清流亭 桜 2022
「 清流亭 桜 2022 」
2021年はコロナの関係で行けなかったから, 清流亭の桜は2年ぶりの訪問。
清流亭の中は非公開だけど, その美しい枝垂桜は外側からでも十分楽しめます。 南禅寺の程近く, 隠れるように佇む桜スポットです。
清流亭 桜 2022 案内
2022年4月2日 撮影
清流亭の桜は, 遅咲きの枝垂桜がメインだけど, 入口向かって右側には染井吉野が植えられています。 染井吉野が満開の時には, 左上に映っている枝垂桜はまだ蕾。
2022年4月11日 撮影
遅咲きの枝垂桜が清流亭の生垣のすぐ内側に植えられているから, 清流亭の外側からでも楽しむことができます。
距離にしたら, わずか2, 30mほどの間に枝垂桜が咲いているだけなんだけど, 「 能ある鷹は爪を隠せない 」状態 (笑)
隠れるように咲いていても, その華やかさが造り出す風景に人々が引き寄せられてしまう。
これまで, 何度も目にしているけれど, 清流亭の桜は, タクシーの運転手が南禅寺へお客さんを送る途中で, 少し遠回りをして連れてくる隠れた桜スポットです。
枝垂れの内側から眺める景色は格別。
枝垂桜を通して見る清流亭の内側。
染井吉野とは違い, 幾重にも重なった花びらは, 近づいて見ると本当に豪華。
枝垂桜は1本でも存在感が際立つけど, 清流亭の桜の良いところは, その華やかな枝垂桜がちょうどよい間隔で綺麗に整列して咲き誇るところ。 国の重要文化財にも指定されている清流亭に咲いているのも価値がありますね。
そして, 道路沿いにあるけど, 街中にあるわけじゃないから交通量は多くない。
京都で, 華やかで美しい遅咲きの枝垂桜を観ておきたいなら, やっぱり, 清流亭の桜。 一度は見ておきたい桜です。 南禅寺や平安神宮と一緒に訪れるのもいいですね。
そして, 清流亭の桜だけじゃなくて, 京都の遅咲きの桜を観て廻るのもオススメです。
清流亭について
この辺りは, 明治維新後, 山縣有朋が無鄰菴を築くなどして多くの別荘 ・ 別邸が誕生。 「 清流亭 」もその一つで, 東郷平八郎が「 清流亭 」と命名。
庭園は, 近代日本庭園の先駆者とされる作庭家で, 庭師 小川治兵衛の作。 2010年, 清流亭は国の重要文化財に指定。 残念ながら, 中は非公開だけど, 外からでもその美しい紅枝垂れ桜は観賞することができます。
清流亭アクセス
市バス 「 南禅寺・永観堂道 ( 青マーク ) 」バス停下車, 徒歩約2分。 「 蹴上駅 ( 緑マーク ) 」下車, 1番出入口から徒歩約9分。
所在地 | 京都府 京都市 左京区 南禅寺 下河原町 43 |
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Web | 清流亭ホームページ ※ 清流亭は, 非公開のため見学は不可 |
市バスで「 南禅寺・永観堂道 」バス停へ
京都駅前バスターミナル ( JR中央口前 ) から
JR京都駅の中央口 ( 京都タワー側 ) の前にあるのが, 京都駅前バスターミナル ( pdf )。
赤マーク乗場 | 左からA1, A2, A3 |
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緑マーク乗場 | 左からB1, B2, B3 |
橙マーク乗場 | 左からC4, C1, C5, C6 |
紫マーク乗場 | 下からD2, D3 |
四条河原町から
四条河原町バス停 ( pdf ) は, A~Hの合計8か所あります。 行先によって乗車する停留所は違います。
A乗場 : 青 / B乗場 : 緑 / C乗場 : 赤 / D乗場 : 紫 / E乗場 : 橙 / F乗場 : 茶 / G乗場 : 黄 / H乗場 : 黒 |
四条烏丸 ( 地下鉄四条駅 ) から
四条烏丸バス停は, A~Gの合計7か所あります。 行先によって乗車する停留所は違います。
