【常寂光寺 紅葉2025】見どころ、混雑&混雑回避、見頃、アクセス、周辺観光などを案内します
「 常寂光寺 紅葉 2025 」
嵯峨野の小倉山の麓に佇むのが「常寂光寺」。 紅葉の名所として知られています。

個人的には京都で5本の指に入ると思っています。
常寂光寺 紅葉 見どころ
嵐山・嵯峨野の紅葉スポットでは個人的に一番だと思っているのが「常寂光寺」。



見頃に訪れることができた。
仁王門辺りの紅葉


2025年11月27日撮影
仁王門から鐘楼付近の紅葉 (YouTube)



常寂光寺の紅葉ハイライトは入ってすぐに訪れる。


この仁王門と溢れんばかりの紅葉とのコラボが、めちゃめちゃ美しい。





毎年、この風景を見るために常寂光寺に訪れています。
仁王門をくぐった先の階段辺りの紅葉


仁王門をくぐると現れる紅葉の大歓迎!!
・仁王門をくぐった先の階段から鐘楼辺りの紅葉(2025年11月27日撮影)
・人がいないときに撮影できた奇跡的な階段辺りの紅葉(2023年)



真紅だけじゃなくて黄色に色づく楓があるところがここの紅葉の特徴。
黄色と赤の花火が爆発したみたいに圧倒的な眺めを見せてくれる。
自然が作り出す紅葉のグラデーションが、めちゃくちゃ綺麗!!
階段上からの見返りの紅葉


階段上からの「見返りの紅葉」もめちゃくちゃ綺麗。



赤と黄色をパレットにぶちまけて、常寂光寺へ持ってきたみたい。
複雑な色のグラデーションと光の干渉がこの上なく美しい。



ここまでの紅葉で、常寂光寺の訪問はほぼ満足状態(笑)
鐘楼周辺の紅葉


でも、まだまだ忘れては行けないところが鐘楼周り。
階段を登りきって右へ行くと、すぐに鐘楼。



ここの紅葉も綺麗。
光を浴びて輝くような風景を見せてくれます。
紅葉周りでもう一つのオススメが、鐘楼下からの眺め。


鐘楼越しの圧倒的な紅葉(YouTube)



鐘楼が赤と黄色の紅葉に囲まれて、めっちゃ嬉しそう。



絶対にチェックして下さい。
本堂裏の紅葉
見落としがちだけど、落ち着いた紅葉の景色を見せてくれるのが本堂裏のお庭。



わび・さびを感じさせてくれる自然な庭です。



本堂の縁側に座ってずっと眺めていたい。
光の加減で上手く撮れなかったけど、落ち葉が池に浮かぶ景色はホントに美しい。


2019年11月撮影
多宝塔


本堂横から少し登っていくと「多宝塔」。



ここからの嵯峨野の景色もオススメ。
常寂光寺 紅葉 混雑&混雑回避
常寂光寺の紅葉が見頃の時は平日でも混雑します。
そして、常寂光寺の拝観開始は9:00。清水寺のように6:00拝観開始や早朝拝観があるわけではない。



だから、残念ながら常寂光寺の混雑を避ける方法はなし。



ただ、午後よりは10時位までの拝観の方が混雑はマシ。
仁王門に人を入れずに撮影したい人は、早めに行って並んでおく必要あり。
ただし、最初の1、2分位。後は入ってくる人波でシャッターチャンスが訪れる可能性は低い。
常寂光寺 紅葉 見頃
8年間の常寂光寺の訪問日データから判断すると、例年の見頃は11月25日前後。
ただし2024年の常寂光寺の見頃は、10月・11月上旬までの気温が高かったから、例年より10日位(2024年12月4日訪問で見頃)遅くなった。



