「 京都 初詣 」
年の初めのイベントといえば初詣。毎年多くの人で賑わいます。
今回は2024年の京都での初詣におすすめする人気の神社仏閣をピックアップしました。
伏見稲荷大社
近畿地方の初詣で一番人出が多いのが「伏見稲荷大社」。全国に約3万社あるといわれる稲荷神社の総本社。
稲荷山の麓に本殿があり、稲荷山全体を神域としています。
近年は「千本鳥居」が有名になり1年を通して外国人旅行者にも大人気の神社。
元々、稲荷神は五穀豊穣の神様。
ただ、中世から近世にかけて、商売繁昌・産業興隆・家内安全・交通安全・芸能上達の守護神としても信仰されるようになりました。
宿泊して伏見稲荷大社の初詣に行くなら下記も参考にしてみてください。
八坂神社
京都で “神社” といえば, 真っ先に思い浮かぶのが, 「八坂神社」 かも。
八坂神社は京阪や阪急の駅からも近く、四条河原町からも徒歩圏内とアクセスが良い。毎年、初詣はたくさんの人出で賑わいます。
京都の大晦日の風物詩「おけら詣り」から初詣のパターンもあり。
八坂神社の祭神は 「 素戔嗚尊 ( すさのおのみこと ) 」。
ご利益は, 病気平癒・家内安全・試験合格・良縁成就・商売繁昌など。
平安神宮
平安神宮は境内がとにかくめっちゃ広い ! !
その広大な境内の中に大極殿を中心として, 左右に蒼龍楼・白虎楼が配置されています。
平安神宮は明治28年 ( 1895 ) 4月1日に平安遷都1100年を記念して創建。
祭神は、※1桓武天皇と※2孝明天皇。
※1 第50代天皇で, 奈良の平城京から長岡京を経て, 平安京へ遷都を実行。
※2 第121代天皇で, 幕末の変動期に在位。
平安神宮の大極殿は、平安京の大内裏の大極殿を再現 ( 5/8の規模 ) しています。
近くまで行くとかなりデカい。
初詣にふさわしい壮大な神社です。
清水寺
言わずと知れた世界文化遺産の「清水寺」。 東山の山腹に佇んでいます。
清水寺は, とっても古いお寺。
平安京遷都以前の778年に創建されました。
清水寺の本尊は, 「 十一面千手観世音菩薩 ( じゅういちめんせんじゅかんのんぞう ) 」。
ご本尊だけではなく、清水寺で一緒にお参りしておきたいのが本堂の片隅にある「 出世大黒天 」。
出世のご利益があるといわれています。
なぜかというと, 最初は清水寺の参詣道入口の片隅にあった普通の大黒さまが, 移転の度に清水寺の中心部の方へ。
ついには本堂へと登りつめたことから, “出世” 大黒天と呼ばれるようになりました。
あやかりたいですね。
初詣は神社へお詣りに行く人が多いと思うけど、お寺でもOKです。
北野天満宮
“天神さん” の愛称で知られている京都市上京区にある学問の神様 菅原道真を祀る神社。
日本中に約12000社ある菅原道真を祀る天満宮の総本社です。
地元では『 北野さん 』と呼ばれ, 親しまれています。
初詣は受験シーズンの前にあるから、受験生やそのご家族は初詣と一緒に「合格祈願」をしておくといいのではないでしょうか。
合わせて、北野天満宮の七不思議で「落ちない大黒様」がおられるので、初詣と一緒にお詣りしておくことをオススメします (^^)
ちなみに、菅原道真は学問の神様ではありませんでした。
上賀茂神社
鴨川を上流へ向かうと出町柳辺りで2つの川に分かれます。一方の賀茂川をさかのぼるとあるのがユネスコ世界遺産「上賀茂神社」。
正式名称は賀茂別雷神社 ( かもわけいかづちじんじゃ ) 。 京都三大祭の一つ葵祭 ( 賀茂祭 ) で有名です。
上賀茂神社の祭神は賀茂別雷大神 ( かもわけいかづちのおおかみ ) 。
ご利益は、必勝・開運・厄除方除・八方除・災難除・雷除・電器産業守護。
ちなみに、二の鳥居をくぐり、正面にある細殿のまえにある「立砂 ( たてずな ) 」は玄関先などに盛られる盛塩の起源といわれています。
下鴨神社
京都の北から流れてくる賀茂川と高野川が合流して1本の鴨川になるところが鴨川デルタ。
そのすぐ北にあるのがユネスコ世界遺産「下鴨神社」。正式には賀茂御祖神社 ( かもみおやじんじゃ ) といいます。
賀茂別雷(かもわけいかづち)神社 ( 上賀茂神社 ) の祭神である賀茂別雷神 ( かもわけいかづちのかみ ) の母親の賀茂玉依比売命 ( かもたまよりひめみこと ) と, その父親である賀茂建角身命 ( かもたけつぬみのみこと ) を祀っています。
ご利益は、勝利の神、方除、厄除け、入学、就職の試験などの合格、交通、旅行、操業の安全、縁結び、子宝、安産、子育等。
平安京遷都以降は国家を護る神社として朝廷から崇拝されていました。
石清水八幡宮
天下分け目の天王山の合戦があったところ、ちょうど桂川 ・ 宇治川 ・ 木津川が並んで流れる辺りの南あるのが「 男山 」。
その男山の山上にあるのが「石清水八幡宮」。
平安京の南西 裏鬼門に位置し, 平安京の守護を司っていた歴史ある神社。
石清水八幡宮の祭神は、応神天皇(おうじんてんのう)・比咩大神(ひめおおかみ)・神功皇后(じんぐうこうごう) 。
ご利益は、必勝祈願・国家鎮護・交通安全・安産・病気平癒。
特に、応神天皇は「八幡さま」とよばれ、勝利・必勝祈願の神様として武家からの信仰が篤く、鎌倉・室町・江戸と武家の政権が続く間に八幡信仰が日本中へ広がっていきいました。
ちなみに、鎌倉幕府初代将軍の源頼朝は石清水八幡宮から分霊して, 鎌倉の鶴岡八幡宮を創建しました。
鞍馬寺
本殿金堂
奈良の唐招提寺を開いた鑑真和上(がんじんわじょう) の高弟 鑑禎(がんちょう)上人が宝亀元年(770)に、鞍を背負った白馬の導きでこの場所に来て、毘沙門天を祀ったのが始まりとされています。
本尊は、毘沙門天王・千手観世音菩薩・護法魔王尊の三身一体。
初詣は神社へお詣りに行く人が多いと思うけど、お寺でもOKです。
鞍馬寺の初詣と一緒に必ずやってもらいたいことが。
本殿金堂の前にある△マーク。
これは「金剛床」といって、鞍馬寺もある鞍馬山周辺で一番「氣」の集まるパワースポット。
京都屈指のパワースポット。
初詣と一緒にパワーももらって1年を過ごしましょう!!
鞍馬寺で初詣&パワーを貰った後で、奥の院参道を通って貴船神社へ初詣に行くのもオススメ。
京都 初詣 まとめ
いかがでしたか。京都でおすすめの初詣の神社仏閣。
ご利益等も違うから、初詣に行くときに気になることを叶えてくれる神社仏閣へお詣りに行っても良いですね。
ちなみに、初詣は2つ以上の神社仏閣へ行っても、神社とお寺をかけもちしても問題ありません。
【京都 十二支の神社】
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