A乗場 : 青 / B乗場 : 緑 / C乗場 : 赤 / D乗場 : 紫 / E乗場 : 橙 / F乗場 : 茶 / G乗場 : 黄 |
※ 京都市バスの掲載内容は, 京都市バス時刻表でご確認ください。 万が一, 間違っていたとしても, 責任は負いかねます。 予めご了承ください。
地下鉄
JR京都駅から
JR京都駅下車後, 地下鉄 「 京都駅 」から [ 国際会館 行き ] に乗車
↓
「 烏丸御池駅 」で地下鉄東西線に乗換, [ 六地蔵 行き ] か [ 浜大津 行き ] に乗車
↓
『 蹴上駅 』下車, 1番出入口から徒歩約9分で清流亭の桜。
蹴上駅から歩いてきて, 石川五右衛門が「 絶景かな, 絶景かな ! 」と言った有名な南禅寺の三門が右手に見えてきたら, 南禅寺へ向かわずに, そのまま三門を右手に見ながら約60m行くと, 下の写真のように道が二つに分岐。
境内沿いに右に折れる道と直進の細い道。 右へ行くと永観堂 → 哲学の道。 真っ直ぐ行くと「 清流亭 桜 」。 ただ, ほとんどの人が哲学の道方面へ行くので, 真っ直ぐ行く人はごく少数。
この三叉路から見える先が屋敷群だから, 先に何も無いと思ってしまいます。 真っ直ぐ行くと一旦左に曲がってすぐに右折。 この曲がりくねりが 「 清流亭 」 を隠しています。
このお城の天守へ向かうような 「 曲がりくねり 」 を過ぎると「 清流亭 」の紅枝垂れ桜が見えてきます。
近くの観光スポット
南禅寺
清流亭から徒歩約2分にあるのが, 「 南禅寺 」。
石川五右衛門も登ったとされる三門の周りで桜が楽しめます。
三門の南東にあるのが 「 水道橋 」。 赤レンガのアーチが美しい橋。 上には琵琶湖疏水が流れ, 現在は上水道として利用中。 南禅寺のひっそりと静かな雰囲気に溶け込む美術品を思わせます。 もちろん, 拝観料を払ってお寺の中を見学できるけど, 無料でも十分桜が楽しめるのが南禅寺。
永観堂
清流亭から徒歩約5分にあるのが, 「 永観堂 」。
放生池と茶店の周辺に圧倒的な紅葉が広がります。 さすが, 京都で指折りの紅葉スポット, 「 もみじの永観堂 」です。 境内の外からも溢れんばかりの紅葉が楽しめます ! だから, 人混みが嫌いな人は, 塀越しに見える紅葉でも十分満足できるかも (笑)
清流亭 桜 2022 まとめ
2年ぶりに観た清流亭の桜は, 少し花つきが良くなかったみたい。 2018年の台風21号の後から順調に回復しているのかと思ったけど, まだまだなのかなー。
とはいえ, やっぱり清流亭の桜は, 華やかで美しい。 そして上品。 来て良かった (^^)
京都 桜モデルコース
京都 桜スポット
近くの桜スポット
岡崎疎水沿いの桜
琵琶湖疎水沿いに桜並木が続いています。 水辺の美しい桜が楽しめるスポット。
京都国立近代美術館 ~ 動物園西端までは疎水沿いに遊歩道もあり, 桜を見ながら散策できます。 見終わった後は, 平安神宮や, 美術館巡り, 動物園へ。 沢山選択肢があります。
岡崎疎水沿いの桜 ( 清流亭から徒歩約5分 )
哲学の道
若王子橋から銀閣寺橋の2km以上にわたり, 琵琶湖疎水の分線沿いに遊歩道が整備され沢山の桜が植えられています。 大正時代, 哲学者の西田幾多郎 ( きたろう ) が好んで散策したことから, 「 哲学の道 」と呼ばれるように。
哲学の道 ( 清流亭から徒歩約8分 )
平安神宮
清流亭から徒歩約13分にあるのが, 「 平安神宮 」。
本当に美しい ! ! ! !
特に入ってすぐの南神苑は “桜だらけ” 。 八重紅枝垂桜の数と美しさに圧倒されました !! そして, 東神苑。 泰平閣 ( 橋殿 ) から見る尚美館 ( 貴賓館 ) の景色は、まさに “一幅の絵画” 。
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