【2025年最新版】鞍馬寺の紅葉見頃/過去8年の実際の訪問データから予想。見どころ、混雑&混雑回避、アクセス、周辺観光スポットも案内
京都市の北部の鞍馬山にあるのが鞍馬寺。
遮那王こと源義経が過ごしたことでも知られています。
その鞍馬寺の紅葉の見頃を過去の8年の実際に訪問した時のデータを基にして予想しました。
合わせて、鞍馬寺の紅葉の見どころ、混雑&混雑回避、詳しいアクセス、周辺観光スポットも案内します。

鞍馬寺 紅葉の見頃予想
過去8年間の訪問では鞍馬寺の紅葉の見ごろは「11月20日の前後数日間」。
※2024年は11月中旬まで気温が高かったから例年より遅めの色づきで判断が難しかった。11月29日に訪問したけど、見頃は過ぎていた。11/25位が見頃だったと思う。
2024年11月29日 | 鞍馬寺 | 見頃を過ぎていた |
2023年11月20日 | 鞍馬寺 | 見頃 |
2022年11月22日 | 鞍馬寺 | 見頃 |
2021年11月17日 | 鞍馬寺 | 若干早いが, ほぼ見頃 |
2020年11月17日 | 鞍馬寺 | 若干早いが, ほぼ見頃 |
2019年11月21日 | 鞍馬寺 | 見頃 |
2018年11月20日 | 鞍馬寺 | 見頃(台風21号の影響大) |
2017年11月16日 | 鞍馬寺 | 見頃を少し過ぎていた |
※必ず予想が当たるわけではありません。
京都旅行で鞍馬寺で紅葉の見ごろを楽しみたいのなら、11月20日辺りに宿の予約を取りましょう。


ちなみに、鞍馬寺の紅葉を楽しんで、もし余裕があれば「大原」へも足を延ばしてみましょう。
叡山電鉄「鞍馬駅」のひとつ隣の駅の「貴船口駅」下車徒歩約2分の京都バス「貴船口」バス停から大原行のバスが出ています。

鞍馬と大原は離れているようで意外と近いんです。京都バスを使うと鞍馬・貴船⇒大原が効率よく廻れます。


鞍馬寺 紅葉の見どころ
本殿金堂前の階段辺り


鞍馬寺の本殿金堂まであと少しという辺りで、美しい紅葉が楽しめます。
鞍馬寺 紅葉のハイライト。


本殿金堂まであと少しのところにある階段辺り。 覆いかぶさるような紅葉。


仁王門から登ってきた疲れも吹き飛ぶような紅葉が観られます。
本殿金堂の境内からの眺め


天気が良いと、もろに逆光になるから全体を映すことはできない。下記を見てください。
本殿金堂辺りからの眺め (YouTube)は2018年曇りの時に撮影したもの。
鞍馬寺 紅葉の混雑
鞍馬寺の紅葉が見頃の時は平日でも混雑します。



平日でも10時以降は混雑してくる。
鞍馬寺の仁王門をくぐって徒歩約1分のところから出ているケーブルカー(始発:8:40)が動き出すと、徐々に混雑してきます。
鞍馬寺 紅葉の混雑回避
とにかく朝早く行くこと。これに尽きます。
但し、あまり早く着きすぎると、暗すぎて写真がうまく撮れない。



