要 ・御苑内は照明が少なく暗くなるので懐中電灯など持参推奨 ・国公賓等の接遇、その他運営上の都合で中止になる場合あり |
京都迎賓館 秋の夜間延長公開 見どころ
京都迎賓館の内部の日本文化の粋を集めた聚楽の間、夕映の間、藤の間、桐の間だけではなく、秋の夜間延長公開ならではのライトアップが最大の見どころ。
ライトアップされるのは正面玄関、廊橋、庭園など。
京都迎賓館正面外観
行灯のように光が透ける障子と、和建築の格調高い雰囲気が楽しめる。
庭園の大池 (主庭)
京都迎賓館 秋の夜間延長公開のハイライト。建物の障子越しの灯りが水面に映り込む幻想的な景観を観ることができます。
廊橋辺り
柔らかい光に包まれた廊橋とライトアップされた庭園のコントラストが美しい。
廊下の奥行きと庭園の光景が重なり合い幻想的な雰囲気に包まれます。
紅葉と灯りのコラボ
京都の11月下旬は紅葉が見頃の時期。灯りに照らされた赤や黄の紅葉が京都迎賓館 秋の夜間延長公開に彩りを添えます。
秋の夜間延長公開 混雑予想&おすすめポイント
16:40〜18:00 (第1回) | ★★★ 混雑しやすい | 夕方の明るさ+点灯直後で人気。家族連れも参加しやすい時間帯。 |
17:20〜18:40 (第2回) | ★★★★ 最も混雑 | 英語ガイド対応があるため外国人観光客も集中。夕暮れと夜景の両方を楽しめる時間。 |
18:00〜19:20 (第3回) | ★★ 比較的ゆったり | 夜景メイン。遅い時間を選ぶ人は少なく、落ち着いて鑑賞・撮影可能。 |
幻想的な雰囲気を体感したいなら、第2回(17:20〜18:40)。夕暮れ+ライトアップの両方が楽しめる。
じっくり撮影したいなら、第3回(18:00〜19:20)がおすすめ。人が少ない傾向です。
京都迎賓館 紅葉の見ごろ予想
京都迎賓館 秋の夜間延長公開の日程は、2025年11月22日~11月24日、2025年11月28日~11月30日。
京都の紅葉の見ごろは、11月中旬~12月上旬。

御所にある京都迎賓館周辺の見頃は遅めです。
京都迎賓館の紅葉の見ごろに行きたいのなら「11月28日~11月30日」に絞った方が良いでしょう。
というのは、京都迎賓館のすぐ北にある「母と子の森」へ毎年紅葉を観に行っているけど、京都市内でも遅めの色づきなんです。


母と子の森の紅葉(2022年12月2日撮影) 向こうに見えているのが「京都迎賓館の塀と屋根」。



だから、京都迎賓館でも同じように遅めの可能性が高い。
【母と子の森アーカイブ】
京都迎賓館 写真撮影について
京都迎賓館の建物内部の撮影は禁止。庭園や外観のライトアップ演出は撮影可能です。
館内での禁止事項、注意事項等
京都迎賓館 秋の夜間延長公開 服装ついて
京都の11月下旬の夜は冷えるから、防寒着は必須で使い捨てカイロを持って行っても良いですね。
京都迎賓館 アクセス
京都迎賓館は御所の中にあります。
・京都市バス「府立医大病院 」バス停下車徒歩約6分
・京阪「出町柳駅」1番出入口から徒歩約17分
詳しいアクセス
大阪方面から
京阪
京阪「淀屋橋駅」・「北浜駅」・「天満橋駅」・「京橋駅」で特急[出町柳 行き] に乗車、終点の「出町柳駅」下車
⇒1番出入口から徒歩約17分
JR+京阪
JR「大阪駅」で新快速[京都方面 行き] に乗車
⇒「京都駅」下車後、JR奈良線に乗車(JR京都駅が始発)
⇒ひと駅目の「東福寺駅」下車後、京阪本線に乗換、 [出町柳 行き] に乗車
⇒終点の「出町柳駅」下車、1番出入口から徒歩約17分
JR+市バス
JR「大阪駅」で新快速[京都方面 行き] に乗車
⇒「京都駅」下車後、JR京都駅の中央口(京都タワー側)の前にある京都駅前バスターミナルへ
A2乗場 | 4号系統 四条河原町・上賀茂神社 行き 17号系統 四条河原町・銀閣寺 行き 205号系統 四条河原町・北大路バスターミナル 行き |
下車 | 市バス「府立医大病院前」バス停から徒歩約6分 |
阪急+京阪
阪急「大阪梅田駅」で特急[京都河原町 行き] に乗車
⇒終点の「京都河原町駅」下車後、1A・1B出入口から徒歩約2分の京阪へ
