「 鞍馬寺 紅葉 2023 」
出町柳を出た頃は晴れていたんだけど、終点の「鞍馬駅」に着く頃には小雨模様。
東の空は晴れているんだけど、おかしな天気。
- 学生時代から京都大好き
- 20年以上京都・大阪で観光関係の仕事
- 今は家族の理由で大阪在住。
- その前は祇園祭の鉾町在住。
- 一児の父さん。
鞍馬寺 紅葉 2023 案内
仁王門
2023年11月20日 撮影 堂々たる仁王門。
仁王門から, 途中色々見ながら登って, 大体25~30分で本殿金堂に着きます。
私が仁王門に着いたのが7:15。仁王門を過ぎたところに愛山費を払う料金所があるんだけど、開くのは8時から。
ちなみに、料金所は8時からだけど, 何時でも通過OK。
料金は下山時か、奥の院参道から貴船神社へ行く場合は鞍馬寺の西門にある料金所で愛山費を払います。
2022年までは300円だったけど、2023年からは500円に値上げされていた。
何でも上がっていくなー。
仁王門すぐの参道
朱色の灯籠と紅葉の景色が美しい眺め。
ここから本殿金堂まで上り坂。
普明殿
上の石段を登ったところにあるのが,「 普明殿 」。
ここの2階からケーブルカーが出ています。
徒歩約10分の登りを, ケーブルカーだと2分で到着。
大人 ・ 片道200円, 小学生以下 ・ 片道100円
普明殿を過ぎると, 舗装されていない山道が始まります。
吉鞍稲荷社
最初にあるのは,「 吉鞍稲荷社 」。
鬼一法眼社 ( きいちほうげんしゃ )
吉鞍稲荷社の左にある階段を登った先にあったのが,「 鬼一法眼社 」。
2018年の台風21号で被災し, 参拝できない状態が続いていたけど, 台座と灯籠を残すのみになってしまいました。
鬼一法眼社 2017年 撮影
鬼一法眼は, 牛若丸に「 ※六韜三略 」を教えた武芸の達人といわれています。
そのため, 武道の上達を願う人に篤く信仰されています。
早く再建されてほしいですね。
※古代中国の兵法書
川上地蔵堂
鬼一法眼社のあったところを少し登ったところにあるのが, 「 川上地蔵堂 」。
源義経供養塔
川上地蔵堂の前にあるのが, 「 源義経供養塔 」。
源義経 ( 牛若丸 ・ 遮那王 ) は, 11歳の時に鞍馬寺に預けられ, ここで兵法 ・ 武術の修業をしたといわれています。
そして, 16歳頃, 鞍馬寺を出奔して, 奥州平泉へ向かいました。
九十九折 ( つづらおり ) の参道
源義経供養塔を過ぎると, 九十九折 ( つづらおり ) の参道が中門まで続きます。
中門
仁王門から約20分で中門に到着。
中門から本殿金堂までは, 徒歩約10分。
中門からは石畳&石段に代わるので, 歩きやすくなります。
本殿金堂前の階段辺り
鞍馬寺の本殿金堂まであと少しという辺りで, 美しい紅葉が楽しめます。
ここから金堂までの石段辺りが鞍馬寺 紅葉のハイライト。
紅葉と朱色の燈篭&石段と青空の美しい景色が楽しめます。
本殿金堂への最後の登り辺り。
めっちゃ綺麗な紅葉!!
