京都で12月も楽しめる遅めの紅葉スポット5選
年によって前後はあるけど、京都の紅葉シーズンは例年だと11月中旬から12月上旬位。
2025年は若干見頃が遅かったから、何とか12月上旬まで楽しめそうな紅葉スポットもある。
ただ、12月は楽しめるといっても、ほとんど見頃の最盛期は過ぎている場合が多いのも事実。
ということで、今回は京都で12月も楽しめる紅葉スポットを案内します。
真如堂
京都で12月にも楽しめる紅葉スポットで一番のおすすめは「真如堂」。

真如堂は京都の紅葉スポットでも、5本の指に入ると思っています。
真如堂は、境内の中に見頃時期の違う紅葉ポイントがある京都でも珍しいお寺。
12月に楽しめるのは、総門、鐘楼辺り、参道北・南側や本堂裏の敷き紅葉。
総門


真如堂の総門前にあるカエデは、紅葉シーズンの一番最後に色づいてきます。
そして、真紅の装いに。
上の画像でもまだ枝の根元辺りはまだ色づいていない。
年によっては、これからまだ赤くなっていきます。


最終形態は上のような真紅。
鐘楼辺り


鐘楼辺りの紅葉も、真如堂の最終版で色づいてきます。
鐘楼が赤く煙るような紅葉に。
本堂裏の敷き紅葉


12月の真如堂で一番のおすすめは敷き紅葉。
本堂裏の紅葉も色づきが遅くて12月にも楽しめる可能性あり。
そして、その紅葉が散った後に楽しめるのが「本堂裏の敷き紅葉」。
本堂裏の紅葉は生垣の中に植えられているカエデが多いから、落ち葉が風に飛ばされにくく観光客にも乱されないから、なだらかに優しく地面を覆います。
参道の南&北側の敷き紅葉


参道の南側は三重塔横の銀杏の落ち葉もあるから、赤と黄色のグラデーションが綺麗な敷き紅葉が楽しめます。


参道の北側は黄色が多めの敷き紅葉が楽しめる。


御所 母と子の森
御所の北東辺り、京都迎賓館の北にあるのが「母と子の森」。
京都の紅葉シーズンの中盤から終盤にかけて紅葉が楽しめます。



実際2025年12月1日に母と子の森へ行ってきたけど、あと5~7日位楽しめそうな感じ。


2025年12月1日撮影



ゆったり落ち着いて京都の紅葉を楽しむことができます。


祇王寺


嵯峨野の奥にひっそりと佇むのが「祇王寺」。
こじんまりとしたお寺で、敷き紅葉が美しい事で知られています。
境内のカエデの落ち葉が敷き積もる光景は本当に美しい。


糺の森 (ただすのもり)


京都の紅葉シーズン最終盤で見頃になるのが「糺の森」。



12月上旬~中旬に見頃。
糺の森には下鴨神社へと続く参道も通っています。
参道の幅も広く、紅葉見物の観光客で混んでいたとしても、圧迫感なく紅葉が楽しめる。
糺の森は縄文時代から続く森で、広さは三万六千坪。
実相院 床もみじ
実相院には主に3つの紅葉の見どころがあって、その中で一番最後に見頃を迎えるのが「床もみじ」。
実相院でも一番陽当たりの悪いところにあるカエデだから色づくのが遅い。



磨きこんだ床に映りこむ紅葉がめっちゃ美しい。
室内の撮影は禁止されているから、ホームページで「床もみじ」をどうぞ。
通常11月だけど、実相院のあと2つの見どころは「山水庭園」と石庭「こころのお庭」。



どちらも美しい紅葉が観られます。


京都で12月も楽しめる紅葉スポット まとめ
どうでしたか。京都で12月も楽しめる紅葉スポット。
11月中に京都の紅葉スポットへ行けなかった人や2025年の紅葉が名残惜しい人、まだまだ京都の紅葉を楽しみたい!という人は参考にしてみてください。
京都で12月にも楽しめる紅葉スポットのメリットは、ノーマークなところ。
京都の11月の紅葉シーズン真っただ中のような混雑とは無縁。



ゆったり落ち着いて楽しめます。
※年によって見頃時期は変わる場合あり
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