⇒京阪「祇園四条駅」で[出町柳 行き] に乗車
⇒終点の「出町柳駅」下車、1番出入口から徒歩約17分
阪急+市バス
阪急「大阪梅田駅」で特急[京都河原町 行き] に乗車
⇒終点の「京都河原町駅」下車後、四条河原町バス停へ
乗場は四条河原町バス停(GoogleMAP)を参照してください。
A乗場 | 37号系統 北大路バスターミナル・西賀茂車庫行き 59号系統 金閣寺・竜安寺・山越行き |
F乗場 | 4号系統 出町柳駅・下鴨神社・上賀茂神社・西賀茂車庫 行き 205号系統 下鴨神社・北大路バスターミナル・金閣寺 行き |
G乗場 | 3号系統 出町柳駅・百万遍・北白川仕伏町 行き 17号系統 出町柳駅・百万遍・銀閣寺 行き |
下車 | 市バス「府立医大病院前」バス停から徒歩約6分 |
京都駅から
JR+京阪
⇒「京都駅」でJR奈良線に乗車(JR京都駅が始発)
⇒ひと駅目の「東福寺駅」下車後、京阪本線に乗換、 [出町柳 行き] に乗車
⇒終点の「出町柳駅」下車、1番出入口から徒歩約17分
市バス
JR京都駅の中央口(京都タワー側)の前にあるのが京都駅前バスターミナル
A2乗場 | 4号系統 四条河原町・上賀茂神社 行き 17号系統 四条河原町・銀閣寺 行き 205号系統 四条河原町・北大路バスターミナル 行き |
下車 | 市バス「府立医大病院前」バス停から徒歩約6分 |
四条河原町から
市バス
乗場は四条河原町バス停(GoogleMAP)を参照してください。
A乗場 | 37号系統 北大路バスターミナル・西賀茂車庫行き 59号系統 金閣寺・竜安寺・山越行き |
F乗場 | 4号系統 出町柳駅・下鴨神社・上賀茂神社・西賀茂車庫 行き 205号系統 下鴨神社・北大路バスターミナル・金閣寺 行き |
G乗場 | 3号系統 出町柳駅・百万遍・北白川仕伏町 行き 17号系統 出町柳駅・百万遍・銀閣寺 行き |
下車 | 市バス「府立医大病院前」バス停から徒歩約6分 |
※京都市バスの掲載内容は京都市バス時刻表で確認してください。万が一、間違っていたとしても責任は負いかねます。予めご了承ください。
駐車場について
車なら御所の清和院駐車場(寺町通側)や周辺のコインパーキングを利用しましょう。
清和院駐車場 ( 寺町通側 )
乗用車 | 81台 ( 身障者用 2台を含む ) |
---|---|
料金 | 3時間まで, 800円以後30分毎100円 |
利用時間 | 7 : 0 0 〜 2 0 : 0 0 |
定休日 | 無休 |
詳細は京都御所アクセス
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御所
京都迎賓館があるのが「御所」。
私たちも御所といっているけど、本当は京都御苑といいます。御所は歴代天皇が住んでいた場所。京都御苑の中にあるのが京都御所。
でも、京都市民で「京都御苑」なんていう人は一人もいませんが・・・・。 みんな「御所」って言ってます(^^)
春は梅や桜, 秋には紅葉で彩られる京都市民の憩いの場。
神社の隣に広がる京都御苑は、四季の自然が美しい癒しスポット。萩まつりとセットで訪れる人も多いです。
梨木神社
京都迎賓館から徒歩約4にあるのが「梨木神社」。
御所の清和院御門のそば。 梨木神社は、萩の名所として知られ、9月~10月には萩が境内のそこかしこで可憐で控えめな花を咲かせています。
また、境内にある「染井」は京の三名水の一つで、現存する唯一の三名水として知られています。
廬山寺(紫式部邸宅跡)
京都迎賓館から徒歩約5にあるのが「廬山寺」。
現在の廬山寺のあるところは御所から近く、紫式部の曽祖父の中納言 藤原兼輔(ふじわらのかねすけ 877 ~ 933) から伯父の為頼、父の為時へと伝えられた広い邸宅でした。
紫式部は、百年ほど前に兼輔が建てた邸宅で一生の大部分を過ごしたといわれ、この邸宅で藤原宣孝との結婚生活を送り、一人娘の賢子(かたこ)を育て、源氏物語を執筆しました。
鴨川公園
京都迎賓館から徒歩約7にあるのが「鴨川公園」。
夏の暑い時と冬の寒い時以外は, 鴨川沿いを散歩や自転車に乗っていると, 本当に気持ちいい ! !
