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母と子の森 紅葉 2023 哀愁漂う黄昏の森

母と子の森 / 京都ブログガイド

「 母と子の森 紅葉 2023 」

毎年, 京都の紅葉スポットの最後に行くのが, 京都御所の中にある「母と子の森」。

観光客もほとんどいないから、ゆったり落ち着いて紅葉に浸ることができます。

目次

母と子の森 紅葉 2023 案内

母と子の森 / 京都ブログガイド

2023年12月5日 撮影

母と子の森は人が少ないせいもあって、なにか物悲しく黄昏感漂う御所の紅葉スポット。そして、他の京都の紅葉スポットよりも遅くまで紅葉が楽しめます。

御所の中にはところどころに紅葉はあるんだけど、どこも散発状態。

ひとつところにまとまって紅葉が楽しむには母と子の森がオススメです。人が少ないし。

静かにゆったり京都にいることを実感できます。

母と子の森 / 京都ブログガイド

母と子の森の真ん中には、子供と一緒に来たときのために、児童文庫があります。

母と子の森 / 京都ブログガイド

母と子の森はピクニックテーブルがいくつもあるから、昼時は地元の京都人が昼ご飯をここで食べる光景もよく目にする。

ただ、2023年は私が母と子の森にいる間には誰一人いなかった。

下の動画は2022年のもの。昼時はこんな風にして地元の京都人が愉しんでいます。

京都に何度も来ている人には、いつもと違う京都観光としてもオススメ。

コンビニか近くの出町桝形商店街で食べ物と飲み物を買って、母と子の森の静かな紅葉の中でピクニックするのも一味違った京都観光です。

母と子の森 / 京都ブログガイド

京都の紅葉スポットはとにかく観光客が多い。

今年は例年以上に多い。インバウンドが特に多い。

母と子の森 / 京都ブログガイド

その点、2023年の母と子の森は完全貸切状態でゆったり静かに紅葉に浸れました。

ビックリするほどの紅葉ではないけど、紅葉の独り占め率はかなり高い(^^)

母と子の森 / 京都ブログガイド

母と子の森はカエデの紅葉がメインだけど、銀杏の落ち葉も美しい。

母と子の森 / 京都ブログガイド

2018年の台風で枝がだいぶ折れてしまったから落ち葉の量は激減してしまった。

毎年少しづつだけど葉の量は回復しています。

母と子の森 / 京都ブログガイド

ちなみに、今年は上の銀杏のエリアが進入禁止になっていた。

落ち葉の量は年々回復しているけれど, 早く元の美しい雪のような黄色い絨毯の上を歩いてみたい。

母と子の森 2014 / 京都ブログガイド

2014年11月下旬は上の画像。 まるで雪の上を歩いているような感覚。

京都御所

「母と子の森」があるのは, 「 京都御所 」。 

でも, 本当は京都御苑 ( きょうとぎょえん ) といいます。

京都御所は歴代天皇が住んでいた場所。 京都御苑の中にあるのが「 京都御所 」。

でも, 京都市民で「 京都御苑 」なんていう人は皆無。 みんな単に「 御所 」って言ってます (^^)

だから, ここでも『 京都御所 』とします。

京都御所は, 北は今出川通, 南は丸太町通, 東は寺町通, 西は烏丸通に囲まれ, 南北約1,300m, 東西が約700mの広大な敷地。

その中に, テニスコートやグラウンド, 松や梅, 桜, 楓など約5万本の樹木。 京都御所では, これまでに, 鳥類約100種, チョウ類50種以上, トンボ類20種以上, セミ類8種, 菌類約400種が確認。

四季を通じて, これらの動植物と親しむことができます。 京都御所では「 オオタカ 」の生息も確認されています。

京都御所 一般公開

京都御所は, 春と秋の年二回のみ, 一般公開されていたけど, 今は通年公開を実施しています。 土日もOKなのでうれしいですね。

但し, 月曜日や年末年始, 行事等の実施のため, 支障のある日は参観できません。 下記から確認してください。

京都御所の参観について

京都御所 猿が辻

「母と子の森」から徒歩約3分にあるのが, 「 猿が辻 」。

京都御所の北東角は「 猿が辻 」と呼ばれています。 そこに鎮座しているのはお猿さん。 ある重要な役目があるんです。 そして, 角もちょっと変。

京都御所 近衛邸跡の桜

「母と子の森」から徒歩約5分にあるのが, 「 近衛邸跡 」。

春の京都御所はとても華やか。 御所の北西にある近衛邸跡。 京都の中心部からのアクセスも良く, 毎年たくさんの人で賑わいます。

ここの桜は, 早咲きの枝垂れ桜, ソメイヨシノ, 遅咲きのピンクが濃い枝垂れ桜が植えられているため, 長い期間桜を楽しむことができます。

京都御所 蛤御門

蛤御門 / 京都 ブログ ガイド

「母と子の森」から徒歩約12分にあるのが, 「 蛤御門 」。

ここで幕末に京都政界から追放された長州藩が措置不当を訴えるために軍を率いて上洛し, 御所の蛤御門で, 警備する会津藩 ・ 薩摩藩などと武力衝突しました。

蛤御門 鉄砲跡 / 京都 ブログ ガイド

今でも実際に門柱の木の部分には, 鉄砲の弾が当たった跡が残されています。 めっちゃ生々しい !

