「 若宮八幡宮 ( 陶器神社 ) 」
京阪「清水五条駅」4番出口を出ると、そこは五条坂。緩やかな坂道が清水寺まで続いています。
その中ほど辺りにあるのが『若宮神社』。
源氏一族や武士からの信仰が篤く、足利歴代将軍の崇敬を集めました。
そして、今まで知らなかった新しい発見もあり。
若宮八幡宮 (陶器神社) について

平安時代の天喜(てんぎ)元年(1053)に、後冷泉天皇(ごれいぜいてんのう)の勅願によって、源頼義(みなもとのよりよし)が六条醒ヶ井(さめがい 現在の西本願寺の北東辺り)に創建したのが若宮八幡宮の始まり。
初めは六條八幡、左女牛(さめがい)八幡とも呼ばれていました。
源氏一族や武士からの信仰が篤く、室町時代には足利歴代将軍の崇敬を集め、隆盛を極めました。
その後、応仁の乱によって荒廃し、社地を転々とした後、慶長十年(1605)に五条坂のほぼ中央にあたる現在の地に移ってきました。
今の社殿は承応(じょうおう)三年(1654)に再建されたもの。
若宮八幡宮 祭神
応神天皇(おうじんてんのう 八幡神の主神)とその父母 仲哀天皇(ちゅうあいてんのう)及び神功皇后(じんぐうこうごう)が主祭神。
左の相殿(あいどの)に仲恭天皇、右の相殿に椎根津彦命(しいねつひこのみこと)を祀っています。
椎根津彦命は陶祖神され、若宮神社は、別名「陶器神社」としても知られています。
若宮八幡宮 ご利益
祭神の応神天皇は「八幡(はちまん)さま」として親しまれています。
大分県の宇佐八幡宮の祭神で京都 八幡(やわた )の「 石清水八幡宮 」、鎌倉の「鶴岡八幡宮」を含む日本全国約44,000社ある八幡宮の総本社。
武家からの信仰が特に篤く「必勝」、「勝ち運」の他、学問・芸術の上達にもご利益があります。
神功皇后は、三韓征伐の際、妊娠しているにもかかわらず、月延石(つきのべいし)をお腹にあてて出産を遅らせ、男装して勝利をおさめ、その後、無事に息子の応神天皇を出産したことから、「安産の神様」として信仰を集めています。
その他にも、美容や美人祈願、縁結びなどがあります。
ハート形の石

若宮八幡宮 境内の一角には、ハート形の石があり、縁結びにもご利益があるとされています。
そして、仲哀天皇と神功皇后の子供が応神天皇(おうじんてんのう 八幡神の主神)であることから、縁結び、夫婦和合、子孫繁栄のご利益もあるとされています。
蓬莱石