2025年は例年通りだから、2024年は例外的。


常寂光寺について
常寂光寺は日蓮宗のお寺。
慶長元年(1596)に、本圀寺の十六世住職の日禛(にっしん)上人が創建。
常寂光寺があるのはあの人のおかげ ? !
文禄4年(1595年)に豊臣秀吉が祖父母の供養のため、方広寺で※千僧供養を執り行うとして京都のほとんどの宗教に出仕が要請されました。
※千人の僧を招いて、食事を供し法要を行うこと。大きな功徳があるといわれています。
ただ、日蓮宗では千僧供養に出仕するのかしないのかで意見が割れてしまうことに。
日蓮宗を信仰しない者から施しを受けたり、逆に他の宗教の者に仏法を伝えたりしない不受不施(ふじゅふせ)の教義のため。
時の権力者の求めに応じて出仕するべきだとする者と、権力者からの求めとはいえ教義を曲げてはならないという者、 意見は真っ二つにに分かれました。
常寂光寺を創建した日禛上人は、後者の「教義を曲げない」派。
あくまでも、開祖日蓮の教義を守るべきであるとの立場を貫き、隠棲してしまうことに。
そして、その地に選んだのが小倉山。現在の常寂光寺の地でした。
常寂光寺 名前の由来
日禛上人は、隠棲した小倉山の地が上品で奥ゆかしく、もの静かで趣があり、ひっそりと落ち着いている。
そして、あたかも仏が住むような清らかな場所。
ということからこの地を「常寂光土」と感じたようです。
そのことから「常寂光寺」と名付けられました。
常寂光寺 アクセス
・市バス「嵯峨小学校前」バス停下車徒歩約9分
・市バス「嵯峨釈迦堂前」バス停下車徒歩約12分
・嵐電「嵐山駅」から徒歩約15分
・JR「嵯峨嵐山駅」から徒歩約20分
・阪急「嵐山駅」から徒歩約25分
詳しいアクセスをみる
大阪方面から
JR+市バス
JR「大阪駅」で新快速[京都方面 行き] に乗車
⇒「京都駅」下車後、京都駅前バスターミナル(京都タワー側)へ
| C6乗場 | 28号系統 嵐山・大覚寺 行き |
|---|---|
| 下車 | 「嵯峨小学校前」バス停下車徒歩約9分 |
JR
JR「大阪駅」で新快速[京都方面 行き] に乗車
⇒「京都駅」下車後、JR嵯峨野線に乗換(JR京都駅が始発)
⇒「嵯峨嵐山駅」下車、北口から徒歩約20分
阪急
阪急「大阪梅田駅」で特急[京都河原町 行き] に乗車
⇒「桂駅」で嵐山線に乗換、「嵐山駅」下車、徒歩約25分
京阪+市バス
京阪「淀屋橋駅」・「北浜駅」・「天満橋駅」・「京橋駅」で特急[出町柳 行き] に乗車
⇒「三条駅」下車後、三条京阪前バス停へ
乗場は三条京阪前バス停(GoogleMAP)を参照してください。
| E乗場(黄) | 11号系統 嵐山・嵯峨・山越行き 行き |
|---|---|
| 下車 | 「嵯峨小学校前」バス停下車徒歩約9分 |
京阪+阪急+嵐電
京阪「淀屋橋駅」・「北浜駅」・「天満橋駅」・「京橋駅」で特急[出町柳 行き] に乗車
⇒京阪「祇園四条駅」下車後、3,4番出入口から徒歩約2分の阪急「京都河原町駅」へ
阪急「京都河原町駅」で[大阪梅田 行き]の各駅停車か準急に乗車
⇒「大宮駅」下車、2B出入口から徒歩約1分の嵐電「四条大宮駅」へ
⇒[嵐山 行き] に乗車、終点の「嵐山駅」下車徒歩約15分
京阪+阪急+市バス
京阪「淀屋橋駅」・「北浜駅」・「天満橋駅」・「京橋駅」で特急[出町柳 行き] に乗車
⇒京阪「祇園四条駅」下車後、3,4番出入口から徒歩約2分の阪急「京都河原町駅」へ
⇒[大阪梅田 行き] に乗車、「烏丸駅」下車後、四条烏丸バス停へ
乗場は四条烏丸バス停(GoogleMAP)を参照してください。
| E乗場(橙) | 91号系統 太秦映画村 大覚寺 行き |
|---|---|
| 下車 | 「嵯峨釈迦堂前」バス停下車徒歩約12分 |
京阪+阪急
京阪「淀屋橋駅」・「北浜駅」・「天満橋駅」・「京橋駅」で特急[出町柳 行き] に乗車
⇒京阪「祇園四条駅」下車後、3,4番出入口から徒歩約2分の阪急「京都河原町駅」へ
阪急「京都河原町駅」で特急[大阪梅田 行き] に乗車
⇒「桂駅」で嵐山線に乗換、「嵐山駅」下車、徒歩約25分
京都駅から
市バス
JR京都駅の中央口 ( 京都タワー側 ) の前にあるのが京都駅前バスターミナル
| C6乗場 | 28号系統 嵐山・大覚寺 行き |
|---|---|
| 下車 | 「嵯峨小学校前」バス停下車徒歩約9分 |
JR
JR京都駅で嵯峨野線に乗車(JR京都駅が始発)
⇒「嵯峨嵐山駅」下車、北口から徒歩約20分
四条河原町から
阪急+嵐電
阪急「京都河原町駅」で[大阪梅田 行き]の各駅停車か準急に乗車
⇒「大宮駅」下車、2B出入口から徒歩約1分の嵐電「四条大宮駅」へ
⇒[嵐山 行き] に乗車、終点の「嵐山駅」下車徒歩約15分
市バス
阪急「京都河原町駅」で[大阪梅田 行き] に乗車「烏丸駅」下車後、四条烏丸バス停へ
乗場は四条烏丸バス停(GoogleMAP)を参照してください。
| E乗場(橙) | 91号系統 太秦映画村 大覚寺 行き |
|---|---|
| 下車 | 「嵯峨釈迦堂前」バス停下車徒歩約12分 |
※京都市バスの掲載内容は経年と共に変更される可能性もあるので、京都市バス時刻表で確認してください。万が一、間違っていたとしても責任は負いかねます。予めご了承ください。
阪急
阪急「京都河原町駅」で特急[大阪梅田 行き] に乗車
⇒「桂駅」で嵐山線に乗換、「嵐山駅」下車、徒歩約25分
常寂光寺 近くの紅葉スポット
近くの紅葉スポット
二尊院
常寂光寺から徒歩約5分にあるのが「二尊院」。
総門くぐり、すぐの紅葉の馬場。参道に覆うような紅葉のトンネル。二尊院で一番印象深い勅使門の紅葉。本堂前から勅使門越しに見える紅葉はまさに門を額縁にした絵画のよう。
宝筐院
常寂光寺から徒歩約10分にあるのが「宝筐院」。
臨済宗のお寺。平安時代に白河天皇のよって創建され、当時は善入寺といいました。
境内に入ってすぐに訪れる光景は美しいの一言。宝筐院でしか感じることができない体験です。
清凉寺
常寂光寺から徒歩約10分にあるのが「清凉寺」。
清凉寺は嵯峨野・嵐山周辺で無料で紅葉を楽しめる数少ないお寺。(弁天堂拝観は有料)広い寺域内の所々に楓があります。