鴨川のように鮎が遡上してくるような川が, 都市の繁華街の中を流れているっていうのは, なかなか他ではないんじゃないでしょうか。 京都が魅力的に感じるのは, この街中を流れる鴨川が理由のひとつだと思ったりしています。
下御霊神社
京都迎賓館から徒歩約10にあるのが「下御霊神社」。
京都御所の南東にある富小路口から徒歩約2分にある下御霊神社のご利益は「疫病退散」。応仁の乱勃発の地でもある御霊神社(上御霊神社)の南にあったから、下御霊神社と呼ばれていました。
江戸時代の明和七年(1770)の秋、京都は干ばつに見舞われました。その時当時の下御霊神社 神主の出雲路定直が夢のお告げで境内の一か所を掘らせたところ、なんと清らかな水が湧き出て、万人を救うことができました。その水は「感応水」と名付けられたそう。
残念ながら現在はその井戸の痕跡はないけど、同じ水脈からくみ上げた水を改めて「御霊水」と名付け、自由に飲めるようになっています。
護王神社
京都迎賓館から徒歩約11にあるのが「護王神社」。
京都御所の蛤御門の南西, 烏丸下長者町にあります。「いのしし」の神社として有名。また。祭神の和気清麻呂(わけのきよまろ)がいなかったら京都へ都は来なかったかも ? !
京都 桑原町
京都迎賓館から徒歩約15、京都地方裁判所の北側にあるのが、めっちゃ不思議な町『京都 桑原町』。
裁判所の一部と道路だけ。建物などは一切なし。何のためにあるのか????だらけ。
菅原院天満宮神社
京都迎賓館から徒歩約15にあるのが「菅原院天満宮神社」。
菅原院天満宮神社は京都御所のすぐ西, 烏丸通下立売下ルにあります。この地に菅原家の邸宅があり、菅原道真の生まれた場所と言われています。※諸説あり
門をくぐって右へ進むと「菅公御産湯の井」 があります。毎日飲んでいたら、頭がよくなりそうですね(笑)
出町ふたば
京都迎賓館から徒歩約15分、出町桝形商店街の東の入口そばにあるのが「出町ふたば」。
少し塩気のある丹波黒豆が餅の中いっぱいに入っています。そして中身はこし餡で上品な甘さ。黒豆と上品な甘さのこし餡がお餅に取り持たれて最高の出逢いを果たした。っていう感じ (^^)
評判通り、美味しいです!!
京都迎賓館 秋の夜間延長公開 よくある質問
京都迎賓館 秋の夜間延長公開 FAQ
Q1. 予約は必要ですか?
はい。事前予約制です。
Q2. 写真撮影はできますか?
建物内部は撮影禁止ですが、庭園や外観は撮影可能です。
Q3. 小学生以下は入れますか?
入場できません。中学生以上が対象です。
Q4. 英語ガイドはありますか?
各日「17:20〜18:40」の回のみ英語ガイド対応があります。
Q5. 雨天の場合は?
雨天決行ですが、国公賓の接遇などで急遽中止となる場合があります。
Q6. 駐車場はありますか?
京都迎賓館には専用駐車場はありません。車の場合は清和院駐車場や周辺コインパーキングを利用しましょう。ただ、公共交通機関の利用が推奨されています。
京都迎賓館 秋の夜間延長公開 まとめ
どうでしたか。京都迎賓館 秋の夜間延長公開。
「京都迎賓館 秋の夜間延長公開」は、昼間には味わえない幽玄の世界を体験できる貴重な機会。
紅葉とライトアップのコラボレーション、障子の柔らかな光、大池に映る幻想的な雰囲気。
写真好きにも観光客にもおすすめのイベントです。



ぜひ自分に合った時間帯を選んで、特別な秋の夜を楽しんでみてください。
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