京都【伏見稲荷大社2026初詣】混雑&混雑回避・駐車場・ご利益参拝ルートや屋台などを案内します
新年を迎え、京都の初詣人気NO.1の伏見稲荷大社へ出かけようと考えている人もいるのでは。
稲荷山の麓から続く朱色の千本鳥居は圧巻で、その美しさから国内外問わず多くの人々を惹きつけています。
ただ、日本有数の参拝者数を誇る伏見稲荷大社の初詣は、想像を絶する大混雑。
この記事では、「人混みに疲れて初詣どころではなかった…」とならないよう、混雑&混雑回避や駐車場、屋台&開運グルメ情報、ご利益をしっかりと受け取るための参拝ルートなど、伏見稲荷大社での初詣で新年を清々しい気持ちで迎えられるよう詳しく案内します。
伏見稲荷大社の基本情報とご利益

伏見稲荷大社は、全国に約3万社あると言われる「お稲荷さん」の総本宮。
主祭神である宇迦之御魂大神(うかのみたまのおおかみ)は、五穀豊穣、つまり食物・農業の神様として信仰されてきました。
これが転じて、現在では商売繁盛、産業の発展、家内安全、病気平癒など、非常に幅広いご利益があるとされています。
特に、ビジネスやこれから何かを始めようとしている人は、是非初詣しておきたい神社。
最大の魅力「千本鳥居」

伏見稲荷大社の代名詞とも言える「千本鳥居」は、実際には約1万基の鳥居が連なっていると言われています。
この鳥居は、参拝者が願いが「通る」あるいは「通った」ことへの感謝の印として奉納したもの。
伏見稲荷大社の初詣では「千本鳥居」をくぐりながら、「願いごとが通る=通(とお)る」に通じる縁起の良さもあって、多くの人がゆっくりと山道を歩きます。
初詣の際は、多くの人で立ち止まることが難しい場合もあるけど、立ち止まらずに歩き続けることで、鳥居をくぐる「ご利益」を体感できます。
伏見稲荷大社では夜間も参拝が可能で、境内は柔らかな灯りに包まれます。
昼間とは違い、静けさの中で鳥居が浮かび上がる夜の景色は、息をのむほど幻想的。
昼間の混雑を避けたい人や、落ち着いて参拝したい方におすすめ。
夜でも人が多い時間帯はあるけど、深夜に向けて徐々に静かになっていくため、ゆったりと神聖な時間が過ごせます。
伏見稲荷大社 初詣の混雑&混雑回避
初詣の混雑ピークは、1月1日0:00~3:00、1月1日~3日。
特に、1月1日~3日までの9時〜16時頃は大混雑します。
混雑を避けたいなら1月4日以降の平日に伏見稲荷大社へ初詣するのが最も快適。
とはいえ、やはり初詣は三が日にしたい!っていう人もいますよね。
そんな人は、早朝(午前5時頃〜午前8時頃まで)や1月2日・3日の夕方〜夜がおすすめ。
早朝は、清々しい空気の中で「千本鳥居」をゆっくりと巡ることができ、落ち着いて伏見稲荷大社の初詣ができます。