母と子の森 アクセス

  • 市バス「 河原町今出川 」バス停下車, 最短で徒歩約5分, 最長で徒歩約8分。
  • 京都市地下鉄「 今出川駅 」3, 6番出入口から徒歩約12分。
  • 京阪「 出町柳駅 」1番出入口から徒歩約13分。

石薬師御門 / 京都ブログガイド

京都御所の北東にある「 石薬師御門 」から御所内へ。

母と子の森への道 / 京都ブログガイド

入ってすぐ左手に上の画像のような道があり, 真直ぐ進むと「母と子の森」。

京都迎賓館の北側にあります。

河原町今出川バス停への詳しいアクセス

市バス「 河原町今出川 」バス停

駐車場

中立売駐車場 ( 烏丸通側 )

乗用車131台 ( 身障者用 5台を含む )
料金3時間まで, 800円以後30分毎100円 最大料金1,200円 ( 当日24時まで )
利用時間7 : 0 0 〜 2 0 : 0 0 24時間出庫可
定休日無休

※2021年4月1日から, 中立売駐車場について, EV及びFCVで利用の場合は, 3時間まで無料。

清和院駐車場 ( 寺町通側 )

乗用車81台 ( 身障者用 2台を含む )
料金3時間まで, 800円以後30分毎100円
利用時間7 : 0 0 〜 2 0 : 0 0 24時間出庫可
定休日無休

詳細は, 京都御所アクセス

京都御所近くの観光スポット

下御霊神社

京都御所の南東にある富小路口から徒歩約2分にある下御霊神社のご利益は, 「 疫病退散 」。 応仁の乱 勃発の地でもある 御霊神社 ( 上御霊神社 ) の南にあったから, 下御霊神社と呼ばれていました。

江戸時代の明和七年 ( 1770 ) の秋, 京都は干ばつに見舞われました。 その時当時の下御霊神社 神主の出雲路定直が, 夢のお告げで境内の一か所を掘らせたところ, なんと, 清らかな水が湧き出て, 万人を救うことができました。 そして, その水は,「感応水」と名付けられたそう。 

残念ながら現在はその井戸の痕跡はないけど, 同じ水脈からくみ上げた水を改めて「 御霊水 」と名付け, 自由に飲めるようになっています。

護王神社

京都御所の蛤御門の南西, 烏丸下長者町にあります。 “いのしし” の神社として有名。

また, 祭神の和気清麻呂 ( わけのきよまろ ) がいなかったら京都へ都は来なかったかも ? !

護王神社 ( 御所 蛤御門から徒歩約1分 )

さらに近くの観光スポットを見る

梨木神社

京都御所の清和院御門のそば。 梨木神社は, “萩” の名所として知られ, 9月 ~ 10月には, 萩が境内のそこかしこで可憐で控えめな花を咲かせています。

また, 境内にある 「 染井 」 は, 京の三名水の一つで, 現存する唯一の三名水として知られています。

梨木神社 ( 御所 清和院御門から徒歩約1分 )

廬山寺 ( 紫式部邸宅跡 )

梨木神社から徒歩30秒, 寺町通を挟んだ向かい側にあります。

現在の廬山寺のあるところは御所から近く, 紫式部の曽祖父の中納言 藤原兼輔 ( ふじわらのかねすけ 877 ~ 933 ) から伯父の為頼, 父の為時へと伝えられた広い邸宅でした。

紫式部は, 百年ほど前に兼輔が建てた邸宅で一生の大部分を過ごしたといわれ, この邸宅で, 藤原宣孝との結婚生活を送り, 一人娘の賢子 ( かたこ ) を育て, 源氏物語を執筆しました。

廬山寺 ( 御所 清和院御門から徒歩約2分 )

菅原院天満宮神社

御所 下立売御門の真ん前にあるのが, 「 菅原院天満宮神社 」。

菅原院天満宮神社の場所には, 菅原家の邸宅があり, 菅原道真の生まれた場所と言われています。 ※ 諸説あり

門をくぐって右へ進むと 「 菅公御産湯の井 」 があります。 毎日飲んでいたら, 頭がよくなりそうですね (笑)

近くのグルメ

出町ふたば

「母と子の森」から徒歩約8分, 出町桝形商店街の東の入口そばにあるのが, 「 出町ふたば 」。

少し塩気のある丹波黒豆が, 餅の中いっぱいに入っています。 そして中身は, こし餡で上品な甘さ。 黒豆と上品な甘さのこし餡が, お餅に取り持たれて最高の出逢いを果たした。 っていう感じ (^^)

評判通り, 美味しいです ! ! !

母と子の森 紅葉 2023 まとめ

母と子の森 / 京都ブログガイド

母と子の森は観光客は少ないんだけど、地元の京都人の憩いの場だから昼時を中心に誰かしら人影はある。

2023年はお昼を外したからしれないけど、久しぶりに誰もいない母と子の森を楽しめた。

ただ、銀杏の木の周りが侵入禁止になっていたのが少し残念。

銀杏の木も2018年の台風被害からまだまだ回復途上ですね。

早く昔のように、黄色い絨毯のような光景を見たいなー。

長所人が少ないから, 静かに紅葉を楽しめる。
短所神社仏閣などの京都らしさはなし。

京都 紅葉スポット

京都御苑 ホームページ

所在地京都府 京都市 上京区 京都御苑 3
上ル 下ル 西入 東入について
電話0 7 5 - 2 1 1 - 6 3 6 4

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