私は叡山電鉄「鞍馬駅」に7時過ぎに着くようにしています。
ちょうど、本殿金堂下の紅葉ポイントに着くころに、紅葉が朝日が照らされる位の時間になるから。
本殿金堂に平日8時位に着けば、ガラガラ状態で鞍馬寺の紅葉を楽しめます。
鞍馬寺について
奈良の唐招提寺を開いた鑑真和上(がんじんわじょう)の高弟 鑑禎(がんちょう)上人が宝亀元年(770)に、鞍を背負った白馬の導きでこの場所に来て、毘沙門天を祀ったのが始まりとされています。
延暦十五年(798)には、藤原伊勢人(いせんと)が平安京鎮護の道場として伽藍を造営して以降、人々の信仰を集めてきました。
現在は、鞍馬弘教の総本山で※尊天を本尊としています。
※ 毘沙門天王・千手観世音菩薩・ 護法魔王尊の三身一体の本尊
鞍馬寺 アクセス
叡山電鉄「鞍馬駅」から鞍馬寺の仁王門まではすぐ。本殿金堂までは徒歩約30分。
詳しいアクセスを見る
大阪方面から
京阪+叡山電鉄
京阪「淀屋橋駅」・「北浜駅」・「天満橋駅」・「京橋駅」で特急[出町柳 行き] に乗車
⇒終点の「出町柳駅」下車後、叡山電鉄に乗換(出町柳駅が始発)
⇒[鞍馬行]に乗車で終点「鞍馬駅」下車、本殿金堂までは徒歩約30分
JR+京阪+叡山電鉄
JR「大阪駅」で新快速[京都方面 行き] に乗車
⇒「京都駅」下車後、JR奈良線に乗車(JR京都駅が始発)
⇒ひと駅目の「東福寺駅」下車後、京阪本線に乗換、 [出町柳 行き] に乗車
⇒終点の「出町柳駅」下車後、叡山電鉄に乗換(出町柳駅が始発)
[鞍馬行]に乗車で終点「鞍馬駅」下車、本殿金堂までは徒歩約30分
阪急+京阪+叡山電鉄
阪急「大阪梅田駅」で特急[京都河原町 行き] に乗車
⇒終点の「京都河原町駅」下車後、1A・1B出入口から徒歩約2分の京阪へ
⇒京阪「祇園四条駅」で[出町柳 行き] に乗車
⇒終点の「出町柳駅」下車後、叡山電鉄に乗換(出町柳駅が始発)
[鞍馬行]に乗車で終点「鞍馬駅」下車、本殿金堂までは徒歩約30分
四条河原町 (京阪「祇園四条駅」) から
京阪+叡山電鉄
京阪「祇園四条駅」で[出町柳 行き] に乗車
⇒終点の「出町柳駅」下車後、叡山電鉄に乗換(出町柳駅が始発)
[鞍馬行]に乗車で終点「鞍馬駅」下車、本殿金堂までは徒歩約30分
JR京都駅から貴船神社への一例
JR+京阪+叡山電鉄
「JR京都駅」で、JR奈良線に乗車(JR京都駅が始発)
⇒ひと駅目の「東福寺駅」下車後、京阪本線に乗換、 [出町柳 行き] に乗車
⇒終点の「出町柳駅」下車後、叡山電鉄に乗換(出町柳駅が始発)
[鞍馬行]に乗車で終点「鞍馬駅」下車、本殿金堂までは徒歩約30分
その他の行き方は、鞍馬寺Web参照
鞍馬寺 周辺の観光スポット
金剛床 京都屈指のパワースポット


本殿金堂の前にあるのが「金剛床」。
本殿金堂前にある△マークが「金剛床」。鞍馬山で一番氣が集まる場所といわれています。
毎年、鞍馬寺の紅葉を観に来るのは、本殿金堂前にある「金剛床」で鞍馬山のパワーを頂くのも目的のひとつ。
この△マークの上に立って鞍馬山の氣をいただいて帰る。





こんな感じで、みんなパワーを貰っています(^^)
奥の院参道
本殿金堂の境内の西にあるのが「奥の院参道」入口。
奥の院は、遮那王こと源義経も修行したとされる場所。
源義経所縁のスポットやいかにも天狗でも出てきそうな「木の根の道」、魔王殿等があります。


貴船神社



奥の院参道入口から約45分で「貴船神社」。
貴船神社のある貴船(きふね)は古来「氣生根」と書かれ、氣が生じる根源の地と考えられていていました。
氣が生じるところのため、 運氣が上がる『運氣龍昇』のご利益が期待できます。
また、平安時代の歌人 和泉式部が夫の心が他の女性に移ったことを思い悩んでいるときに、貴船神社に参拝し復縁を願ったところ叶えられました。
それ以来「縁結びの神様」としても崇められるようになりました。他にも所願成就のご利益があります。


由岐神社
鞍馬寺の仁王門からは徒歩約5分にあるのが「由岐神社」。
鳥居の先にそびえ立つ3本の杉が神聖な雰囲気を醸し出している。
火難除・子授安産・縁結び・病気平癒・厄除開運にご利益があるといわれています。
天慶三年(940)に天下泰平・万民守護・京都の都の北方の鎮めとして、朱雀天皇によって京都御所に祀られていた由岐大明神が今の由岐神社の場所に祀られました。


鞍馬の火祭
由岐大明神を御所から鞍馬へ遷すときの行列は松明が炊かれ、その行列が1キロにも及んだそう。その荘厳でゆかしい様子を後世に伝え残したいと、鞍馬の住民が始めたのが「鞍馬の火祭」の起源です。
毎年、10月22日に執り行われます。
叡山電鉄 紅葉のトンネル
鞍馬寺の最寄り駅「鞍馬駅」へ行くまでの叡山電鉄の市原駅と二ノ瀬駅と間に横たわるのが「紅葉のトンネル (YouTube)」。
叡山電車が紅葉の濃いエリアを通っています。



この間では電車も速度を落としてゆっくり進んでくれる。
※上の動画は鞍馬駅から出町柳駅へ帰るときに撮影したもの。「鞍馬駅」へ行くときは逆になります。
【2025年最新】鞍馬寺の紅葉見頃 まとめ
過去8年間の訪問データを元にした鞍馬寺の紅葉見ごろの予想日は「11月20日の前後数日間」。



2024年は11月中旬まで気温が高かったから例年より遅めの色づきで判断が難しかった。11月29日に訪問したけど、見頃は過ぎていた。「11/25位」が見頃だったと思う。
2025年も猛暑だったから、11月の気温によっては色づきは例年より遅くなるかも。
※必ず予想が当たるわけではありません。
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