冷え込むから、防寒対策を万全に。
✓伏見稲荷大社 初詣のリアルタイムの混雑状況をチェックして、空いてる時間にお詣りしましょう。


伏見稲荷大社 初詣の駐車場
伏見稲荷大社に駐車場はあるけど、12月29日~1月6日迄は駐車場が閉鎖されます。
周辺道路も混雑するから、伏見稲荷大社の初詣へは京阪かJRで行きましょう。
ご利益を最大限に!伏見稲荷大社の初詣参拝ルート
短時間参拝ルート (所要時間:約60分)
「短時間で、しっかりと初詣したい」人向けのルート。
くぐる前に一礼
まずはここで主祭神にご挨拶と参拝
鳥居をくぐり、奥社奉拝所へ
千本鳥居の終点。この場所が「おもかる石」がある場所。ここで願い事を念じながら石を持ち上げ、軽いと感じたら願いが叶うと言われています。
お守りやお札を受ける
稲荷山を巡る本格初詣参拝ルート「お山めぐり」 (所要時間:約2〜3時間)
より強力なご利益を求める人には、上の「短時間参拝ルート」が終わった後で、伏見稲荷大社のご神体である稲荷山(標高233m)全体を巡る「お山めぐり」がおすすめ。
「お山めぐり」とは、伏見稲荷大社の象徴である稲荷山を一周しながら参拝していく正式な巡拝ルートのこと。
山中には大小さまざまな神蹟(しんせき)やお塚(祭祀の場所)が点在しています。
2〜3時間の道のりは体力が必要だけど、強力なご利益と京都市街の絶景が待っています。
熊鷹社:商売繁盛や安全祈願のご利益があるとされ、山の中にひっそりと佇む独特の神々しさがあります。
お山めぐりで最も有名なビューポイント。京都市内を一望でき、晴れた日には京都タワーまで見渡せるほど。写真撮影にも最適。
● 休憩所・茶屋あり(冬は甘酒・いなり寿司が人気)
● 四つ辻からは時計回り・反時計回りどちらでもOK⇒時計回りの方がが歩きやすい
四つ辻を過ぎると、山中に無数の「お塚」。各塚はさまざまなご神徳を持っています。
- 眼病平癒
- 商売繁盛
- 家内安全
- 良縁・子宝
- 病気平癒
などなど
塚ごとに祠の形が違い、個性があるため、じっくり巡ると稲荷信仰の奥深さに触れられる。
標高233mの山頂にある三峯の一つ。稲荷大神の最も古い信仰の中心地であり、山中でも特に神聖な場所とされています。
● 一ノ峰(上之社神蹟)
● 二ノ峰(中之社神蹟)
● 三ノ峰(下之社神蹟)
山頂を中心に三ヶ所に祠があり、いずれも伏見稲荷の信仰の深い歴史を感じられる神域。
下山ルートには縁起の良いスポットが並びます。特に人気なのは「根上がりの松」
根が地面から上がって伸びていることから、「仕事や運気が根上がり=値上がりする」とされ、商売繁盛のご利益があるとされています。
最後に再び千本鳥居へ戻り、参拝終了。
お山めぐりの注意点
- 坂道・石段が多いためスニーカーで
- 夜はかなり暗くなるのでヘッドライト必須
- 冬は気温が下がるため防寒着を忘れずに
- 山頂付近は自販機がないから水分は事前に準備
- 雨の日は滑りやすいので要注意
伏見稲荷大社 初詣 屋台
屋台の場所
伏見稲荷大社では、初詣期間(1月1日〜1月5日頃)にかけて大鳥居の参道や裏参道、千本鳥居に向かう辺りに屋台が並びます。
屋台の時間帯
屋台の営業時間は店舗により異なるけど、目安は以下の通り。
- 元日0時前後〜22時頃
- 2〜3日:8時〜20時頃
- 4日以降:昼頃から
※年により変更される場合あり
伏見稲荷大社の初詣後に開運グルメ
伏見稲荷大社の初詣後の楽しみといえば、参道沿いの屋台やお店。
いなり寿司・きつねうどん:稲荷神のお使いとされる狐の好物 油揚げにちなんだメニューは、開運グルメとして人気。
すずめの丸焼き:参道の名物だけど、苦手な人は注意。



私もトライしたことがあるけど、2回目はない(笑)
【京都の初詣】




【京都 干支の神社仏閣】
伏見稲荷大社 アクセス
初詣期間中は周辺道路が混雑し、伏見稲荷大社の駐車場も利用できないから、公共交通機関の利用が必須。
伏見稲荷大社の楼門までは、
・JR「稲荷駅」から徒歩約2分
・京阪「伏見稲荷駅」から徒歩約4分
※京阪電車は大晦日の終夜運転を行います(京阪電車公式WebのPDF)
※JR西日本:12月31日は一部区間(大阪環状線・JR ゆめ咲線・万葉まほろば線)の臨時列車を運転(終夜運転なし 公式WebPDF)
詳しいアクセスを見る
大阪方面から
京阪
京阪「淀屋橋駅」・「北浜駅」・「天満橋駅」・「京橋駅」で特急[出町柳 行き] に乗車
⇒「丹波橋」で下車後、各駅停車へ乗換
⇒「伏見稲荷駅」下車徒歩約4分
JR
JR「大阪駅」で新快速[京都方面 行き] に乗車
⇒「京都駅」下車後、JR奈良線に乗車(JR京都駅が始発)
⇒JR「稲荷駅」下車徒歩約2分
京都駅から
JR
JR「京都駅」でJR奈良線に乗車(JR京都駅が始発)
⇒JR「稲荷駅」下車徒歩約2分
四条河原町から
京阪
京阪「祇園四条駅」で各駅停車[淀屋橋 行き] に乗車
⇒「伏見稲荷駅」下車徒歩約4分
伏見観光
せっかく伏見まで来たのであれば、京阪「伏見稲荷駅」から5駅(約14分)の「伏見桃山駅」まで電車で行って、伏見観光することをオススメします。
伏見観光
伏見 名水 めぐり
伏見は昔「伏水」呼ばれていたように、湧き水が豊富な土地柄。街中に多くの名水があり、伏見では生活の中に名水が密着しています。区民が気軽に伏見の名水を汲みに来ています。


伏見名酒めぐり
良い水のある所には、良い酒が。京都 伏見にはたくさんの酒蔵・蔵元があります。そして街並みに溶け込む風景は伏見ならでは。


伏見幕末めぐり
そして、名水・酒蔵のあるエリアには坂本龍馬や新選組などの幕末関係の史跡が数多くあります。名水・名酒めぐりと同じ地域にあるから、一緒に楽しめるのも良いところ。
鳥羽伏見の戦いのときの、本物の「弾痕跡」が、今でも残っているお店もあります。


伏見稲荷大社 初詣 まとめ
どうでしたか。伏見稲荷大社の初詣。
伏見稲荷大社での初詣は、千本鳥居が織りなす幻想的な景色と、新年を迎える清々しい空気、そして京都らしい雰囲気を同時に味わえる特別な体験。
この記事で案内した混雑回避と参拝ルートを参考に、是非最高の一年の始まりを迎えてください。



今年も一年、素晴らしい年となりますように。
【京都の主要初詣スポット】
【京都主要観光スポットのリアルタイム混雑状況】




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