手水舎辺りから上を眺める。
この辺りも紅葉が迫り来るようでめっちゃ迫力がある。
スゴク綺麗なんだけど、2023年は去年に比べると少し物足りない。
やっぱり、夏の暑さが影響したんかなー。
本殿金堂
やっとこさ本殿金堂のある境内に到着。
仁王門から約30分です。
本殿金堂前には広いスペースがあり, 春には桜が咲き誇ります。
鞍馬寺のご本尊は「毘沙門天」。
毘沙門天のお使いは虎だから、本殿金堂の前には立派な阿吽の虎が控えています。
2023年は阪神が日本一になった。
ちゃんとお礼をしておきました (^^)
境内からの眺め
2023年11月20日は時より小雨も降っていたけど、本殿金堂に着いた頃には朝日が射してきた。
逆光だったから全体を映すことができず。
下の動画は曇りの2018年に撮影したもの。
翔雲台
朱色の欄干に囲まれたところにあるのが「翔雲台」。
この石は本殿金堂の後方から出土。
平安時代の昔から鞍馬寺に伝えられる如法写経会の経巻を納めていた経塚の蓋をしていた石です。
この石の下から発掘された経塚遺物約200点はことごとく国宝に指定されました。
閼伽井護法善神社 ( あかいごほうぜんじんじゃ )
光明心殿
奥の院参道入り口
2023年は奥の院参道から「 貴船神社 」へ向かいました。途中色々見ながら徒歩約50分です。
奥の院参道は険しい山道もあり、遮那王こと源義経が修業したことでも知られています。
ここからは, 義経が修行した昔さながらの場所もある山道が続きます。
金剛床 鞍馬山最強のパワースポット
本殿金堂前にある△マーク。
この場所が鞍馬山一帯で, 一番 「 氣 」 が集まるスポット。
鞍馬寺に毎年来るのも, この場所に立つのが目的の一つ。
京都でも屈指のパワースポットです。
2018年11月 撮影
こんな感じで, みんなパワーを貰っています (^^)
鞍馬寺について
奈良の唐招提寺を開いた鑑真和上 ( がんじんわじょう ) の高弟 鑑禎 ( がんちょう ) 上人が宝亀元年 ( 770 ) に, 鞍を背負った白馬の導きでこの場所に来て, 毘沙門天を祀ったのが始まりとされています。
延暦十五年 ( 798 ) には, 藤原伊勢人 ( いせんと ) が平安京鎮護の道場として伽藍を造営して以降, 人々の信仰を集めてきました。現在は, 鞍馬弘教の総本山で, ※尊天を本尊としています。
※ 毘沙門天王 ・ 千手観世音菩薩 ・ 護法魔王尊の三身一体の本尊
鞍馬寺 アクセス
叡山電鉄「 鞍馬駅 」から鞍馬寺の仁王門まではすぐ。 本殿金堂までは徒歩約30分。
JR京都駅から叡山電鉄「鞍馬駅」へ ( 所要時間 : 約60分 )
「 JR京都駅 」で, JR奈良線に乗車 ( JR京都駅が始発 )
↓
ひと駅目の「 東福寺駅 」下車後, 京阪本線に乗換, [ 出町柳 行き ] に乗車
↓
終点の「 出町柳駅 」下車後, 叡山電鉄鞍馬線に乗換 ( 出町柳駅が始発 )
↓
「 鞍馬駅 」下車, 徒歩約30分で, 『本殿金堂』
紅葉のトンネル
叡山電鉄の市原駅と二ノ瀬駅と間に横たわるのが,「 紅葉のトンネル 」。
この間では電車も速度を落としてゆっくり進んでくれます。
貴船口から出町柳へ向かう帰りの電車で撮影しました。
運良く電車が空いていて, 一番後ろのベストポジションで撮影に成功。
由岐神社
「 鬼一法眼社 」のあったところを過ぎると見えてくるのが, 立派な三本杉がそびえ立つ「 由岐神社 」。
鞍馬寺の仁王門からは徒歩約5分。
鳥居の先にそびえ立つ3本の杉が神聖な雰囲気を醸し出している。
上の画像の本殿は江戸時代末期に造営されたもの。
約200年の歳月と共に老朽化が進んできました。
2022年に訪問したときには改修工事中。
2023年には煌びやかで美しく改修が完了。2023年11月20日撮影
火難除 ・ 子授安産 ・ 縁結び ・病気平癒 ・ 厄除開運にご利益があるといわれています。
天慶三年( 940 )に天下泰平 ・ 万民守護 ・ 京都の都の北方の鎮めとして, 朱雀天皇によって京都御所に祀られていた由岐大明神が今の由岐神社の場所に祀られました。
鞍馬の火祭
由岐大明神を, 京都御所から鞍馬へ遷すときの行列は, 松明が炊かれ, その行列が1キロにも及んだそう。 その荘厳でゆかしい様子を後世に伝え残したいと, 鞍馬の住民が始めたのが「 鞍馬の火祭 」の起源です。
毎年, 10月22日に執り行われます。
鞍馬寺 紅葉 2023 まとめ
2023年11月20日 撮影
まあまあ紅葉の見頃辺りに訪れることができた。
でも、2023年は夏の暑さのせいか、鞍馬寺の紅葉も例年に比べたら色づきが良くなかったなー。
中途半端に紅葉して散ってしまっている葉っぱもあった。
天気も小雨が降ってみたり、晴れてみたりと、おかしな天気だった。
2022年の方が良かったなー。
2022年11月22日撮影
京都 紅葉スポット
京都 神社仏閣 関連リンク
所在地 | 京都市 左京区 鞍馬本町 1074番地 |
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電話 | 0 7 5 - 7 4 1 - 2 0 0 3 鞍馬寺ホームページ |
愛山費 | 500円 ※ 仁王門のところと西門に料金所 |
※ 拝観時間 ・ 拝観料等は変更されることがありますので, 寺院にご確認ください。 万が一, 間違っていたとしても, 責任は負いかねます。 予めご了承ください。
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