常寂光寺 近くの観光スポット
近くの観光スポット
竹林の小径
「竹林の小径」 があるのが嵯峨野と呼ばれるエリア。平安時代初期、嵯峨天皇が離宮 嵯峨院を造ったことでも知られていいます。
真っ直ぐに伸びてゆく竹の先に青空がわずかに覗く様は清々しいの一言。
小径の両側にある茶色の竹の枝を束ねた「竹穂垣(たけほがき)」が、ずーと続いていく景色も雰囲気がいい。竹の緑をさらに引き立てています。
野宮神社(ののみやじんじゃ)
常寂光寺から徒歩約8分にあるのが「野宮神社」。縁結びや子宝安産にご利益があります。
訪れるまでに、竹林に囲まれた小径を歩いていくので、雰囲気の良さもオススメ。




常寂光寺 紅葉訪問 2025 まとめ
2025年も見頃に訪れることができた。



相変わらず常寂光寺の紅葉は美しい。



本当に去りがたい紅葉。嵐山・嵯峨野エリアでは一番魅力的。
9時ちょうどに着いたけど早めに開門していた。
インバウンド8割、日本人2割といったところ。
中国人がいない分、西洋人が目立つ。
【常寂光寺アーカイブ】






【京都 神社仏閣 関連リンク】
| 所在地 | 京都市右京区嵯峨小倉山小倉町3 |
|---|---|
| 電話 | 075-861-0435 |
| 拝観時間 | 9:00~17:00(16:30最終受付) |
| 拝観料金 | 500円 常寂光寺ホームページ |
※ 拝観時間・拝観料等は変更されることがありますので、寺院に確認してください。 万が一、間違っていたとしても責任は負いかねます。予めご了承ください。




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