不思議な御神徳御加護があるとされています。
本殿からみて右側にあるのが「蓬莱石」。
足利尊氏が病気にかかった時に、若宮八幡宮にお詣りしたところ、病気が治ったそう。
そのお礼にと、珍宝七種を献上されたときの一つといわれています。
若宮八幡宮 (陶器神社) 近くの観光&グルメ
六波羅蜜寺
全盛期は寺域も広く, 平家の邸宅や鎌倉幕府の探題が置かれるなど, 源平史跡の中心でもありました。
六波羅蜜寺 (若宮八幡宮から徒歩約4分)
六道珍皇寺
若宮八幡宮から徒歩約6分にあるのが「六道珍皇寺」。
五条坂の陶器祭と同時期に行われるのが、六道珍皇寺の「六道まいり」。昔からお盆前にご先祖様をお迎えする京都の夏の行事です。そして、ご先祖様をあの世へ送る行事が大文字で有名な『五山送り火』。
安食路地 (あじきろーじ)
築100年以上の京町家を大家の「安食 弘子(あじき ひろこ)」さんが再生し、現在はクリエーターやお店が軒を連ねます。京都らしい雰囲気を感じながら、お店めぐりもすることができます。
あじき路地 (若宮八幡宮から徒歩約6分)
宮川町
新宮川町通・宮川町通の両側に軒を連ねるのが宮川町の花街。260年程の歴史があり、当初は遊女が接待。現在は祇園甲部に次ぐ舞妓の在籍数を誇っています。
祇園甲部のすぐ西にあるけど、観光客もそんなに多くなく、ゆったりと京情緒を感じることができます。
若宮八幡宮から新宮川町通までは徒歩約5分。宮川町歌舞練場までは徒歩約12分。
ラーメン藤 五条店
若宮八幡宮から徒歩約3分にあるのが「ラーメン藤 五条店」。
スープは、豚の旨みが効いている少し脂っこさを感じる薄い醤油味。久世橋のラーメン藤京都本店ができて半世紀近く。ラーメン屋で50年に近いのはすごいですね。京都で長ーく受け継がれている味。
ちょっと雑学
鳥辺野
北は五条坂の辺り、南は新熊野神社付近まで、東は阿弥陀ヶ峰の麓、西は鴨川の辺りまでの広範囲にわたる地域を鳥辺野といい、平安京の東の葬送地(そうそうち)でした。
昔は皇族や貴族は火葬されていたけど、庶民は火葬をする余裕などなく、そのまま捨て置かれ風葬にされていました。
ちょうど、五条坂の少し北に位置する六道珍皇寺の辺りが鳥辺野の入口にあたり、この世とあの世の境目(六道の辻)といわれていました。
轆轤町 (ろくろちょう)
若宮八幡宮から徒歩約4分にあって、六波羅蜜寺のすぐ東にあるのが「轆轤町」。
「轆轤」とは、焼物を作るときに陶器を回す器具ですよね。近くに若宮八幡宮や五条坂があって、清水焼が有名だから焼物に関係のある町なんでは?と思うけど、実は全く違います。
若宮八幡宮 (陶器神社) アクセス
京阪「清水五条駅」4番出口から徒歩約5分
詳しいアクセスを見る
大阪方面から
京阪
京阪「淀屋橋駅」・「北浜駅」・「天満橋駅」・「京橋駅」で特急[出町柳 行き] に乗車
⇒「七条駅」駅下車、同ホームで準急か各駅停車に乗換
⇒「清水五条駅」4番出口から徒歩約5分
JR+京阪
JR「大阪駅」で新快速[京都方面 行き] に乗車
⇒「京都駅」下車後、JR奈良線に乗換(JR京都駅が始発)
⇒ひと駅目の「東福寺駅」下車後、京阪本線に乗換、 [出町柳 行き] に乗車
⇒「清水五条駅」4番出口から徒歩約5分
阪急+京阪
阪急「大阪梅田駅」で特急[京都河原町 行き] に乗車
⇒終点の「京都河原町駅」下車後、1A・1B出入口から徒歩約2分の京阪へ
⇒京阪「祇園四条駅」で[淀屋橋 行き] の準急か各駅停車に乗車
⇒「清水五条駅」4番出口から徒歩約5分
JR京都駅から
JR+京阪
JR「京都駅」でJR奈良線に乗車(JR京都駅が始発)
⇒ひと駅目の「東福寺駅」下車後、京阪本線に乗換、 [出町柳 行き] に乗車
⇒「清水五条駅」4番出口から徒歩約5分
四条河原町から
京阪
京阪「祇園四条駅」で[淀屋橋 行き] の準急か各駅停車に乗車
⇒「清水五条駅」4番出口から徒歩約5分
※全ての行き方を掲載しているわけではありません
若宮八幡宮 (陶器神社) まとめ
毎年、五条坂一帯で陶器祭が開催されるのは知っていたけど、若宮神社のご祭神 椎根津彦命(しいねつひこのみこと)が由来だとは知らなかった。単に、五条坂が清水焼で有名だからぐらいとしか思っていなかった。

次に陶器祭へ行ったときは,ちゃんとお詣りしとこ(^^)
【京都 神社仏閣リンク】
【京都 ご利益めぐり】
| 所在地 | 京都市東山区五条橋東五丁目480 |
|---|---|
| 電話 | 075-561-1261 若宮八幡宮ホームページ |







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